案の定、すっかりネットフリックスに乗っ取られてる毎日。
これだから要注意だったんだよね~(笑)
オレンジ・イズ~
ベター・コール~に続いて
ナルコスの1シーズン10話見終わりました。
これもNetflixオリジナルドラマ。
すっごい面白かったでございます。
ネタバレ無しで簡単にご紹介。
ナルコスとはスペイン語で麻薬の意味。
このドラマは1980年代南米コロンビアに実在した麻薬王パブロ・エスコバルを中心に
彼がコカインを売りさばいて大富豪にのし上がっていくさまと
アメリカDEAやコロンビア政府との闘いが描かれています。
パブロは生まれついての商才を生かし、コロンビア産のコカインを
さまざまな手段を使ってアメリカに密輸し、巨万の富を築いた男。
事実、フォーブス誌に世界7番目の富豪として載ったこともあるそうです。
その富とカリスマ性で多くの部下をまわりにはべらせ、邪魔者を容赦なく排除していく。
警察、政府関係者、一般の人たちを含め、
パブロの手によって殺された人は400人を下らないと言われています。
警察や軍関係者も賄賂で手なずけられ、
どんな残虐な犯罪をおかそうと、パブロは野放し状態。
密輸で得た莫大な金を隠しきれなくなって、
庶民にばらまいて英雄扱いされる。
あろうことか、大統領の座を狙って議員にまでなってしまう始末。
さすがに、この野望はすぐについえたけれど、
その後のパブロのやりたい放題の大暴走は、そりゃあまあ凄まじい。
演じるヴァグネル・モーラはブラジル人の俳優。
なんでもスペイン語は全く話せなかったんだとか。
だとしたらあのなりきり具合はスゴすぎる。
実在のエスコバルに似せて腹も出してましたが、素顔は別人。
かなりの二枚目。
さて、この麻薬王、そして麻薬ビジネスと真っ向から闘うDEA捜査官を演じたのがこの2人。
ぺドロ・パスカル! そうそうゲーム・オブ・スローンズのオベリン。
オベリンも良かったけど、このハビエル・ペーニャ役なまらカッコよかった
右のボイド・ ホルブルックは映画「ミルク」や「ゴーン・ガール」、
ビッグCにも出てたらしいけど、ブラピの若いころを彷彿させるイケメンだわ。
ドラマは、実在の人物にインスパイアされたフィクションとのことだけど、
ときおり当時のニュース映像がはさまれてリアル感が増します。
これを見れば、80年代当時のコロンビアとアメリカとコカイン密輸の関係が
とてもよくわかります。
80年代ですよ~。
つい最近のことに(笑)思えるけど、
こんなことが地球の裏側で日常的に起きていたんだ
(いえ、程度の差こそあれ今もなお起きているんだ)と思うと、
空恐ろしくなります。
需要があるから、供給はつねに途絶えないんですよね。
それにしても、Netflixオリジナルドラマ恐るべし。
IMDbで平均9.1も納得。
期待を裏切らないドラマでした~。
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【Netflix】ナルコスS1感想
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