過去最高の視聴率をたたき出したドラマだとか。
アルマゲドン、トランスフォーマーなどのマイケル・ベイ監督が初めて挑んだ
ドラマで、原作はウィリアム・ブリンクリーの同名ベストセラー小説。
たしかにアルマゲドンぽい(笑)けど、私はどっちかっていうと
イスカンダルへ旅立ったヤマトの匂いを感じました。
こちらは宇宙じゃなく地球上の海だけどね。
地球の人々の命がこの艦一隻にかかっている点では同じ。
「俺たちが頑張らないと地球は滅びてしまうんだ!」
このベタな使命感、私、けっこう好きです
最近、Netflixのセンス8を期待して見たんだけど、
独特の世界観にどうしてもついていけず挫折。
こちらの正統派ヒーロー物は視聴継続決定です。
若干のネタバレご注意ください。
そこには、未知のウィルスの始原株を探すべく、2人の民間のウィルス学者が乗船していた。
4か月間の特殊任務を無事に終え本国へ帰還しようとした矢先、海に出ている4か月の間に人類の80%以上が謎の伝染病で死亡していることが判明。
政府も何もかも崩壊寸前で、人類が壊滅の危機に瀕しているという恐ろしいニュースが飛び込んでくる。
人類に残された頼みの綱は、ウイルスから隔絶された世界にいた216人の戦艦の乗組員たちのみ。
アメリカ政府関係者の命令によって一同は帰路に就く。
だが彼らは、祖国が出発前とは全く変わってしまったこと、
最も安全な場所で致死性ウイルスの治療薬を開発するためには、
駆逐艦に乗って海で行うしかないということに気づく。果たして人類の運命は!?
【ワーナー公式サイトより引用】
通常の任務だと思って船に乗ってた216人の海軍兵たち、
4か月後の帰還時になって初めて、地球が末期的状態になっていることを知るんです。
大統領も副大統領もすでに死亡、政府の機能は麻痺し、家族や友達の安否もわからない。
中国政府はウィルス拡散を防ぐため自国民を焼き払い、
フランスは核爆弾で消滅。
そんな状態で、ウィルスに犯されていない乗組員たちは
艦に残るしかなくなってしまいます。
唯一の望みは、乗船している2人のウィルス学者が治療薬を作りだすこと。
う~ん、たしかにどこかで見たことのある設定ではあるわね~
でも、有名な映画監督ということでスケールはでかいし、
ウィルスの威力もエボラの10乗って感じで怖すぎる。
緊迫感はハンパなくて、最初っから退屈することなく引き込まれました。
駆逐艦の艦長トム・チャンドラーを演じるのは
グレアナのエリック・デーンです。
チャラいスローン先生役とはうって変わって
沖田艦長と古代進をかけあわせたような正義感の強い頼れるキャプテン。
副艦長はCHUCKのアダム・ボールドウィン。
さすが軍人役が似合います。
艦長の忠実な部下であり友であるというよさげな役。
そして、治療薬開発の頼みの綱であるウィルス学者は
ストライクバックのローナ・ミトラ。
彼女見てると、リンダ・ハミルトンが演じたサラ・コナーを思い出すんですよね~。
筋肉質の腕にタンクトップがよく似合う。
ストライクバックの大佐役もカッコよかったけど、今回もやっぱりCOOL
艦長が甲板で乗組員たちに地球の現状を伝えたとき、
自分たちの使命を受けとめた乗組員たちが1人1人、
家族や恋人の写真を見せて「こういう人なんです」と
皆の前で語るシーンは、
じつにアメリカっぽいな~、映画っぽいな~と思わせます。
この艦隊を待ち受けるのは、まずは終末もの特有の食糧争奪戦。
そして、治療薬を作るための原株を狙って、
どうやら無政府状態となったロシア艦隊が攻めてくるようです。
もう1人めのウィルス学者がそっちと通じてるようで怪しいですね~。
ザ・ラストシップはhuluで毎週火曜配信。
3話めは11月10日予定。
BSフジでも放映中。
本国ではすでに今年シーズン2が終わり、
来年のシーズン3も決定です。
艦隊の旅はしばらく続きそうですね~。
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