久々に何もない木曜だったので、
レディースデーへGO
そして久々に奇人変人じゃないマトモなマシュー・マコノヒーを
見たかったから、この映画をチョイス。
ネタバレ無しです。
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。
【シネマトゥディより】
【シネマトゥディより】
もうこれねぇ、なんか知らないけど良かった
マコ様が父親役で元エンジニアって前情報だけで観に行きました。
アルマゲドンや宇宙戦艦ヤマト的なものを予想してたんです。
いや、そもそものテーマはそういうことなんだと思うけど、
スケールがデカすぎて、相対性理論とかブラックホール、ワームホール
5次元空間……
私のような凡人にはほとんど意味不明
「インセプション」を観たときの置いてきぼり感がよみがえってきて
一瞬、いやな予感はしたんですけど、
大丈夫でした。
難しいことは何もわからなくても(わかるに越したことはないけど)
人類が他の星で生き延びるという大義のため、
マコノヒー演じるクーパーたちが、
家族との永遠の別れを覚悟で
宇宙へ飛び立っていったということさえわかれば、
ちゃんと話についていける(笑)
終盤で発覚するいくつかの出来事がかなり衝撃的で
はあ~、なるほどな~と思う部分もいっぱいありましたしね。
クリストファー・ノーラン監督は
「ブラックホール周辺の重力と光の影響を科学的に描いた」
なんて言ってますから、
空に見える星が何億光年も前のものだと言われたってピンとこない私には
科学的、物理的なことは何億年経っても理解できっこありません
ただ、わからないからこそのロマンもあります。
そんなこともあり得るんだな~って。
そこがこの映画の面白さだと思う。(SF素人には)
3時間近い尺だから、途中眠くなるのが心配だったけど
意外にも眠気に吸い込まれることなく観賞できました。
これはぜひとも劇場で観てほしい映画です。
まっとうな生の人間を、感情そのままに演じるマコノヒーが
久々に新鮮でした。
SFオンチの私にはこんな感想しか書けないけど、
最後に海外ドラマファンとしてかなりマニアックな小ネタを披露。
宇宙船に同乗してるTARSとCASEという近未来ロボット
ふつうの人間みたいにおしゃべりするんだけど、
その声優さんにクレジットされてるのが、
おしゃべりでよくジョークを言うTARSが
ビル・アーウィン。
CSI;科学捜査班の殺人鬼ハスケルが印象的だったけど
アメドラでは常連の俳優さんです。
あまり口数の多くないCASE役の声優さんは
ジョシュ・スチュアート。
クリミナルマインドでJJの旦那さん役の人ですね。
ドラマ界ではベテランの域に入る俳優さんでも
映画になると声だけでも出演されるんですね~。
未知の時間と空間の不思議に魅了された169分でした。
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