先日のエミー賞、リミテッドシリーズ部門をほぼ独占していたアメリカン・クライム・ストーリー、
第一話おためしで見てみました。
今回はフィクションなのでネタバレというものはないかなw
そもそもO.J.シンプソン事件というもの、若い方はあまりご存じないかと思いますが、
私もニュース報道されたフリーウェイでのパトカーとのカーチェイスをうっすら憶えてる程度。
元プロフットボール選手と言われても、アメフトにも興味ないし、
この人が俳優としていくつかの映画に出てたことも知らなかった。
(でも、タワーリング・インフェルノやカサンドラ・クロスにも出てるから、きっと目にしてる
はず……)
で、ドラマの第一話は、1994年、深夜のロサンゼルス、
O.J.シンプソンの元妻にコール(35歳)が、その男友達ロナルド・ゴールドマン(25)と共に
にコールの自宅玄関前で惨殺死体で発見されたところから始まります。
やがてO・Jの愛車ブロンコから血痕が見つかり、
彼の自宅の敷地からは現場で見つかった手袋と同じ種類の手袋が発見される。
検察の担当検事マーシャ・クラークはただちにO・Jの出頭を命じ――。
――――
世紀の裁判をリアルに再現した実録法廷ドラマ、ということですが、
第一話はとりあえず事件のあらましと、検察側、弁護側、それぞれの登場人物が紹介されただけにとどまります。
O・Jは5年前にも妻への暴行で逮捕されたほか、8回も警察に通報されてたらしい。
どこからどうみても真っ黒なのに、なぜ彼は刑事裁判で無罪になったのか、
ドリームチームと呼ばれた弁護団が「殺人事件」を「人種問題」にすり替えて
無罪を勝ち取った経緯がこれからじっくり描かれていくようです。
というわけで、エミー賞で高く評価されたドラマだけど、
正直、個人的には第一話見る限り「次が楽しみ!」と言えるほどじゃなかった。
結末のわかってるドラマをどう面白くしていくのかな?という興味はあるものの、
法廷ドラマ好きの私にもちょっと食指が湧かない……
とはいえ、法廷シーンが始まる前に判断するのは早計なのでもう少し見てみます。
あと、ちょっと驚きだったのは、
O・Jの親友であり弁護団の一員となるロバート・カーダシアン、
その名のとおり、あのカーダシアンの父。
O・J裁判に関わってたんですね~。
たしか離婚してるはずだけど、キムやらクロエやら役の人もこれから出てくるみたい。
(といっても、この人たちにもあまり興味がないのですが)
それと、エミー賞で助演男優賞とったスターリング・K・ブラウン、
「私のことを知っている人は少ないでしょう」とかスピーチしてた彼ですが
パーソン・オブ・インタレスト見てる方なら覚えてるでしょうか?
カーター刑事の恋人役で殺された刑事、カル・ビーチャー役だったんですね。
そういえば……と、思い出しました。
彼が活躍するところまでは見てみます。
それにしてもO・Jって、すいぶんキレやすい人だったんですね……