ホームランド第3話感想です。
複雑化を増していく国際情勢の中、ニューヨークで新たな戦いへと挑むキャリー。
ドラマの筋も徐々に複雑になってきました
自分なりに整理してみましたが、読み違いもあるかと思うのでご了承ください。
ネタバレご注意ください。
セクーのテロリスト容疑の行方は?
相変わらずのキャリーの単独プレーが災いを招きました。
情報提供者に接触するなという裁判所命令に背いたため、
検察はセク―との司法取引を撤回。
裁判となり、刑期が15年にもなる恐れが出てきました。
セク―に面会して謝罪、自分が何とかすると訴えるも、
「何てことしてくれたんだ!」となじられます。
当たり前ですよね~。
ところが、そこからがさすが「たいした女」キャリー。
ロジャーという知人(おそらくNSAの局員か何か)に接触、
コンリンとマスードとの通話内容を知りたいと頼みます。
その場では断られたけど、のちにUSBメモリが届いて
それをもってコンリンのところへ乗り込んでいく。
通話内容はコンリンが明らかにマスードを脅して、
セクーをテロリストに仕立てようとした事実を仄めかしている。
証拠のねつ造と司法妨害だといって、
コンリンにセクーへの告訴取り下げを談判。
この結果はまだ出ていないけど、
気の毒なセクー、無罪放免になってほしい。
ソールとモサドの作戦
アブダビに乗り込んでナフィーシを捕獲する作戦に加わったソール。
目的は、ナフィーシに北朝鮮に行ったことを認めさせ、
イランが核合意を破っている証拠をつかむこと。
しかしナフィーシはなかなかの曲者で、
イルクーツクで飛行機を降り、ロシアの役人と地対空ミサイルの取引をしたとはぐらかす。
口座から動いた大金はその手付金だったと。
ナフィーシが北朝鮮で核弾頭取引の話をしてきた疑惑は否定できないものの、
確たる証拠をつかめないまま、ソールはしかたなくナフィーシを解放する。
ソールは核疑惑に関して断定を避けてアダールに報告したのに、
アダールは次期大統領キーンに
イランは核合意を破り、北朝鮮と核取引していることが「決定的だ」と、
ソールが伝えてきたと報告。
そして、イランに対して制裁を復活させ、駆逐艦を派遣すべきと提案します。
アダールはCIA長官になってたんですね~!(今まで気づかなかった)
次期大統領をまんまと操ろうって魂胆ですか?
まったく、食えない男だ~。
しかし、このへんの一連の状況は、
いま現実に起きてることと似通い過ぎてて怖いです。
クインは何をしようとしてる?
あの時の動画を見せられたクインは、毒ガスのシャワーを浴びる悪夢にうなされたり、
キャリーにハグされたのを勘違いしたり――
向かいのアパートで見かけた人影に何を感じたのか、
ジャンキー女クラリスの彼氏トミーから銃を奪いとり、
アパートに戻って向かいの人影を見張ります。
この行動がクインの単なる被害妄想なのか、スパイの勘なのかわからないけど、
不自由な身体ながら、トミーをやっつけて銃を奪ってきたことに希望の兆しを感じます。
ひょっとして、キャリーを狙うヤツをクインが倒す、なんて展開にならないかな。
ソールに妹がいた?
ナフィーシの尋問を終えたソールはヨルダン川西岸地区へと、
長年疎遠だった妹に会いにいきます。
ソールの妹、イスラム教徒と結婚してこんなところに住んでたんですね。
それはそうと、ここへ来た目的は妹に会うためだけじゃなかった模様。
ナフィーシの捨てたタバコの箱に何かヒントを見出したのか、
夜中に抜け出して警察(?)の車に乗りこんだソール。
いったいどこへ行ったのでしょう?
キャリーとキーンの密会は……
アダールがすべて盗聴してましたね~。
どうやって仕掛けたんだろう?
キャリーはソールが「決定的」だと諜報員が断定するのはおかしい、
報告書を読むべきだと、キーンに助言しました。
いろんなこと、不確かなままで終わった第三話、
次が楽しみです。