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Channel: Saphiraの海外ドラマ中毒
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【hulu】タイラント-独裁国家-S2視聴終了~感想

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タイラントのシーズン2見終わりました。

あ~面白かったビックリマーク

 

前シーズンの記憶が薄れてたせいもあって最初の1、2話は

遅々として視聴が進まなかったんだけど、その後は止まらなくなりました。

 

いや、これホントに面白いわ。

シーズン2のほうが1よりさらに動きがあって面白くなったかも。

(シーズン1の感想はこちら

 

ただ、架空とはいえ中東のお話なので、

ヒゲ面の男の人を見分けるのが苦手な私には、

登場人物の顔と名前覚えるのにちょっと難儀しましたが、

とくに終盤の盛り上がりと緊迫感はすごかった。

またまたイッキ見の醍醐味に浸らせていただきました。

ホームランドのスタッフ制作とあって、その匂いムンムンのドラマ。

ホームランドにハマった方には特におすすめです。

 

 

注意簡単なあらすじ紹介です。ネタバレご注意ください。

 

【主要登場人物】

バサム(バリー)・アルファイード(アダム・レイナー)――中東アブディンにて独裁政権アルファイード一族の次男として生まれるが、16歳でアメリカに亡命。小児科医。

甥の結婚式のために家族を連れて20年ぶりに祖国の地を踏むことに(S1)

 

モリー(ジェニファー・フィネガン)――バサムの妻。同じ医者でもあり、バサムを支える理性的で賢い女性。思春期の子供たちの良き理解者でもある。

 

ジャマル・アルファイード(アシュラフ・バルフム)――独裁者の長男として生まれ、その器ではないのに、後継として国家を率いる運命を強いられた男。短気で冷酷だが、家族や国民を愛する気持ちは強い。

 

レイラ(モラン・アティアス)――ジャマルの妻。10代の頃、バサムに思いを寄せていたが兄ジャマルの妻となる。バサムに対してはいまだ複雑な思いを抱えている。

国民に愛される大統領とその妻でありたいという理想のもと、影で夫を焚き付け、誘導することも。

 

エマ――バサムとモリーの長女。S2ではアメリカにとどまっている。

サミー――  ”      長男。 ゲイ。アブディン来訪時にアブドゥルと恋仲になる。

 

アハメド――ジャマルとレイラの一人息子。世継ぎだが、いまいち政治に疎く、見た目もダサいが、妻ナスラットを心から愛している。

 

ナスラット――アハメドと政略結婚させられた妻。S1では結婚式の前にジャマルにレイプされる。子供を身ごもったことを機に、アルファイード一族として生きていく決意をする。

 

タリク・アルファイード――ジャマル、バサムの叔父で司令官。バサムが帰国したことに警戒心を抱き、時にジャマルにも立場を越え叔父として助言する。

 

イハブ・ラシッド――反体制派のリーダー。父親シークの後を継ぐ形で、ジャマル独裁政権を倒すべく民衆を焚き付けるが、S2では革命の方向性を完全に見失う。

 

――――

シーズン1はどちらかというと政治的な駆け引きや権力抗争、家族の愛憎に重きを置いた静かなストーリーという印象でしたが、

敵味方の色分けがハッキリしたS2は、さらにパワーアップ。

 

なんといってもジャマルの存在感がすごい!

この人の演技に目が離せません。

 

 

 

弟の裏切りを知って投獄するも、愛情を押し殺すことができないジャマル。

そんなグダグダな気持ちにどうやってけりをつけたかというと、

 弟バサムの身代わりを立てて処刑したと見せかけ、

ひそかに砂漠のど真ん中に連れてって置き去りに。

 

自分の手を汚したくないって言ってた。

兄として弟を殺すにしのびなくて情けをかけたのかと思ったけど、

あの砂漠に置き去りは、拷問死と同じようなもので、

実際、生きのびられるとは思っていなかったんだから、

情けかけたわけじゃなかったんですよね。

 

バサムは結局、ある村の住民に助けられ、

そこで身分を隠してひっそりと暮らし始めます。

このへんの展開は割とまったりとして、退屈にも思われるかもしれませんが、

私はここでアモスという善人に救われ、その家族と心通わせていくくだりは好きでした。

 

 

 

一方、マアーンの町では、叔父のタリク首謀による毒ガス襲撃事件が起こり、

罪のない一般市民が多数犠牲に。

毒ガス事件、カリフェイトの横暴、中国との製油所事業決裂、世継ぎの死などなど、

負のスパイラルから抜け出せなくなったジャマルは、

これはきっと弟を殺した自分への天罰だと思い込んで不眠に陥り、神に許しを請う始末。

そんなぶざまな姿の夫を叱咤する妻レイラ。

 

 

 

S1ではジャマル政権を倒すと市民の前で熱弁を振るってたイハブは、

毒ガス事件のあとカリフェイトというテロ組織に拾われ、

そこからは、ただただ暴力的で残忍な男へと変貌していきました。

ここはもうISISを彷彿させるリアリティで、

単なるフィクションで片づけられない深刻な問題も痛感させられます。

 

 

 

 

バサムが処刑されたと知らされているアメリカの家族が

再びアブディーンの混乱のなかへ引き戻されていく過程、

 

生き延びたバサムが住民たちの信頼を勝ち得てテロ組織と戦うに至る過程、

そこに関わる人間たちそれぞれのドラマも丁寧に描かれていて飽きさせません。

 

そしてラストは――

 

シーズン2で終わるのかと思ったぐらい、いろいろとスッキリ片付くかに見えたのですが

最後にオドロキの展開!

というわけでシーズン3に続くんですね、これが。

アメリカではシーズン3もそろそろ終わりに近いはずなので

早くこちらでも見られますように。

 

 

――見終わった興奮のままいっきに書いたので、まとまりのない文になりましたが、

落ち着いたら徐々に加筆訂正していこうと思います汗汗汗

 

 
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