ウォーキング・デッドS5#13「偽りの笑顔」

このところ、ウォーキング・デッドらしからぬのどかなエピソードが続いて、
きつねにつままれたような感覚を味わってます。
嵐の前の静けさなのか……平和すぎて不気味です。


  ネタバレご注意ください。

 

みんなキレイな洋服着て（ダリルだけは別ね）、
アクセサリーまでつけて、ほんと不思議な感じ。
みんなそれぞれの度合いで町のことを信じはじめてます。
それでも、まだ何か魂胆があるんじゃないかと、警戒心は怠らない。

その中で最も警戒心が抜けてないというか、PTSDっぽいのがサシャ。
在庫管理係（？）のオリビアに「ブタをしとめたら脚をちょうだい」と言われ
ギョッとします。終着駅のトラウマだ～。
「嫌いな料理を作らないか心配」と言うお気楽主婦。
「そんなことが心配！？」と叫ぶサシャ。
ほんと、温度差ありすぎです。

サシャじゃなくても疑問に思う。
アレクサンドリアの人たちって本当にゾンビの世を生き延びてきたのかな？
オリビアなんてコロコロ太って、ひもじい思いをしたことがない感じ。

でも、ディアナやジェシーが言うには、
アレクサンドリアの人たちは、もともとは赤の他人で
あちこちから集まってきたというから、それなりにゾンビと戦ってきたのよね～。
明らかにそうは見えない人もいるわ

もう一人、キャロルも警戒心を解いていませんね。
花柄カーディガン着て、ニコニコと家庭的な主婦を演じながら、
リックとダリルと三人で、銃を盗み出す計画を立てる。
というか、あんなにずさんな、チョコレート並みの武器管理
 子供でも盗みだせるわ～。
実際、子供が窓から入ってきて見つかっちゃった。
そのあとのキャロルが怖かったですね。
優しげな笑みを浮かべたまま、「生きたまま食べられてしまうのよ～ 」って。


キャロルはそんな感じだけど、
意外にもダリルは少しずつアーロンに心を開き始めてます。
スパゲティずるずるってあれじゃまるでそば。可愛かったな～(笑)
アーロンに、スカウトの仕事を一緒にやってほしいと頼まれ
素直にありがとうなんて言ってました。
銃も必要ないって言ってたしね、
ダリルって無愛想だけど実は誰よりもピュアな人なんですよね～。

あと、ミショーンも刀を手放す気持ちが出てきたようで。
ミショーンはずっと一所に落ち着きたい人だったから、
信じたいんだろうな～。

今週もまた新しい登場人物が出てきました。
ジェシーの夫で医者のピート。
そういえばアーロンがノアの足を見て
ピートという有能な外科医がいるって言ってましたもんね。

驚いたのは、リックがジェシーの頬にキスしたこと。
これまたウォーキング・デッドらしからぬシーン。
ピートに嫉妬されないといいけど。

 
見つめ合っちゃってる ……これは偽りの笑顔には見えなかったぞ。


それとディアナの旦那さんも初登場。
この人が町に壁をめぐらした立役者だとか。
ディアナにはもう一人スペンサーという息子もいました。
つまり一家四人そろって生き延びたってこと？
そんなのアリ？

細かいことが色々気になって、やっぱりこの町、何か訳ありっぽい。
でも、ほとんどの住民たちに悪意はなさそうだし、
ましてリックたちと戦って勝てるとは思えない。
どうなるんでしょうね～？

あと、登場人物が増えすぎて、レギュラー組の尺が短くなってきました。
グレンやマギーはちらっとしか出なかったし、神父やユージーンは皆無。
先週、不可解な行動をとったイーニッドもエイデンも出なかった。


そして、この平和なエピソードのなか、一番の謎だったのは、
ゾンビの額に刻まれたWでした。

あれはいったい何ぞや 
この先に起こることの予兆なのかな～ 
気になる 
 

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