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Channel: Saphiraの海外ドラマ中毒
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ウォーキング・デッドS6#1「導かれし屍たち」

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遅ればせながら第一話、視聴。


シーズン5の第一話から比べたら緊迫感のないスタートに感じたけど、
もう一度見直してみると、それなりに深い意味のあるオープニングだったのかも。
噛めば噛むほど味が出るとでもいうか……

 たいしたこと書いてませんが、ネタバレご注意ください

 
 
今回の手法は、ラストシーズン、リックがピートを殺した直後の展開をモノクロとし、
現在進行形のできごとをカラーで描いたという、制作側としては「工夫を凝らした」演出。

だけど何たってテンポが悪い。
それに最初は何が起きてるか、初見では理解しにくかった
人気ドラマだからこういう大胆な演出ができるというか、余裕なんでしょうね。

そして62分の拡大版にしてストーリー的に進んだことといえば

① リック主導で町の人たちを説得し、
谷底にはまりこんで今にも町へ流れこみそうなウォーカーの大群を、
アレキサンドリアとは別の方向へ誘導しようという作戦を実行。

② リックのその作戦をよろしく思わない(初登場の)カーターが、
リックを殺そうと町人に提案するも、リックに見つかってやり込められ、
作戦に参加するが、あっさりウォーカーの餌食となる。

③前シーズンラストでついに再会を果たしたモーガンとリック。
モーガンは、やはりリックはあの時のリックのままだと実感する。

④殺人者であるピートの死体は壁の外に埋めるというリックの意見にディアナも賛成。
モーガンと2人で森へ埋葬しにいくところを、ピートの息子が追ってきてウォーカーに襲われ、
リックらが助ける。


⑤道路に車や板でバリケードを張り詰め、群れを順調に誘導していたところ、
町のほうからクラクションが鳴り響き、ウォーカーの群れが道をそれて
アレキサンドリアへ向かい始める。

大ざっぱに言えば、これだけの話。
ハラハラドキドキっていうのが無かったぶん、ちょっと物足りない。

だけどヒューマンドラマとしては、意味のあるエピソードだった気がします。

羊飼いよろしくウォーカーを誘導してくという奇抜な作戦は、
予行演習だったものが、急きょ本番へという状況になりました。
町の人たちは、まだ半信半疑なうちにリックに従わざるをえなくなった。
この大作戦、どんな結果になるかは次回を待たなきゃわからないけど、
この作戦を乗り越えたあと、町の人たちはきっとリックに一目置くようになると思う。
言葉でいってもわからないときは、実際の行動を見せるにかぎる。
リーダーはそうやって信頼を勝ち取っていくのが本来の姿ですよね。

リックの仲間たちだって、いくつもの修羅場をくぐりながら
彼に絶対の信頼をおくようになったんだし、
アレキサンドリアの生ぬるい人たちも、そういう修羅場を共に戦うことが必要。
だから、これはリックのリーダーシップを見せるとてもいい機会だと思う。

グレンとニコラスの関係も微妙に変わってきましたね。
外の世界を知らないニコラスが、前エピの出来事でグレンの強さと優しさを知り、
ある種の尊敬を抱きはじめたように見えました。



シーズン6ともなると、ただウォーカー撃退してるだけじゃ進歩がないし、
ドラマもそろそろ落ち着きどころを見つけなきゃならない時期だから、
パニック要素よりヒューマンドラマな部分を重視したエピソード、
これはこれで良かったんじゃないでしょうか。

それはそうと、
今回気になったのは、あの谷底を封鎖してた大型トラック。
あれって、5のラストでWolfの男たちがゾンビを詰め込んでたやつと似てるけど、
アレキサンドリアでクラクション鳴らしてたのは、やっぱりあの連中なのかな。

次回はハラハラドキドキが観られるのかな?
あさって!楽しみです




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