ダリル&キャロルのエピソード。
ふたりのかもし出す空気感を楽しむエピソードだったけど、
はっきりいって何の進展もサプライズもない一話でした。
ネタバレ感想です。未視聴の方ご注意ください。
視聴者が待ちに待ったキャロル病院に運ばれるまでのストーリー。
しかし冒頭でわたしたちが見せられたのは、
キャロルがリックと訣別してからの日々という、お古な情景でした。
すっかりサバイバル生活が板について、
一人でもじゅうぶん生きていけるようになったぞ、ってことを言いたかったのね。
そしてある日、刑務所が燃えているのを目撃する。
つまり、一人追い出されたキャロルも、
刑務所がじきに破壊されたことを知ってたんだよ、って説明ですね。
さて本筋に移り、
ダリルとキャロルはブレーキランプを壊して真っ暗にした車で
白十字の車を追跡。
ガス欠寸前ってときに、
白十字の車が停まって男たちが何やら用事を足してたけど
あれはいったい何やってたんだろう?
暗すぎてわからなかった
で、結局車は動かなくなっちゃったので、
キャロルの知ってる場所で一晩休むことに。
キャロルが知ってる場所っていうのが、虐待被害者の避難施設。
キャロルが夫のDV被害に遭ってたことは、
み~んな知ってることだから、これも何の意外性もなしでしたね。
キャロルは刑務所で感染症にかかった仲間を焼き殺したことを
いまだに引きずっていて、
みんなとやり直すことができるかどうか悩んでいます。
リジーたちの一件もあるしね。
か弱かったキャロルは信念をもった強い女性に変わったのに、
何をいまさら悩んでるのかな~
ま、それでもダリルがいいですね~。
ふだんはあまり長々としゃべる人じゃないんで、
このエピソードはダリルを百倍楽しめた
キャロルが「もう燃え尽きた」って言えば
「俺たちは灰じゃない」って。
く~っ!カッコいい
虐待施設にいたウォーカーの母娘をキャロルに代わって火葬してあげたり、
“虐待から立ち直るための本”をこっそり荷物につめてたり
あれって、キャロルのためですよね~?
ほんと、「大人」になりましたな~。
最初のころは確かに「やんちゃ坊主」的なキャラでしたもんね。
キャロルとの関係も最初は姉と弟みたいに見えました。
いまはどっちかというと年齢差を感じず、同志、戦友って感じかな。
二段ベッドの部屋でへんな雰囲気 になったらどうしょうって
ハラハラしたけど そこは脚本家さんもわきまえてくれてました。
さて、ノアとの遭遇も予想できました。
その前にチラチラ人影が見えてたしね
でもまさか武器を奪われるとは。
ダリルのクロスボウが奪われっぱなしってことはありえないから、
取り返すんだろうなってことも想定内。
ノアからベスのことを知るっていうのも想定内。
ただ、キャロルが車に轢かれて連れて行かれるとき、
ついさっき会ったばかりの若造ノアに説得されて
追いかけずに思いとどまったっていうのは、
ダリルのキャラ的にはどうなのかな~って思ったけど、
それが正しい判断だったことは否めないです。
さて、これでキャロルが病院に運ばれた2週前のエピソードに
逆戻りですね。
ダリルはノアを連れて教会に戻る。
そして来週は、みんなで武器をもってアトランタの病院に
ベスとキャロルを奪還に行くわけですね。
4、5、6話と足踏み状態だったけど、
来週はようやく動くのかな。
とはいえ、あと2話でウォーキングデッド恒例の中休み。
何か大きなことが起きるのかな……。
このところのエピでちょっと胸騒ぎがするのは、
キャロルにスポットライトが当たりすぎてること。
教会から一人出て行こうとしてたこと、ダリルも心配してましたもんね。
ひょっとしてこれは近々死亡のフラグ? まさかね。そうでないことを祈ります。
だってダリルがいろんなこと吐露できる人
キャロルしかいないからね。
重要な存在です。
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