モーガン、キャロルを含む王国に焦点を合わせた13話。
救世主との関係やいかに?
今回は意外な展開がありました。
ネタバレご注意ください。
今回のエピソードが語りたかったのはおそらく
救世主との戦いを頑なに拒むお三方、
モーガン、キャロル、エゼキエルの心境がどう変わっていくか――
ということだったのではないかと思います。
モーガンご乱心
モーガンは王国の中でベンジャミンや子供たちに棒術を教えながら
それなりに平穏な日々を過ごしていたのだけど、
救世主への供給の日、
ショッピングカートでふさがれた道のせいで約束の時間に遅れたうえ、
メロンの数が一個足りないと救世主に責められます。
エゼキエルをはじめとする王国チームは武器をすべて受け渡して従おうとしたのに、
救世主の長髪野郎がボスの指示を無視してリチャードに銃を向け、
「殺せ」と観念するリチャードではなく、若いベンジャミンに発砲。
(たぶん、ベンジャミンが長髪のことを「ネズミ野郎」と言ったからなんじゃないかな)
ベンジャミンはキャロルの家に運ばれるも死んでしまいます。
ここからです。
モーガンの心が壊れ始めるのは。
リチャードは失った家族のことを話し、
モーガンに共感を求め、
自分が死ぬことによってエゼキエルに奮起してもらいたかったのだ、
ということをモーガンに話すのですが……
(BURY ME HEREの穴はリチャードが自分のために掘ったってことなんですよね?)
メロンを補充するための供給の日、
突如モーガンはリチャードに襲いかかり、首を絞めて殺してしまう。
ここ、何故なんだ~???って思いませんでした?
あれだけ人殺しを拒んでたモーガンが、
なんでよりによってリチャードを手にかける?
リチャードを殺したあと
供給の時刻に遅刻させたのも、メロンのことも全部彼が仕組んだことだ!
自分たちはあくまで救世主に忠実なんだ!ってなことを主張してたけど、
結局デュエインが死んだ……とか、ベンジャミンのことを。
どう見ても錯乱してますよね。
最後には、愛用の棒の切っ先を削る決意のシーン。
リチャードという、たいして罪のない人を殺したことによって
モーガンはついに変わるのでしょうか。
キャロル、事実を知る
ダリルと再会し、仲間たちが無事だと聞いたものの、
心穏やかでいられず王国に乗り込んでモーガンにアレクサンドリアの情報を問いただすが、
それはダリルに訊けといなされますが、
最後にはぶちキレたモーガンによって、
グレン、エイブラハム、スペンサー、オリビアの惨死を知ることに。
リックが今何をしようとしているかも。
これでようやくキャロル、発動ですね。
エゼキエル
王国で育てる作物に虫がついた、、
それでも燃やせばまた生えてくると報告を受け、
満足の笑みを浮かべる王様。
現実逃避のこの王様が供給の儀式の場で
息子のように思ってるベンジャミンを殺されてしまいます。
キャロルが王国に移ってきて、
「戦う」と宣言。
それに対して「戦うが、今ではない」というエゼキエル。
準備が必要、という意味なのかな~?
とにかく、今回のエピソードは
このお三方が救世主と戦う意思を固めたのだと信じたいです。
そうじゃなきゃ、やだ~