なんかこのごろシリーズ終了が多くて
「視聴終了」記事ばかりが続いてしまってます。
ほんとは「このドラマ面白いですよ~」って現在進行形で紹介したいのに、
終わってから「面白かった」「面白くなかった」の後手後手ブログになっててスミマセン。
というわけで、殺人を無罪にする方法もS1が終わりました。
あらすじ無しのネタバレ感想です。犯人について語りますのでご注意ください。
終わったから何とでも言えるんだけど、
私、「フランクじゃないの~?」って思ってました
根拠があったわけでも、推理を働かせたわけでもなく、
ただのヤマ勘です、ハイ
こういうドラマで犯人捜しをするとき、
あらすじじゃなく、配役のほうから推理しちゃうクセがついてしまってる
そうすると、高い確率で言えるのは
必ずしも必要ないのに、無意味にキャスティングされてる登場人物があやしい
ってこと。
そういう意味でいうと、フランクは事務所においてどういう役目なのか
常によくわからなかった。ローレルとデキちゃうのも、取ってつけたような感じ。
弁護士資格があるように見えないし、調査員か何かでしたっけ?
ただ、キーティング夫妻の生活に深く入り込んでるようには見えるし、
アナリースの手足となって働いていることは確かでした。
その関係が、同じジョンダ・ライムスの「スキャンダル」の
オリビアとハックの関係にそっくりだったので
私はアナリースが殺らせたか、あるいはアナリースのために勝手にやったか、
だと思ってました。
そうか、確かにライラを殺す動機があるとしたら、サムですもんね~。
終わってみると、そんなに意外な犯人でもなかったし、
フランクかも?って何となく思ってた人多いんじゃないでしょうか。
で、このドラマがたった13話なのに、えらく冗長に思えたのはなぜなのか?
それは、「女子学生と浮気して、妊娠までさせちゃって、それを無かったことにするため殺しちゃった、殺させちゃった」という、ドラマではごくごくありがちな殺人事件を、
フラッシュシーンを何度も取り込んで、えらく複雑な事件のように
見せようとした手法のせいにほかなりません。
途中で、ライラの事件もサムの事件も、もうどうでもいいわと
思いたくなった。
それにくらべて、法廷シーンでは、
たとえば「看護師の女性が、患者の男性をレイプした疑惑」みたいな
興味深いケースもありました。
ああいう案件にかける尺を7~8割にして、
ライラ事件は各話1~2割ぐらいにしてほしかったな~。
ネイトが可哀想すぎる件
もう、ネイトは踏んだり蹴ったりでしたね!
刑事をクビになって、奥さんは癌で死にそうで、
あげく殺人犯の濡れ衣着せられちゃって――。
アナリースにさんざん振り回されて、それでもまだ「信じて」なんて言われて
弁護士に電話してましたね。
演じるビリー・ブラウンは「デクスター」でも犯人に仕立て上げられて殺された刑事役。
あれとオーバーラップしちゃった。
アナリースという人物はあまりに感情的で、共感できなかったんだけど、それでも
エミー賞にもノミネートされてるヴィオラ・デイヴィスがスゴかったな~と思うのは、
寝室でたびたび見せるウィッグをはずしたシーンでした。
というのも、クリス・ロックの「グッドヘアー」という映画で、
ウィッグやウィーブを着けてる黒人女性にとって、
その下がどうなってるかに触れるのはほぼタブーだって描かれてたから、
映画はともかくお茶の間のドラマでやってしまう勇気、すごいなと思いました。
ま、ヴィオラ・デイビスさんは、公の場に地毛でも登場してる人だし、
ああやって堂々とウェービーヘアで出てくる人は素敵だなと思います。
母親と一緒のシーンでは、ちりちりの髪を梳いてもらったりと、
ヴィオラさんの人種に関する誇りというか、
意思表示みたいなものを垣間見た気がしました。
第2シーズンは
とりあえずレベッカを殺した犯人捜しが主眼になるのかな。
これをまた13話引っ張られた日にゃかなわんな~。
いくつか謎が残されたままになりましたね。
レベッカが「エッグ911」とかけた電話の相手は?
サムがフランクに言った「貸し」とは何か?
ウェスはむかし母親を殺したのか?
何だかんだいって放映されれば見ちゃうんだろうな~(笑)
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殺人を無罪にする方法シーズン1視聴終了
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