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パーソン・オブ・インタレストS5#12「実行」

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前話で、サマリタンを倒すためにケリー空軍基地からウィルスを盗み出したフィンチ。

巻き添えも甚大だというアイス・ナインを手に彼が向かった先は――。

 

 

注意12話のネタバレ感想です。ご注意ください。

 

 

フィンチの使命

アイス・ナインを拡散するため、フィンチはまずバーネットという男の家に侵入、

男が過去にロシアに売ったファイル拡散ソフト“セルテナ”を手に入れる。

その足でDCへ飛び、NATO代表のベルトラン氏のIDを拝借して、

フォート・ミードの国家安全保障局(NSA)本部に潜入。

 

それらの行動を淡々と進めるあいだ、フィンチは常にマシンと会話。

ウィルスを拡散させてマシンを消滅させることにいまだ躊躇のあるフィンチに対し、

マシンは、もし自分が存在しなかったら?というシュミレーションを見せることに。

 

マシンのない世界

フィンチはネイサン・イングラムとの仕事で順調な成果を収めているが、

グレースと出会うこともなく、仕事だけの人生を送っている。

リースは恋人ジェシカのDV夫を叩きのめしたが、その心の闇に気づいたジェシカに捨てられ、

生きる目的を失ってイーストリバーで身元不明死体となる。

ショウはISAに雇われたまま、何の疑問も抱かず暗殺者を続けている。

ファスコはHRの汚職事件で警察をクビになり、弁護士のパシリをやっている。

カーターは昇進して警部補に。

 

フィンチはそれらのシュミレーションと現実を比較しながら、

ウィルス起動への決意を駆り立てようとする。

 

リースとショウに示された番号

マシンが2人に伝えたのはグリアの偽名フィリップ・ヘイズの番号だった。

ヘイズの肩書であるDCの“政府間行政局”へ向かったが、

そんな局は存在せずグリアの偽装であることがわかる。

そのとき電話が鳴り、マシンがフォートミードの経度と緯度を知らせてきた。

 

NSAの敵陣内へ

ベルトラン氏のIDでセキュリティを突破したフィンチは、目的のサーバー室へ侵入、

アイス・ナインをアップロードし、あとは音声パスワードを入力するだけという時、

マシンとの別れのときを惜しんでいる間に敵に捕まり、

グリアのいるサマリタン・オペレーションセンターに連行される。

 

 

いっぽう、フォートミードにたどり着いたリースとショウは、

マシンの手引きにより隣のリサイクル施設からNSA本部に忍び込み、

マシンの出した数字に従って保管庫にたどり着くと、

そこにはNSAを告発したスノーデンのモデムが。

これにより、マシンをNSA局内のネットワークとつなぐことができる。

 

 

グリアは、サマリタンはパートナーとしてマシンを欲しがっていると再び協力を求めるが、

フィンチは「マシンの制御権を渡すつもりはない」と拒否。

しかしその言葉で、マシンにはウィルス実行のパスワードが知らされていないと確信したサマリタンは、グリアと共にフィンチを窒息死させるため、部屋をロックし、

消火システムを作動させた。

サマリタンの未来を信じて絶命するグリア。

しかしリースたちがマシンとの通信を復活させてくれたことで、

フィンチは間一髪、部屋から逃げることができた。

 

実行のとき

リースとショウによりサマリタンの戦闘員が制圧され、

あとはフィンチが音声パスワードを入力するだけに。

いまだマシンのない世界がいいのか悪いのか分からないというフィンチに、

マシンは最後のシュミレーションを見せる。

そこはサマリタンに支配された世界。そしてルートはグリアの右腕となっていた。

 

決断をしたフィンチはサマリタンの人工知能と話す。

「君の創造物も殺すことになる」と言って実行を止めようとするサマリタンに、

「君の支配下では、人間の存続が危うい」

マシンの目的はただ一つ、人間を守り、救うこと」と言って

ウィルス実行のパスワード「Dashwood」を発した。

 

意外に賢かったファスコ!

以前ファスコが見つけたトンネル内の死体の山が発見され、

FBIのルルーが再び聴取にやってくる。

しかしルルーはサマリタンの暗殺者で、死体の山は彼の仕業だった。

事実に近づきつつあるファスコを消しにきたのだが、

事前に防弾ベストを着ていたファスコは形成逆転でルルーに銃を突きつける。

 

――――――

グリアがあそこで死ぬとは思わなかった!あっさりと。

サマリタンとマシンが共存共栄する未来のためなら、

自分の命など惜しくないってことなのね。

その使命感、凡人にはわかりかねるけど、

サマリタンの下した決断には喜んで従うってことだったんでしょうか。

 

もしもマシンが存在しなかったら?という世界のシュミレーションは面白かったです。

でも、フィンチの言うように、どっちも良し悪しですよねニヤリ

ネイサンとカーターは生きてるけど、

リースは死に、

ファスコはやさぐれ、

ショウとルートはサマリタン側。

 

2勝4敗な感じ?

つまりマシンの存在意義はあったということですよね。

なのに、抹殺する決断をしたフィンチはつらかったと思う。

 

最終回はマシンもサマリタンも無い世界になるのかな~?

いずれにしろ、もう死人は見たくないので、

なんとか穏便に終わらせてください。

 

 


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