フラッシュシーズン2、気づくと全部見終わってました。
文字通りスピード感があって、ぐいぐい引きつけられる展開でした~。
コミックの実写版ってことで、たいていのツッコミどころにも目をつぶっていられるしw
23話ザザザーッと見たので、忘れてることや記憶違いあるかもしれませんが、
シーズン3に向けての備忘録として書き留めておきます。
THE FLASH シーズン1の感想はこちら
まだ見ていない方はネタバレご注意ください。
シーズン2にもいろんなメタヒューマンが登場しましたが、
そこは完全に省いて大きな流れだけ。
S1でウェルズ博士/イオバード・ソーン/リバーズ・フラッシュは死んだはずなのに、
同俳優さんがまたキャスティングされてると思ったら、
その方は“アース2”というパラレルワールドからやってきた
ハリー・ウェルズのドッペルゲンガーだったのです。
といっても、なんのこっちゃですよね。
ちなみに
ドッペルゲンガー
自分とそっくりの姿をした分身
同じ人物が同時に複数の場所に姿を現す現象
自分がもうひとりの自分を見る現象 自己像幻視 【ウィキより】 だそうです。
とにかく、シーズン1ラストで特異点が発生したことによって
この世界(アース1)ともう一つの世界(アース2)の間に裂け目ができ、
そこからウェルズのそっくりさんやらメタヒューマンやらいろんなものが流れ込んでくる――っていうのが、シーズン2の大きな背景となります。
FRINGE/フリンジにもあったな~この展開。
フラッシュでは並行世界っていくつでもありうるって設定になってるようだけど、
タイムトリップが縦の動きとするとパラレルワールドへいくのは横の動きって感じ?
なにしろあまり考えすぎると混乱するので、このへんはさらっと流しながら見ました
このウェルズ②の出現にバリーたちは最初は警戒するんだけど、
やがて彼がアース1に現れた目的というのが、
ズームという悪党にさらわれた娘を取り返すためだったとわかります。
ズームはアース2の粒子加速器の爆発で誕生した邪悪なスピードスター。
自分が地上最速の男でなければ納得がいかないらしい。
さらなるスピードを得るにはウェルズ博士の力が必要だということで、
博士の娘を誘拐し、娘を返してほしければアース1へ行って
フラッシュのスピードを盗んで来い! ということになったのでした。
↑ ↑ 私が書くと、とっても安っぽいストーリーに見えちゃうけど
ちゃんとドラマで見ていただければ、それなりに説得力のある展開なのでご安心を
23話のうちには、そりゃ~もういろんな展開があったのですが、
ちょっとだけまとめておくと
ジェイ・ギャリック
アース2でフラッシュと呼ばれてたというジェイ・ギャリックが登場。
同じスピードスターである邪悪なズームと戦ってスピードを失い、
裂け目に吸い込まれてアース1に来てしまったという彼。
これがなかなかのイケメンで、スターラボのケイトリンといい感じになります
ところがところが――。
シスコ
シーズン2に入り、シスコもメタヒューマンであることが判明。
人やその人の物に触ると、過去や未来が透視できてしまう能力があったのです。
バイブと名付けたその能力でズームの正体を察知したり、
今シーズンはラボの仕事以外でも大活躍。
また、アース2へ行って自分のドッペルゲンガーである悪党リバーブと対面。
シスコの悪役キャラ版が面白かった~。
ケイトリン
S1 後半で生きていてロニーと幸せになったケイトリンだったけど、
町が特異点にさらされたとき、フラッシュを助けようとしてロニーが犠牲になってしまいます。
傷心のケイトリンの前に現れたジェイ・ギャリックと恋に落ち、
彼のためにスピードを取り戻そうと薬品の研究に必死になるんだけど……
アース2で登場するケイトリンのドッペルゲンガーはキラーフロストというメタヒューマン。
金髪にケバケバメイクで、最初彼女だと気づかなかったヨ~。
ジョー
ジョーの妻がとつぜん訪ねてくる。
ヤク中だったため、アイリスには母親は死んだと告げていたのだが、
末期がんと診断され、せめて死ぬ前にと娘に会いに来たのだった。
さらにジョーには息子がいることも判明。
ジョーは息子のウォリーとの距離を埋めようと努めるのですが……
アイリス
バリーがフラッシュだと知ってからのアイリスは以前のウザさがなくなりました。
バリーがパティと付き合うことになっても温かく見守る余裕。
記者としての仕事を続けるかたわらスターラボにも積極的に協力します。
また、とつぜん現れた弟ウォリーとも家族になろうと姉として努力。
新任の編集長と付き合う気になったけれど、最後にはバリーとの絆を確信し、
まるまる2シーズンお待たせしましたの、バリーとのハッピーなシーンもありました。
バリー
ズームに命じられてアース2から次々と送られてくるメタヒューマンと戦うフラッシュ。
プライベートでは、新人警官のパティといい仲になりかけたけど……。
また、ウエルズ①の告白ビデオのおかげでお父さんが無実と証明され、釈放。
フラッシュとしては、ズームの魔の手からウェルズ②の娘を助けたり、
さらわれた仲間と交換でズームにスピードをすべて渡してしまうのですが、
加速器の爆発を再現し、スピードフォースという場所へいってスピードを取り戻したのもつかの間、
このへんのくだりはあまりにもSFチックでおばさんには理解するのがタイヘンでしたが、
ズームに父親を捕らえられ殺されてしまいます。
そして……
【ネタバレ注意です】
ズームの正体はじつは、ケイトリンといい仲にまでなったジェイ・ギャリックだった……
という展開は、シーズン1のウェルズ博士がイオバード・ソーンだったって展開と
瓜二つですが、そんなそっくり展開に、バリーはじめ仲間たちはまんまと
騙されてしまいました。
ジェイ・ギャリックと名乗ってたズームの本当の名はハンター・ゾロモン。
アース2の世界で、幼少期に父親が母親を殺すのを目撃。
大人になった彼は精神に異常をきたして病院に入れられ、
そこでアース1のバリーと同じように
粒子加速器の爆発によりダークマターの影響を受け、
のちにズームと呼ばれるスピードスターとなったのでした。
悪事ばかりじゃ退屈なので、フラッシュの名を借りてヒーロー的なこともやってたらしいです。
父親を目前で殺されたバリーは、
どちらが地上最速の男か、レースで決着をつけようというズームの誘いを
受けようとするのですが、
ジョーやアイリス、スターラボの仲間は全力でそれを阻止。
バリーをメタヒューマン用の檻に閉じ込め、
彼らだけで作戦を立て、ズームを裂け目の向こうに追いやろうとするのですが、
その瞬間にジョーが捕まり、ズームのアジトに連れ去られてしまいます。
父親をさらわれたウォリーは、独断でバリーを檻から解放、
バリーはジョーを返す代わりにと、ズームとのレースを承諾します。
ズームがフラッシュとレースをしたいのは「地上最速の男は一人しかいらない」
というのが理由だといいますが、
その実、マーキュリーラボの電力増幅器を動かして、
無限にある多元宇宙(マルチ・アース)を破壊するためだったのです。
ハンター・ゾロモンは人を殺すことに飽きたらず、
アース①以外の世界をすべて崩壊させたいと考えるようになったという。
つまり私たちの住むこの世界以外に無限の数だけアースがあり、
それをすべて消し去るというド偉い野望をもってたわけで……
その電力増幅器を動かすには、
ズーム本人とフラッシュ2人のスピードが必要だったため、
フラッシュにレースを挑んだのでした。
フラッシュは、“残存する時間軸”の自分に助っ人を頼み、
つまり過去にいって自分のコピーを連れてくるってことらしい……むずかしい!!!
最後にはズームを負かすことに成功。
フラッシュはズームを直接は殺さず、スピードフォースの番人……だっけ?
死神みたいなお化けみたいのが飛んできてズームをゾンビにして連れ去ってしまいました。
エピローグ
ズームに囚われていた仮面の捕虜は、じつはアース3のフラッシュだったというオチ。
鉄のヘルメットをかぶったこのおじさんが本物のジェイ・ギャリック。
そして彼はなんとバリーのお父さんそっくりのドッペルゲンンガーでした。
お父さん、死んでしまったけど、今後もこんな形で登場するのかな~?
今回はこのアース3のフラッシュは、ウェルズ博士②と娘のジェシーと共に
アース2へ帰っていきました。――とりあえずアース2までの行き方しかわからないから。
バリーは、2人の関係を前に進めたいというアリソンの言葉に感謝しながらも
今は心の中に穴があいたようで、その気持ちにはなれないと答えます。
「このままじゃ君に見合う男になれない。心の平和を取り戻さないと」というバリーに、
「あなたは私のことを何年も待ってくれた。だから今度は私が待つわ。
「行くべきところへ行って、やるべきことをしてきて」と、アリソン。
愛してるわ、ぼくも愛してる~とキス
そしてバリー/フラッシュは、過去へと戻り、
今度こそイオバード・ソーンが母親を殺すのを阻止するのでした――ジ・エンド。
――――――
こむずかしい事象や用語は軽く流して楽しんじゃいました。
この秋から始まるシーズン3では、
なんとスーパーガールとのコラボでミュージカルエピソードが作られると発表されました~
ミュージカル?とちょっと笑っちゃうけど
グラント・ガストンとメリッサ・ブノアのGleeコンビの歌が聴けるのはうれしいし、
SMASHのジェレミー・ジョーダンの歌声も聴けそうで楽しみ
長文失礼いたしました。