とうとう終わりましたね~。
レッド・ジョンの話が終わってからはほぼオマケ。
ジェーンとリスボンのロマンスをどう結実させるかって展開になってましたが、
それでも、お馴染みのジェーン、リスボン、チョウに加えて
アボットやワイリーなど新メンバーがいい感じで盛り上げてくれてました。
ヴェガだけは驚きでしたが――
この体制で続けてもコロンボ的な安定感でイケるんじゃないかな~と思う半面、
以前のように「録画されたら即見たい!」という位置づけのドラマじゃなくなってた
っていうのが正直なところ。
それでも、撮影現場でいざこざが起きたクリマイやグッドワイフ、キャッスルなんかと違って、
ドラマの展開以外によけいなことを考えずに最後まで見せてくれたのは良かったです。
細かいあらすじは無しですが、ネタバレ感想にご注意ください。
最終回に向け、3話仕立ての連続殺人事件。
血を抜かれ、爪を剥がれた他殺死体が次々と発見されるが、
その犯人の正体は、父親の死体を保存し、その霊と交信したがってたイカれ男。
最後の事件をサイキックがらみにしたのは、しめくくりとして良かったかもしれませんね。
ジェーンは霊能者を演じてTV出演してたことで妻子を殺されトラウマになってたのだけど、
今回の事件解決のために、あえてまた霊能者としてテレビに出ることを了承しました。
そのことでジェーンは犯人に誘拐されるんだけど、
このジョセフ・ケラーって犯人はレッド・ジョンみたいに賢くも周到でもなく、
簡単にジェーンの芝居に引っかかり、父親の遺骸ごと隠れ家は爆発。
ところが死んだかと思ったら最終回、なんと生きてました。
ジェーンに復讐するため顔面火傷のゾンビみたいな姿で悠々と歩き回るのが
なんとも不自然でしたが、
結局はFBIがすべて先回りしてあえなく御用。
町をパニックに陥れた連続殺人犯にしてはあっけない幕切れでした~。
霊能者として出てきたガブリエル青年、
“フォスター家の事情”のワイアットでした。
あまりにもオタクっぽくてすぐには気づかなかった。
で、肝心のジェーンとリスボンのロマンスですが、
ファイナルシーズンでは、リスボンが危険に陥ることに耐えられなくて
プチ家出してしまったり、あいかわらずトラウマ引きずってるジェーンでしたが、
なんだかんだでついにプロポーズ。
宝石店で店員の詐欺を見破って、ちゃっかり高価な結婚指輪を手に入れるあたり
いかにもジェーンらしい。
ラストは、新居として買った湖畔の小屋の前で
兄弟や友人たちに見守られ、幸せな結婚式がおこなわれましたとさ、めでたしめでたし。
うれしかったのがヴァンペルト&リグスビーのゲスト出演でした。
このあたりから、メンタリストの製作現場が円満だったことがうかがえますよね~。
チョウなんか、見たことのない笑顔のラスト、良かったわ~。
みんな結婚パーティを演じつつ、ドラマの打ち上げを楽しんでる感じに見えました。
それに、最後にはちょっとしたサプライズもあったしね
ジェーンもリスボンもFBIを辞めるって明言せずにボヤかしてましたよね……
あるいは、何年か後に続編なんて下心が?なんてね。
なんだかんだいって7シーズン楽しませてもらいました。
出演者のみなさんありがとう