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Channel: Saphiraの海外ドラマ中毒
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ウォーキング・デッドS6#5「波打つ不安」

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いや~もう、もどかしいっていうのはこういうのを言うんですよね。

今話もけっして面白くなくはなかったんですよ。
どのシーン切り取っても、それぞれに意味があるんだよね。
それはわかるわ。

でもさ、世界中のTWDファンが知りたいのは、そこじゃないでしょーが。
地味なシーンの数々をじっと息を凝らして拝視聴しながら、
いつエンドロールが流れだしてしまうのかと
ジリジリしながら観させられましたわ。今話も。

ブロ友さんもおっしゃってましたが、
惚れた弱み
というか、おあずけを食らった忠犬みたいに
またもやテレビにかじりついてしまいました。



 ネタバレご注意ください。
 
 

リックの帰還
「門をあけろ~」っていうのは、やっぱりリックでしたね。
あんなにウォーカーに囲まれてたのに、さすがリック。
無事に戻ってまいりました。
そして、押し寄せるウォーカーの群れに今後どうやって対処すべきか
町の人たちを導こうとするのですが、
人々いまだ現実をとらえきれておらず、不満の声を漏らす。
そこで加勢に入ったのがアーロン。
採掘場の大量のゾンビが半数で済んだのはリックの作戦のおかげ。
W軍団が町を襲ってきたのは、自分がリュックを置き去りにしたせいだと、
いさぎよく非を認め、リックのリーダーシップを称えます。

このあとのマギーとのくだりもそうだけど、アーロン、いいやつだわ~。
アレキサンドリアの人たち、どんだけ生き残るかわからないけど、
アーロンだけはレギュラーで残ってほしい。

マギーの苦悩
冒頭でミショーンがグレンとの作戦についてマギーに告げてました。
建物を燃やして群れを引きつけようという作戦だが煙はのぼらなかった。
無事なら合図を送って知らせるといっていたのに。

父が死に妹が死に、自身も悲惨な修羅場をくぐってきたマギーは
最近は感情をぐっと自分のなかに抑え込む場面が多い。
カールが追悼の壁にグレンの名を書いたとき、
「まだ死んでないわよ!」とカールに詰め寄るようなことはせず、ぐっと耐え忍び、
1人黙々とグレンを捜しにいく準備をするんですね~。

今回はそこに気づいたのがアーロンでした。
1人で行くのは無茶だ、自分が協力すると言い、排水溝へ案内する。
でも、結局そこもウォーカーに包囲され、壁の外に出ることはできませんでした。
マギーはグレンが二度と離れないと言い写真を燃やしたこと、
自分は妊娠してるからグレンと一緒に行けなかったこと、
行っていたら救えたかもしれない、と溜まりに溜まっていた感情を
アーロンに吐露したシーンでした。

合図がないことは、すなわち、もう絶望的なのでは?という思いと
グレンならきっと切り抜けてくれている、という思い、
もしもダメだったのなら、どんな最期だったのかこの目で確かめたい、
そして何よりも、グレンの顔を見たい
ここ、泣けました~~
2人の歴史を知ってるからね~。
だけど、刑務所後、バラバラになったとき、
ものすごい執念でグレンを捜しまくったマギーですもん、
あきらめるはずがない。
最後にカールが書いたグレンの文字を消してましたね~。
私たちも応援するよ。
これだけ遅くなったら合図は来るかどうかわかんないけど、
ゾンビの臓物でドロドロになってでも帰ってきてくれ~ グレン。

ディアナとスペンサー親子
魂の抜け殻みたいなディアナ。
リックの演説のあとも、何も言わずふらふらと去って行ってしまいました。
ところが、食糧庫に押し寄せる住民を、
スペンサーが「今こそ秩序を保つべき!」と毅然として言い聞かせたのを見て、
息子の姿に感動。威厳を取り戻しそうになるのですが……
結局、そのスペンサーの言動はエセだったとわかる。
そもそもトラックを止めたのもたまたまっていうか、
クラクション止めたのはモーガンだし、
あのへんのスペンサーはグダグダだったもんね。
弟のエイデンとどっちもどっちだわ。

さて、ディアナは息子の盗んできた食糧を返しにいこうとして、
夜道でゾンビに遭遇。
狂ったようにガラスを突き刺します。
リックが飛び出してきて始末してくれたけど、
頭を刺せばいいってことすら知らないの?ここの人たち。
自分はここの町を率いていく器ではないと自覚したようだけど、
生きたい、町を守りたい、って言ってたから
まだ希望はあるね。自暴自棄になったわけじゃない。
町の未来図も描いてるようだし。

心配なのはスペンサーですね。
あのあと、見張りに立ってたけど、何かやらかさなきゃいいが……。

ジェシーとリック
ジェシーはW襲撃のとき、家に侵入してきた女を初殺ししました。
それで吹っ切れたというか、覚悟を決めたというか、
町の人たちの中でもいち早く、これまでの現実逃避に気づいた。
訪ねて行った友達がゾンビに変わってたのを見て、即座に刺殺。
いまだ町の人々はそれを見て(男性までも)
「おぉ~ 」と、嫌悪がぬぐいきれない様子。
 
こんな世になって、よくもよくもおとぎの国で生きてきたわ、
ここの町の人たち。
でも、外でなにが起きてるか知っていながら、
目を背けたかったって気持ちはわからないでもない。
私も現実逃避派だから(笑)

リックはジェシーにかなり好意を持ってるようですね~。
「未来はある?」と訊かれて、思わずキスですわ。
まあ、殺伐とした世だからリックにもそういう展開あってもいいけど、
カールとロンの関係性は大丈夫?

その他気になったポイント
そのカールとロイですね。イーニッドが出てったってことで、
カールは捜しに行こうとしたけど、ロイに「親父に言うぞ」と言われ断念。
父親を処刑したリックに対して、ロイのわだかまりは払拭できてるのか心配。
なんかやらかしそうな気がしちゃって。

心理学者のデニースでしたっけ
負傷者を助けることができたあと、臆病になりたくないとか言って
タラにキスしてました。
なるほど、彼女はタラと同じゲイなのか……。

ラストシーンの壁に流れてたのは血? タール?
あれは何を意味するのかな?
壁の亀裂を意味するのか、あるいは深読みすれば
見張り台のスペンサーが自殺したとか?




いや~しかし、
グレンの件に関しては、視聴者の気持ちをもてあそびすぎ

こんだけ引っ張るんだから、生き残ってるだろう!とか
こんだけ引っ張って、やっぱり死んでだっていう、新しい退場パターンかとか
考えてもきりがないのでやめます。

来週の予告編はダリル、サシャ、エイブラハムなどの巻のようですね。
グレンの結果はまだ出ないんかな?




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