キャッスルのシーズン4及びHAWAII 5‐Oのシーズン3が
終了しました。
日本のドラマの倍以上の1クールとはいえ
見てるほうにとってはあっという間です。
この二つのドラマ、じつはアメリカでは同じ月曜プライムタイムに放映の
ライバル同士なんですよね~。
ただ、ハワイのほうは、往年のドラマのリメイク版ということで
鳴り物入りで始まったのに対し、
キャッスルは当初3月からシーズンつなぎの10話で始まったもの。
要は、あまり期待されてなかったドラマなんですね。
ところが放映してみると、これがなかなかの人気で、
10話のシーズン1放映直後に9月から24話のシーズン2が
オーダーされたという変わり種。
鳴り物入りで始まって1シーズンでポシャるのが多いなか、
キャッスルはシーズン追うごとに視聴率上昇という珍しいドラマ。
一話完結の事件もの、という点では数多くあるクライム物と
変わらないし、
各話ごとのエピソードに加え、ストーリーに縦のつながりがあるのも
(このドラマの場合はベケットのお母さんの死の謎)
こういうドラマのオーソドックスな手法。
事件の合間に、キャッスルの家族とのホンワカシーンが挿し込まれるのも、
お約束の手法だし。
キャッスルとベケットとの、つかず離れずのロマンスも
BONESなんかとよく似てる。
じゃあ、このドラマの魅力っていったいなんだろう?って考えると
そういうものが心地よ~くミックスしてるからなのかなと思います。
キャラクターも皆、好感がもてて感情移入しやすい。
(私、BONESはどうしても主役が好きになれずリタイアした口)
さて、そんなこんなでシーズン4終了のエピソードは
ついにキャッスルとベケットがというシーンもありましたが、
ベケットのお母さんの死には、どうやら警察も含めて
大きな組織の陰謀が絡んでいるらしい……
アメリカではこの秋シーズン6が始まります。
お母さんの死の真相だけで、これだけ引っ張れる力、
ある意味スゴイ。
がんばれキャッスル
いっぽうHAWAII FIVE-Oのほうは、
ネタバレ注意
マイケルの裁判の証人を殺した弾が
コノの銃から発砲されたことがわかり、
コノが警察から追われるところから始まる。
マイケルの兄でコノの恋人アダム・ノシムリは
恋人か弟かどちらを取るかの選択をせまられるものの、
最後には弟と争って射殺してしまう。
ヤクザのノシムリ組を引き継いだマイケルを殺したことで
子分たちの報復を恐れ、アダムは国外へ逃亡することに。
そしてラストで、コノも恋人アダムに付いていくといい、
ファイブオーの仲間たちと別れを告げる。。。。
いっぽうスティーブは、なぜ母親がウォー・ファットに面会したかの真相を
知りたくて、刑務所のウォー・ファットに確かめに行く。
と、その刑務所で銃声が鳴り響き、
スティーブとウォー・ファットの面会場所の鉄の扉が何者かに開けられようとしている。
ウォー・ファットは「自分を殺しに来たやつらだ、助けてくれ」
というところで終了。
次のシーズンはアメリカでは明日から放映。
クレジットにはコノ役のグレース・パークの名はありますが、
今後も登場してくれるのかなあ?
余談ですが、マイケル・ノシムリ役のダニエル・ヘニーって役者さん、
私がみた数少ない韓国ドラマ「私の名前はキム・サムスン」に出てて
すてきだな~と思った方なんですよね~。
今回はムショ帰りのヤクザってことで、刺青だらけのこわーい感じで登場でしたが、
素顔は甘いマスクのイケメンです。
あっという間に終わった「スリーリバース」では医者役で
スティーブ役のアレックス・オローリンと一緒に出てたから、
それ繋がりで今回キャスティングされたのかな?と勝手に思ってました。
またどこかで見たい俳優さんです。