誰がウラで糸を引いているのか、
まったく読めない展開になってきました。
そしてクイン! いったいどうなっちゃうの?
#4と#5まとめて簡単に。
ネタバレご注意ください。
#4「閃光」
●深夜ひそかに西岸地区へ向かったソール。
厳重な警戒のもと密会した人物はマジッド・ジャバディ(S3に登場;イラン革命防衛隊の司令官。
3年前、イラン革命軍からの横領の罪をネタにソールから脅され、CIAの情報屋となって作戦に協力した男)
ソールはジャバディに、イランは核合意を破っているのか?と問いただし、
ナフィーシの件を調べるよう取り付ける。
●次期大統領キーンはCIAの抜本的改革のために、アダールを排除したいとキャリーに相談、
アダールへの脅しに使えるネタをくれと頼む。
キャリーはそんなことはできないと一蹴するも、キーンの強い訴えに心が揺れる。
●クインは相変わらず向かいの家の男に執着。
部屋に忍び込んで、監視に使ったらしき椅子の痕を発見、
キャリーに報告するも、取り合ってもらえない。
ある夜、男を車で尾行。
「メディナ・メドレー」のロゴ入りバンの会社へ向かったことを突き止める。
●キャリーがFBIに圧力をかけたおかげでセクーは釈放されるが、
今後は口をつぐむとの約束を無視、早々に動画をアップ。サードを密告者として名指する。
翌日、さっそく「メディナ・メドレー」の配送の仕事に戻ったセクー、
その車が路上で突然、大爆発。
#5「引き金」
●セクーの爆発は犠牲者2人をもたらした「自爆テロ」として扱われ、FBIの捜査が始まる。
キャリーはコンリンに判断ミスを激しくとがめられ、電話の録音で脅した事実も追及されることに。
キャリーはNSAのロジャーの事の次第を伝えに行くが、
そこで、録音データをくれたとのがロジャーではないことが判明する。
●キーン次期大統領はさらなるテロ警戒のため、避難を余儀なくされる。
秘書とも切り離された状況の中、アダールが報告にやってくる。
自爆犯セクーはテロ容疑で拘束されていたが、手続き上の問題で不起訴となった、
その釈放に関わっているのがキャリーであるらしい、
キャリーとテロの関わりも調査中であると。
●奔走するキャリーに代わって、クインがフラニーの子守りをすることに。
ところが、キャリーがセクーの釈放に関わったとしてアパートの前にマスコミが殺到。
クインはしつこいレポーターに暴力を振るった上、投石してきた野次馬に発砲、
人質をとった立てこもり事件として、警察や特殊部隊に包囲される騒ぎに。
部隊が突入するも、1人が捕まって人質を増やすことに。
やがてキャリーが家に入って説得をこころみる中、部隊が再突入。
クインは御用となる。
――――――
さてさて、クインの向かいの男に対する執着は妄想じゃなかったことがわかったけど、
今回の大暴走はPTSDに他ならないですね。
レポーター女の胸ぐらつかまえて階段から突き落したり、
投石男に発砲したり、
オイオイ、クイン、何やってんのよ~!せっかくまともになったように見えてたのに
しかも、せっかく懐いてくれてるフラニーの前で。
逮捕されちゃって、また今シーズンは活躍のチャンスが無いんでしょうか?
それと曲者アダールですね。
あのキーンに対する報告は、あきらかにキャリーとの分裂を計ったもの。
とすると、セクーのことを含め、これら全体がアダールの作戦であるようにも思えてきます。
次期大統領の実権を名ばかりのものにしようという意図が透けて見えるけど、
そんな単純じゃないのかな。
向かいの家の男が何者であるかは、クインの撮った車のナンバーで次回あたりわかるのかな?
ソールがモサドで見つけたタバコの空き箱は、
モサドとナフィーシがグルだったことを指してるようですね。
ナフィーシが立ち入るはずのない監視用の部屋のゴミ箱に捨ててあったからだと。
(尋問部屋に放置されたゴミを局員がもって出て捨てたとは思わないのか(笑)?
ま、とにかく、最初からナフィーシを使った作戦だったのだとしたら、
イランの核合意問題に関して、誰が何をどうしたいのか、
これから徐々にわかってきそうです。
あ、そういえばネットTVか何かでキーンの批判してたキャスター、
「ミディアム」のジェイク・ウェバーでしたね。
ミディアムの優しい夫役のあと、「フォロイング」のカルト教祖役にしても、
180度違った役柄で面白い。
これからも出てくるなら、キーンのストレスの種となりそうですね~。