パーソン・オブ・インタレスト、ファイナルシーズン
あっという間に9話まできてしまいました。
残すところあと4話。
この第9話はついに……!という出来事があったので書き留めておきます。
超簡単あらすじと感想です。ネタバレご注意ください。
今回マシンがはじき出した番号は鍵開け業者のイーストンという男。
前科も何もないごくまじめな男。
早朝、投資会社のオフィスに忍び込み、爆弾を仕掛けようとしていたところをリースが捕まえ、
署に連行して尋問するも、おびえ切ったイーストンは何も話そうとしない。
フィンチがイーストンの携帯を調べたところ、何者かに妻を拉致され、
犯行を強要されたという。
「妻を殺す」と電話してきた犯人の声は、フィンチが聞き覚えのある声だった。
過去に、911のオペレーターを脅し、少年を人質に取った犯人の“声の主”だったのだ。
リースは犯人が画像を送信してきた倉庫をつきとめ、警官隊を連れて向かったが、
倉庫は爆破され、警官2人が負傷。リースは“声の主”の罠にかかったのだ。
同じころ、署にはテンプル騎士団というギャングの一団が連行されてくる。
いっぽうファスコは、リースに「あんたと一緒に仕事はしない!」と言い放ち、
拳銃不法所持のアミールという男を取り調べしていた。
無実を主張するアミールは調べてみると、連続殺人犯であることが判明する――。
――――――
今回のお話は無駄に込み入ってた気がしてなりませんでした。
“声の主”(イーストン)はアミールという殺し屋を雇ってた。
ところが、アミールは“声の主”が自分の雇った殺し屋まで抹殺すると気づき、
その正体を突き止めたために命を狙われた。
――単純に言うとそういうことですよね?
で、そのアミール殺害を依頼されたのがテンプル騎士団。
イーストンは投資会社に侵入してわざと署に連行され、妻が拉致された男を装い、
警官たちを爆弾騒ぎで出払わせ、手すきの署内でアミールを殺そうという計画。
う~ん……
もっと簡単に抹殺することできなかったのかな?(それを言っちゃ~おしまい?)
留置場から脱獄したテンプル騎士団と、リースとファスコが銃撃戦を繰り広げる中、
イーストンは取調室にいるアミール殺害を成し遂げましたが……。
アミール一人殺すのに、そんな手の込んだ大芝居打って、
結局自分の顔をフィンチやイライアスにさらすこととなり、ああいう結末に。
――――
2回見直したけど、このストーリーの面白さが私にはよくわかりませんでした。
ただ、今回のエピソードでワクワクしたのは
なんたってショウ
ここ数話、サマリタンに7000回以上も洗脳のためのシュミレーションをされてるって話が続き、
ショウの幻覚、妄想ばかり見せられてたんだけど、
先週あたりから実際に生身のショウが動きだしました。
前のエピで幽閉されてたヨハネスブルクを脱出し、
今エピはいっきにメキシコ国境らしき場所からNYへ!
パスポートはどうしたんだろ?とか、どうやって南アフリカからアメリカへ?とか
そういうめんどくさいことは言いません。
だって有能な元スパイだもんね。どんな手をつかってでも戻ってこられるわ。
そして偶然にも、ルートが見張ってたサマリタンの構成員をショウが撃ち殺す。
殺しの現場で、ルートとショウ、感動の再会です。
7000回ものシュミレーションで仲間を裏切り殺してきたので、
皆の元へは戻れないと言い張るショウ。
でも、ルートだけは殺せず代わりに自分を撃ったという。
ショウがシュミレーションと同じように自分に銃口を向けると、
ルートも私も一緒に死ぬと自らに銃口を向ける。
独特の絆でつながっている2人。
ショウはルートの熱い説得に折れ、
この後、フィンチ、リース、ファスコの待つ場所へ現れました。
は~い!
ようやく待ちに待ったチームの再会です。
それと、ファスコ。
リースに三下り半をつきつけたけど、
リースはファスコにマシンのすべての事実を打ち明けます。
これで晴れて本物のチームの一員に。
思えば、汚職刑事という汚れ役でスタートしたファスコ、
こんな信頼関係にある意味、感動。
(マシンのこと、もうちょっと早く教えてあげてもよかったのにとも思うけど)
イライアスの再登場もうれしいですね。
さて残り4話。
マシンとサマリタン、人工知能どうしの対決という図式は、
正直、私にはついていけない部分もあるんだけど、
このチームがどんなエンディングを迎えるかはすごく気になります。
何シーズンも続いたドラマは締めくくり方が大事。
納得のいく形で終わるといいな。
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