2007年にシーズン3をもって終了したヴェロニカマーズ。
視聴率低迷によって惜しまれて終わったドラマですが、
熱烈なファンによる資金であっというまに映画制作が実現。
これはもう、良くも悪くも
ファンのための映画にほかならない、という映画でした。
ドラマから9年が経ち、ハースト大を一年で中退したヴェロニカは
スタンフォードで心理学を学び、今はコロンビア大のロースクールに在籍、
半年後の司法試験に備え、大手法律事務所の面接を受けている。
カリフォルニアの町ネプチューンを逃げ出してNY暮らし、
大学の時のBFでラジオ局に勤めるピズと付き合っている。
ところがそんな時、ネプチューン高校の同級生だった歌手のキャリーが
殺されたというニュースが目に飛び込んでくる。
容疑者はなんとローガン・エコールズ!
そしてヴェロニカのもとに、「助けてほしい」とローガンからの電話。
というわけで、大事な就活を放ったらかして、
ネプチューンへ飛ぶヴェロニカ。
もうそっからはヴェロニカファンなら泣いて喜ぶ
おなじみの面々が次々と登場。
海軍の軍服姿もまぶしいローガン、
IT企業に勤めるマック、
教師になったウォレス
結婚して子供までいるウィーヴィル
そして、相変わらずアホ丸出しのディック。
事件そのものはスクリーンで観るほどのものではないかも。
人気ドラマの終了後によくある二時間スペシャル、みたいな感じ。
でも、ドラマを知ってる人なら
ヴェロニカが望遠カメラを構えてたり、
誰かになりきって電話をかけたり家に忍び込んだり、
保安官を言い負かしたり、
そんなシーンをまた見られるのがたまらなく嬉しいんだよね~。
昔と変わったことといえば、
スリムだったヴェロニカがやたらグラマーになってたこと
最近、アナ雪の吹き替えシーンを動画で見て、
あれ~?これがクリステン?って目を疑うほどご立派なお尻だったんだけど、
私生活ではママになったからこの貫禄も納得?
ヒネた感じというか、ワルぶったところが魅力だったローガンは
すっかりトゲが取れふつうの好青年になっていて、
ちょっと物足りない気もしました。
まあ、相変わらずカッコいいけどね。
ウォレスとディックは相変わらず(笑)
個人的には、パーソン・オブ・インタレストでちょっと怖い役をやってる
パパさんの優しい姿をまた見られたのがうれしかった。
ジェームズ・フランコがちょっとおマヌケな本人役でカメオ出演
というオマケもうれしいしネ。
映画のラスト、ヴェロニカは結局、ネプチューンに残ることを決めたようで、
これはドラマの続編への布石ってことなのかもしれません。
町の腐敗をどうにかしなくちゃ、って課題も残して終わったし。
実現するかどうか、まあ期待しないで待っときましょう
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ヴェロニカマーズ[ザ・ムービー]を観ました
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