オリンピックのメダルラッシュでドラマ視聴がはかどらない今日この頃
そんななか、ずっと放置してたウェイワード・パインズS2を6話まで見てみました。
シーズン1が後味悪さマックスで終わったということばかり憶えていて、
S2への期待度ゼロだったのですが果たして……
ネタバレご注意ください。
まず、この顔ぶれを見てわかるとおり、シーズン1とは別物になってるということ。
ただ一人、ピルチャーに心酔する催眠療法士メーガンだけが
車椅子姿で生き残ってましたが。
シーズン1のラストを思い返してみると、反乱分子の扱いに困ったピルチャーが
町の電源を落としてアビーをわざと侵入させたんでしたね。
一部の住民たちは地下通路に避難、山頂の管理施設に逃げようとしたんだけど
そのエレベーターシャフトにもアビーが昇ってきて絶体絶命ってときに
S1の主人公イーサンが自爆して家族やほかの住人たちを救ったのでした。
ところがその三年後、自己犠牲のヒーロー、イーサンは反逆者の烙印を押され、
町にはピルチャーの銅像が。
そこは第一世代(ファースト・ジェネレーション)が統治する町。
ピルチャーの描いた理想郷へと完全にリセットされていた――
というエピローグで終わったのでした。
そしてシーズン2。
町は、第一世代のジェイソン・ヒギンズが、
パートナーのケリーと共にほぼ独裁的に取り仕切っている。(北○鮮を彷彿させる町)
そこへ突然、紛れ込んでしまった医者のオッサン。
そう、若者が取り仕切る町に現れたテオ役のジェイソン・パトリックが地味すぎて、
ぱっとしないんですよね~(失礼)
そうそう、スピード2の俳優さんですよね。
S1のマット・ディロンと比べると、見てて楽しくない
しかも、視聴者をふくめ、誰もが知ってるウェイワード・パインズの種明かしを
彼だけが知らないっていうイライラ感も。
これ「フィアー・ザ・ウォーキングデッド」の時も感じたんですが、
あまり有効な手法じゃないですね~
「なんで気づかないんだよ!」
「なんでさっさと教えてやらないんだよ!」と、イライラするだけ。
話がそれました。
さて、テオは建築家だった奥さんとこの町で再会するんだけど、
奥さんのレベッカは実はピルチャーに町の建築のためスカウトされた人だったんですね。
ということは、ダンナはついでだったの?
ついでにしろ何にしろ、いま第一世代の支配する町では、
医者という存在が必要不可欠。
というわけでドクター・テオ・イェドリンは独裁小僧ジェイソンに対しても強気です。
ジェイソンとテオがこれからも衝突することは必至だろうし、
ちょうどS1のピルチャーとイーサンの関係性と似てますね。
それにしてもピルチャーさん、
大事な医者を、なんでもっとたくさんスカウトしておかなかったのかな~
再び……ネタバレ注意です
S1の登場人物、ケイト、ベン、パム、テレサが生き残っていたのでちょっと喜んだのですが、
なんとなんと6話までに相次いで没
とくにベンなんかは、S1のラストで生き残った~!とホッとさせてくれたし、
S2はすっかり大人っぽくなって、反乱分子のリーダーとして活躍しそうな雰囲気。
期待したのに、あっさりアビーにやられちゃった。
ケイトなんかは、S2の主役である医者テオに助けられたのに、
あっさり自決。
S1のキャストはほんと、ほぼカメオ出演扱いで、
S2のストーリーにはほとんど絡まないというありさまでした。
ただ一人、パムのエピソードだけはジェイソンの生い立ちに絡めてたけど、
彼女もあっさり殺されてしまいました。
――
とかなんとかツッコミを入れながらも、今後も見ていく予定です。
何より気になるのがアビーの生態に関するストーリー。
原作を読んだときに、そういう部分への広がりがなかったせいか
ドラマオリジナルとしてどう料理するのか気になります。
ほかの凶暴なアビーとは一線を画したメスのアビー。
町に侵入してあっさり捕獲されたことも謎だし、
なぜ一体で忍び込んでいたのかも疑問。
MRIで調べて側頭葉の言語中枢が人間の倍あるとかで、
どうやら知能は高そう。
メーガンの独り言とかもずっと聞いて理解してるような顔してるしね。
いま壁に殺到してるアビーの群れが彼女を救い出そうとしてるのはあきらか。
アビーのクィーンか何かなんでしょうかね。
とにかくあと4話ですか、頑張って観てみます。