サマリタンとの戦いがいよいよ佳境に……と思いきや、
今回はマシンからの番号が出てリースとショウはいつもの人助け。
と言っても、その対象者はなんとアメリカ大統領でした。
ネタバレ感想です。ご注意ください。
冒頭、ルートの埋葬された無縁墓地に立つリースとファスコ。
フィンチとショウの姿はなく、2人がルートを弔う会話をするシーン。
でも、マシンの声となって残ってるからか、ルートが死んだ気がしません。
フィンチは何やら目的があるようで、ひとり郊外に車を走らせます。
盗難車と疑われてパトカーに停められるも、
マシンがただちに警察のシステムをいじってフィンチの偽IDを作成。
マシンとなって生き返ったルートは、フィンチの最強のパートナーです。
リースとショウは慈善パーティで会場に仕掛けられた爆弾を見つけ、
未然に暗殺を防ぎ、その首謀者を突き止めます。
首謀者はショウがパーティで言葉を交わした上院議員夫人。
監視体制がどんなに危険か知らしめるために大統領暗殺を企てたのだそう。
先週のルート&ショウに続き、
久々にリース&ショウのアクションも見られてうれしかったけど、
これももう少しで見納めとなると思うと寂しいです。
さて今回のエピソード、対象者の大統領を救うという本筋の他に
個人的に面白かったな~と思うのは、
マシンがフィンチやリース以外のチームにも仕事をさせてたってこと。
その伏線として、リースは「何者かの視線を感じる」と何度かつぶやくのですが……
慈善パーティでリースが入場を断われたとき、
高級車に乗って颯爽と駆けつけたのはローガン・ピアース。
彼はS2#14「決別」でリースたちが救ったIT業界の天才で億万長者。
なんでこんなところに?とリースが尋ねると「新しい目的を追ってるのさ」と答える。
それがマシンからの指令だったとは!
演じるジミー・シンプソン、最近よく見かけます~ハウス・オブ・カードとかウエストワールドとか。
2人目は、テロリストたちからリースとショウを救ったジョーイ・ダンバー。
S1#3「償い」の対象者で、ドアマンをやりながら銀行強盗をしてた元兵士。
演じるジェームズ・カルピネロは、なんとルート役エイミー・アッカーの旦那さん!
今回はそれ繋がりのゲスト出演なのかな~?
そして最後の一人は、
シークレット・サービスに捕まったファスコをNSAの職員を装って助けたハーパー。
彼女はシーズン4に何度か出てるので記憶に新しいですね。
とにかく、この3人もまたマシンの仲間で、「一般人を巻きこむ犯罪を未然に防いでる」
って設定。
今回、彼らの元に示されたのは、ライリー刑事(リース)の番号だっただそうです。
リースたちが大統領を救い、
そのリースをマシンのチーム②が救ったってことなかなかシャレてます。
最後にローガンは、リースたちのチームに一人欠けてるだろう、と言って
フィンチの居場所の手がかりとなる写真を手渡します。
さて、肝心のサマリタンですが、
今回、国の危機にISA(政府の極秘組織)が動こうとしなかったということは、
米大統領はもはやサマリタンにとって無用の存在であるということらしい。
「サマリタンが世界を壊す気なら、とことん妨害してやる
それがルートの望み」と、
ショウは初めてルートへの鎮魂を口にします。
そしてそのころフィンチ(&ルートの声のマシン)はケリー空軍基地に忍び込み、
システムにアイス・ナインというウィルスを仕込む。
サマリタンを倒すにはこれしかない、という強力なウイルスだそうですが、
巻き添えも甚大なんだそうな。
さてさて、このアイス・ナインがサマリタンに一体全体どんな攻撃をしかけるのか!?
残すところあと2回。
ドキドキです。
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