ポンペイ観てきました。
ポンペイの遺跡はいつか行ってみたいと思っていた場所です。
映画「ポンペイ」の舞台は西暦70年代で、
まさに「グラディエーター」や「300」、ドラマ「スパルタカス」の時代そのもの。
先に観たカーアクションムービーにくらべたら、個人的にはド真ん中の舞台設定でした。
ローマ帝国の圧政により、奴隷たちはグラディエーターとなる訓練をされ、
闘技場で死の戦いというエンターテーメントを強いられている時代。
虐殺されたケルト人の生き残り、屈強な奴隷グラディエーターを演じているのが、
ゲーム・オブ・スローンズのジョン・スノウ役、キット・ハリントンです。
キット演じる奴隷とエミリー・ブラウニング演じる富裕商人の令嬢との
禁じられた恋が前半のストーリーに絡められます。
おおざっぱに言えば「タイタニック」のような構成なんだけど、
残念ながらタイタニックのような尺がないので、
二人のはかない恋愛はあまり時間を割いて描かれていません。
思い切り感動できない観客がいるとしたら、そのへんが問題なんだと思うけど、
逆に、ディザスター映画を楽しみたいという観客は大満足できるでしょう。
それと、GOTでの出番じゃ物足りなくて、
もっとキットを見たい !という人にはまさにぴったりの映画
めっちゃ強くて、向かうところ敵なしで戦う姿がかっこいい 。
ジョン・スノウはつねに分厚いコートにくるまれているけど、
この映画ではCGかと目を疑うほどのお見事なシックスパックの腹筋を披露
筋肉の躍動する剣闘シーンは見応えたっぷりです。
過酷なトレーニングと食事制限のたまものなんだそうですね。
そしてもう一つ個人的に、
久々に悪役キーファー・サザランドを観られて嬉しかった 。
極悪非道、残忍きわまりないジャック・バウワー は
すごく不思議な気がしましたけどね。
(髪型のせいか、どうしてもジャックにしか見えなくて )
ところで、この映画でキット・ハリントンは奴隷を演じてるけど、
じつは父方が準男爵、母方が英国王室系と、
かなりいいとこのお坊ちゃんなんですってね。
奴隷役の息子をみて、御両親はどう思われたのか
さて結論です。
ポンペイはキット・ハリントン目当ての方はもちろん、
単純にディザスター映画を楽しみたいという方にも十分楽しめる映画。
映像はそりゃものすごいです。
そして、こういうことが本当にあったのかもな……とポンペイの時代に
思いをはせながら見るもよし。
日本ではまだ弥生時代だったころの出来事。
インフラ的にも政治的にもあれほど発展した文明が存在していたことにも
驚かされることでしょう。
それにしても「ニード・フォー・スピード」と同様、
観客数がぱらぱらだったのが気になる……
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ポンペイ☆感想
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