シーズン5は全12話だから、ちょうど折り返し地点まで来ました。
#5、6を見て、少しずつ見えてきた事実をまとめておきます。
簡単なあらすじです。ネタバレご注意ください。
#5「裏切りの渦」
ユーセフ将軍の飛行機爆破事件のあと、アリソンは謎のロシア人イヴァンと密会。
この男がロシア対外情報庁(SVR)の人間かどうかはまだ不明だけど、
アリソンとはワケありの関係っぽい。
キャリー殺害未遂も飛行機爆破もアリソンが関わってるのは明らかになりました。
イヴァンからアリソンへの指示とは、
爆破がイスラエルの仕業だとソールやアダールに思わせること。
アダールには、ソールがイスラエルと繋がってると思わせること。
アリソンは計画どおりアダールとソールそれぞれに疑惑を招くように仕向け、
2人を敵対させることに成功。
アリソンは悪い女ですね~。
どういう因縁でロシアに加担することになったのか知らないけど、
ソールたち、全く疑ってないなー。
早く正体に気づいてほしいわ。
一方、キャリーはドイツ諜報局のアストリッドに協力を頼み、
郵便局での襲撃犯が元ロシアマフィアの殺し屋で、
最近SVRと取引していたことを突き止めます。
自分を消そうとしてたのがロシアだと分かると、
流出データの中に、ロシアがキャリーに見られたくない文書があるのだと推理。
さらにローラに接触し、流出文書のデータがCIAのサーバーにあることを知ると、
そのデータを求めてソールとの接触をはかるのですが――。
襲撃犯に撃たれたクインは傷が悪化、命の危険に陥りながらも、
手当に来たヨナスの隙をついて隠れ家を出ていきます。
病院に運ばれると、せっかく死の偽装をしたキャリーの身が危険になるからと、
よれよれの身で死に場所を求めて出て行ったんですね~泣けるわ
そこへ現れたアラブ系っぽい男の人。
クインの自殺を止め、尚もあとをついてきますが――。
#6「結合」
キャリーにCIAの文書データを見たいと頼まれ、けんもほろろに突っぱねるソール。
2人の間には溝どころか越えられない壁ができてるらしい。
ところが、アリソンの計略により、アダールのソールへの疑惑は深まるばかりで
尾行をつけられ、ポリグラフを要求されたばかりか、
重要データへのアクセス権まで奪われてしまう。
ソールにもヨナスにも見放されたキャリーは、すべてを捨てて逃げることを決意、
上司のデューリングに飛行機の手配を頼みます。
やがて事の深刻度を悟ったソールは、キャリーの訴えるロシア黒幕説を信じる気になり、
CIAのデータを盗んでキャリーの上司デューリングにUSBメモリを託します。
父親同然だったソールがあれほどキャリーに憎悪を抱く理由がいまだに謎だけど、
それでも、諜報のプロ同士としてキャリーの勘を信じる気になったんですね。
データがキャリーに渡って良かったです。
あのまま飛行機に乗らず、ドイツに残る気になるんでしょうか。
一方、瀕死のクインを助けたのは、イスラム過激派のアジトの管理人でした。
本国でお医者さんだったという彼は、自分の血まで輸血してくれてクインは命拾い。
釈放された過激派男ハジーク、テロを計画したりして今後のカギになるかと思いきや
クインと一戦交えて退場。
それにしても「アメリカとドイツのスパイ行為」が露見したせいで、
あんなにたくさんの過激派が釈放されて……ほんとにローラ、あんたのおかげだわ。
――――――
さて、いくつかの点が徐々に一つに繋がってきました。
ソールが推し進めてきたシリア政権交代計画は、
アサド政権を支持してきたロシアにとって不都合だった。
ハッカーによって漏えいしたCIAの極秘文書の中には、
ロシアがキャリーに見られたくない文書がある。
CIAベルリン支局長アリソンはロシア対外情報庁の駒として動いている。
ひょっとしてスパイ?だとしたら国家的に重大問題。
なにしろ今シーズンはロシアが鍵ですね。
まとめてみると案外単純な図式だけど、まだシーズン半分残ってるから、
これからまだまだ複雑化する可能性あり。
キャリー、ソール、クインの3人の今後の関係も気になります。