ベイツ・モーテルの第2シーズン、全10話見終わりました。
最終話「幻覚の中の真実」を中心に、簡単にまとめておきます。
ネタバレご注意ください。
ニック・フォードとの顛末
大麻売買の元締めニックは、ディランに商売敵のゼインを始末させるため、
ノーマンを誘拐。ノーマンは森の土中の箱に閉じ込められる。
結局ゼインを殺せなかったディランは、ニックの元へ行って銃を向けられ
反撃してニックを殺害してしまう。
ニックの屋敷を出たディランは、ノーマンを捜しにきたロメロ保安官のパトカーと遭遇。
2人でノーマンを箱から救い出す。
ノーマンは狭い箱の中で、ブレア・ワトソン先生とのあの夜のことを思い出します。
自分が殺したことを初めて自覚したわけですね。
意識喪失中、ノーマの幻覚が殺せとそそのかしたんだものね、
言ってみればノーマ病。母親の存在大きすぎるわ~。
それはそうと、ブレアのブレスレット、部下が拾って届けたから、
ニックが娘の死の真相を知って、何か展開が変わるのかと思ったら、
すぐに自分も殺されちゃいました。
親子そろってベイツ兄弟に殺されたってことですね。
ゼインとの顛末
ディランがニックを消したことで、ロメロはゼインも確保しようと計画。
姉のジョディの協力でゼインをおびき出そうとするが、計画は見抜かれていた。
ジョディを撃ち殺したゼインを、ロメロは銃殺。
ロメロはディランに、「ゼインがニックを殺したと、匿名の通報があったことにしよう。
ここへ来てみたら、ゼインがジョディを殺してた、だから私は彼を撃った」と言う。
ディランはこの場にいなかったことにすると。
ロメロさん、シーズン1でもディランのシェルビー殺し、
適当に取り繕ってくれませんでしたっけ?
このロメロ保安官っていうキャラクター、シーズン1の時より好感度増しました。
ブレア殺しの件では正義感に燃えて真実を追求しようとしたり、
悪党ゼインに真っ向から対決しようとしたり――。
なんでもかんでも独断で捜査っていうのは不自然だけど、
守るべきは法律より、町のルールだと思ってるところが面白いですね。
ノーマの家族ったら、3人でいったいこれまで何人殺してるんでしょう?
すべてお咎めなしって
ノーマンのウソ発見器の顛末
ノーマンがブレア殺害の記憶を取り戻したことでノーマは焦り、
モントリオールへ家族3人で逃亡しようとチケットを取るが、
ディランに「ノーマンの病気を治してやらなければ」と諭され、
ウソ発見器のテストを受けさせることにする。
いっぽう、やることリストを作って身辺整理をしたノーマンは
森で自殺しようとしたが寸前でノーマに止められる。
うそ発見器のテスト中、「殺したのは私よ」というノーマの幻覚を見たせいで、
ノーマンはすんなりとテストをパス。
容疑が晴れ、不気味な目をしたノーマンのアップでジ・エンド。
ブレスレットの件も闇に葬られたし、ポリグラフもパスして
ブレア殺人事件の捜査は完全に終了かな。
さて、第2シーズンでわかった大きな事実がありました。
●ディランは、ノーマが兄にレイプされてできた子供。
だから、ノーマはディランに冷たかったんですね。
だけど、このシーズンは「愛する」ノーマンのことでディランが色々助けてくれたから、
ノーマったらディランにも愛してるわを連発。調子がいいんだから(笑)
まあ、それが100パー本心かはさておき、
ディランと抱き合うシーンはジーンとしました。
ディランもやっぱり母の愛に飢えてたのよね~。
正気の沙汰とは思えない人たちのなか、
弟を必死で助けようとするディランの姿がすごくまともで良かったです。
●エマは、自分だけ除け者にされてるモヤモヤが
少しは解消されたみたいでヨカッタですね。
●クリスティーンとお友達になって市議会議員にもなれたノーマだけど、
付き合い始めたジェームズに暴言を吐いたせいで、
この兄妹との関係も、議員の座もチャラになってしまうのかな?
このベイツ・モーテルシーズン2はアメリカで2014年に放送済なんですね。
いまはシーズン4放映中だというから、昨今のスピード放送の波から言えば
ちょっと時間差ありすぎ。
WOWOWさん、どうかサクサク放映のほどよろしくお願いいたします。
WOWOWさんといえば、シーズン1の時、
わたくし、冒頭のドラマ紹介をノーマの声優でやるのやめてほしいと、
つまらんことで毒吐きましたが、
今シーズン、ふと気づくと、このナレーションが男性になってるじゃないですか。
まさか私の要求聞いてくれたわけじゃないだろうけど、
やっぱり、このほうがノーマのイメージ崩れなくてしっくりくる。
WOWOWさんありがとう。
次のシーズン、早く見たいです。
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