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Channel: Saphiraの海外ドラマ中毒
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グッド・ワイフ S6視聴終了~感想

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観終わっててしまいましたよ~あっという間に。
できることなら、もっとちびちび見て楽しみたかった。
だけど、もう見始めるとやめられない止まらない。
またもイッキ見病を発症してしまいました
 
アリシアたちキャラクターを取り巻く状況の変化により、
ドラマのスタイルが一話完結型とは程遠くなったことも
中毒性を加速させます。




 シーズンの大きな流れに関するあらすじあり。ネタバレご注意ください。
(あらすじ部分は薄地反転しておきます)

 
シーズン6はまず、ケイリー・アゴスがいきなり逮捕されるところから始まります。
逮捕理由は、ロックハート&ガードナー時代からのクライアントであり
大物麻薬密売人のビショップのヘロイン運搬に関する共謀罪。
ダイアンが弁護人となって、ケイリーの無実を証明すべく検察と真っ向対決。
昨今ケイリーといい関係になっているカリンダは、仕事の域を超えて
必死でケイリーを救おうとします。

ここで何故、ケイリーの弁護人がアリシアじゃなくダイアンになったかというと、
アリシアに州検事立候補という大事件が持ち上がったから。

イーライに話を持ちかけられた当初、鼻にもかけなかったアリシアですが、
正義とはかけ離れた政治色に染まりきった現職カストロに憤りを覚えて奮起、
ついに立候補を決めてしまうのです。

そう、NHKでやってたS1~4までのグッド・ワイフは、
夫であるピーターの醜聞や知事選、ウィルの横領疑惑などなど、
いろんな大きなストーリーがあったものの、
ほとんど毎話、アリシアたちがかならず一つの案件に携わる、
というスタイルは一貫してました。

でもそれがシーズン5ではアリシア&ケイリーたちの独立騒動、
シーズン6ではケイリーの投獄と裁判、アリシアの選挙、
というストーリーがあまりにもメインになりすぎて、
クライアントからの案件があるにはあっても、
エピソードの隅に押しやられてしまった感がありました。

それをどう取るかは人それぞれだけど、
この5~6シーズン私は大満足。
ものすごい見応えありました。

とくにシーズン6の前半、苦悩するケイリーがすごく良かった。
私、もともとケイリーってわざとらしい微笑みと声が好きじゃなかったんですよね
 だけど、まずは吹き替えでなくなったら薄ら笑いもそんなに気にならなくなり、
逮捕後は痩せて精悍になってステキになった。
アリシアと独立してからは、以前のライバル心メラメラの小ずるい感じも無くなって、
誠実な人柄が前面に出てきて、好感度あがりました。
ウィルがいなくなったせいで、前半は準主役的登場率。

ウィルの穴を埋めるかのように出てきた人が2人ほどいます。

1人目はシーズン5でウィルと裁判で闘った検事補のフィン。
この人最初に出てきたとき、フレディ・ハイモア(ベイツ・モーテル)のお兄さんかと!

 
でも、これがなかなかいいヤツで、シーズン6では何かとアリシアの力になってくれます。
長身のイケメンで、アリシアとどうにかなっちゃうのかな~と思ったけど――。

ググってみると、このマシュー・グードって俳優さん、
やっぱりフレディ・ハイモアにそっくりと話題になってるみたい(笑)

 
 
もう一人めは、
アリシアの選挙参謀ジョニー・エルフマン役のスティーヴン・パスカル。
こちらもなかなかのイケメンで、アリシアを厳しくも賢く導く有能なコンサルタント。
 

 

彼との間にも微妙な空気は流れたけど、
いずれもアリシアの心の中のウィルをうわまわる存在とはならず、
今シーズン中のみの登場のようです。


さて、今シーズンのアリシアは一難去ってまた一難の連続。
何度も何度も危機におちいって、乗り切ったと思ったら
また次の危機が襲ってくる。
打たれても打たれてもくじけずよく頑張ったわ~と思う。

「ドラマや映画を観て勇気をもらった」とか、オバハンはそんなことよう言わんけど、
このアリシアってキャラクターを見てると、そんな気分にもなってくる。
落ち込んでもすぐに立ち上がって闘うさま、見てて気分爽快です。

そういえば、不仲が噂されてるアリシア役のジュリアナ・マルグリースと
カリンダ役のアーチー・パンジャビは、
ほんと、ものの見事にシーズン5~6を通して一緒の場面がありませんでした。
絡みがあるとしても電話での会話。
シーズン5のあの大事な場面でさえ電話のみの会話。
バーでグラスを傾ける回想シーンはたぶんシーズン1の使い回し。
そしてラストにもそんなシーンがあったけど、
ブルースクリーンの前で別々に撮影したそうです。

ま、真相はわからないけど、S5、6を通して大活躍だったカリンダは
今シーズンでいなくなります。


ケイリーを助けるため、刑事のメールデータを偽造したことがバレ、
それがダイアンの資格はく奪にもなりかねない状況に追い込まれる。
カリンダはダイアンやケイリーを守るため、みずから検事補と取引。
ダイアンを罪に問わないことと引き換えに
ビショップのPCから有罪の証拠データを盗んで提出。
それをビショップの子分のせいにして姿を消します。

アリシアは

州検事に当選するも、民主党議会の陰謀で不正投票の疑惑をかけられてすぐに辞職。
ケイシーやダイアンたちの元に戻ろうとしたが、大物クライアントに拒否反応を示され、
事務所を去る。
ラスト2話ぐらいで、アリシアを信頼する元のクライアントから弁護を頼まれ、
仕事をするうちに自信を取り戻して自宅で開業することを決意。
一緒に事務所をやろうとフィンを誘うが、
フィンはアリシアと微妙な関係になることを懸念して断る。
ラスト、一緒にやろうと、アリシアの家のドアの前に現れたのは、
なんとルイス・ケニング――!


余命宣告されたはずのケニング(マイケル・J・フォックス)、
まだまだ健在のようで、最後にビックリを運んできました(笑)

ファイナルのシーズン7はアメリカで5月に終わるはずだから、
私たちが見られるのはそれからですね。
早く見たいけど、終わっちゃうのは寂しいな~。



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