軽くあらすじ追います。ネタバレご注意ください。
ホームランド第二話の舞台はアメリカに戻り、
キャリーとクイン、CIA長官ロックハートが空軍基地で
サンディの妻に遺体を引き渡すところから始まります。
キャリーは深夜、幼い娘フラニーを預けた姉のもとを訪ねるが、
「抱っこする?」と言われて及び腰。
一方のクインは、サンディの無惨な死のショックから立ち直れず、
酒に逃げて、太った大家さんとSEX。
翌朝ダイナーで、女性のことを悪く言った男たちを
こっぴどく殴って牢屋行き。
キャリーがPTSDを理由に釈放させる。
キャリーはイスラマバードに戻って
サンディの件の真相究明をしようとクインに訴えるが、
クインはその気はないと突っぱねる。
その代わり、クインの前にイスラマバードで工作員をしていて
閑職に飛ばされたジョーダン・ハリスのことを教えてくれた。
――――
キャリーは仕事となると目の色が変わり、なりふりかまわず突っ走るくせに、
娘フラニーのこととなると、とても居心地が悪そう。
赤ん坊を乗せてブロディの住んでた家へ車を走らせ、
「あれがパパの家よ」と言い、ブロディへの想いを独り語るんだけど、
「今では産んだ理由がわからない」と口走る始末。
フラニーをお風呂に沈めそうになったときは
ええーーっ そんなドラマになるの?と焦ったけど、
我に返ってくれてホッとしました~
そういう具合だから、お姉さんにも無責任さを責められます。
いったんはアメリカ勤務になったと宣言したのにね……。
――――
余談ですが、キャリーのお父さん役のジェームズ・レブホーンさん
65歳の若さで今年亡くなったんですよね。
ホワイトカラーではFBIの部長でしばらく出てた俳優さんです。
お父さんは孫たちと公園に遊びに行ったとか、外出してるとか、
(亡くなったことにはせず)そんな演出になるんですね。
ともあれ、姉のマギーが気の毒でなりません。
自分も医師という仕事があって子育てもあって
双極性障害の父親の面倒も見てる。
そのうえ、母親の自覚のまったくない妹にふりまわされてね~ 。
でもまあ、キャリーが育児に専念したらドラマが進まないわけで……
――――
ストーリーに戻ります。
キャリーはジョーダン・ハリスに会いに行き、
どうして工作員をクビになったのかを、必死に食い下がって聞き出す。
そしてわかったのは、彼がロックハート長官にサンディのリークについて、
伝えに行ったとたん異動させられたということ。
サンディは、テロリストの有力情報を得るかわりに
何者かに米国側の機密情報を流していたのだ。
ロックハートはそれを知ってたのに、
テロリストを見つけだす成果のほうを優先したんですね~。
キャリーは共謀罪にあたるといってロックハートを脅し、
イスラマバード支局長の椅子をゲット。
あいかわらずの無鉄砲ぶりです。
ソールはキャリーを助けるために、
自分の会社の警備を派遣する事を引き受けます。
ロックハートは空爆の件で窮地に追い込まれてるから、
あとを引き継ぐのはソールって話も出てきてるみたい。
結局またCIAに戻るのかな?
片やクインは、イスラマバードに戻ることを断固拒否。
太った彼女から「私のために戦ってくれた人は初めて」という手紙をもらって
何か思いつめた顔をしてたけど、決意がゆらいでるのかな~?
そうそう、米軍の空爆で家族を亡くしたアーヤンですが、
ハッカニの甥だったんですね。
狂信的にアメリカを憎むルームメイトと違って、
「殺しあうのはどちらも悪い」と言うあたり、ずいぶん理性的に見えるけど、
部屋のクロゼットから取り出した、謎の小瓶たち、、、いったい何なの?
ハッカニから預かってたものなのかな~?
不審なやからが侵入して、取材に応じるなと脅されてました。
あの小瓶、彼女の家に預けてきたりして大丈夫?
シーズン4は
サンディに情報を流していたスパイが何者なのか、
なぜ急に寝返ったのか?
アメリカの機密情報がどれぐらい漏れているのか?
を究明するというのが、とりあえずのテーマのようですね。
センセーショナルなストーリーで始まったS1から比べると、
リセットされたシーズン4はさほど目新しい感じはしないけど
堅実な内容で、間違いない!って気はする。
スリリングな展開を期待しますよ~
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Homelandシーズン4#2「二つの責任」
動き出したTRUE DETECTIVE
先日、「TRUE DETECTIVEはこれから面白くなるのか?」なんて
失礼なネタをUPしましたが、、、
4話、5話あたりからドラマはちゃんと面白くなってきました。
軽くあらすじ追いますので、ネタバレ感想ご注意ください。
第4話では、ドーラの夫チャーリーと同房だった麻薬密造人のレジー・ルドゥーが
事件の容疑者として浮上します。
そして、レジーが、“アイアン・クルセイダーズ”というバイカーギャングの
専属コック(ヤクの密造人)であることを知ります。
で、このアイアン・クレセイダースというのが、コールが過去に潜入したことのある
ギャング集団だった。
ヤクのコックね~!
3話のラストで、パンツ一丁のレジー・ルドゥーの姿が映って
なに~?と思ったけど
ブレイキングバッドでもウォルターが
こんな恰好でしたね~。
混じりけのないヤクを作るにはこのスタイルが定番なのか
脱線しました。
レジーがバイカーギャングとしか取引しないことを知ったコールは、
相棒のハートだけに事情を話して協力を頼み、
2週間の休みを取って再びギャング組織に潜入することに。
この潜入捜査がしばらく続くのかと思いきや、
これもあっという間の銃撃戦で幕を閉じる。
(このドラマにしては展開早いぞ。よしよし )
コールは、過去の潜入時にマブダチだったジンジャーを
ひっ捕らえます。
ここからが第5話。
ジンジャーから聞き出したレジーの相棒ドゥウォールを呼び出すと、
帰り道に尾行して彼らの隠れ家を見つけ出す。
コールとハートは二人で作業小屋に乗り込んで、あっさりレジーを確保するが
ここから、2012年のコール、ハートの供述と事実が食い違ってきます。
二人は口裏を合わせ、レジーらに発砲されて銃撃戦となり、
ハートがレジーの頭部に撃ちこんで命中、
ドゥウォールは自分たちの警備システム(地雷)で吹き飛んだ、
と当時の査問会へ報告し、今も捜査官たちにそう答えている。
ところが事実は、レジーに手錠をかけたあと、ハートが小屋のなかで
拉致された子供二人を発見。逆上してレジーを撃ち殺したのでした。
我に返って動揺するハートを落ち着かせ
コールは現場一帯に機関銃を乱射し、銃撃戦の跡を偽装する。
その後二人は猟奇殺人事件を解決したヒーローとなり、
ハートは昇進、コールは「自供を取りたいならラスト・コールを呼べ」
と言われるぐらい優秀な刑事として引っ張りだこに。
私生活も順調――ハートは妻とよりをもどし、コールは
マギー(マーティンの妻)の紹介で女医ローリと付き合っていた。
こんな穏やかな顔のラスト・コールを見るのは初めて。
(でも最初で最後の予感 )
そう、ドーラ・ラングの異様な死体で始まったこのドラマ、
犯人のレジー・ルドゥーが死んで事件解決かと思いきや、
ここまでが長~い前フリだったとは
ここからドラマが大きく動いていくんですね。
7年の時が流れ2002年、
ハートのティーンエイジャーの長女は積み木くずし状態。
コールはいつものように殺人事件の自供を取ろうとしてる最中、
容疑者のフランシスが「黄色の王のことを知っている、ドーラ事件の
犯人は今も人殺しを続けている、大物連中も彼を知っている」などと口走る。
「黄色の王」とはドーラの日記に書かれていたことで、
チャーリー・ラングも口にしてた言葉――。
直後フランシスは監房で自殺。
コールは何者かに脅されたためだと確信。
一人ドーラ・ラングの犯罪現場に戻り、
その後、廃墟となったタトル牧師の学校へ戻ると、
例のオブジェ「悪魔の網」を大量に発見する。
――――――
話が複雑に入り組んできましたよ~。
監督、脚本家の解説によると、コールが警察の取り調べに応じてるのは、
レイク・チャールズ事件の情報を得るためだったんですね。
コールがレイクチャールズ事件の現場に5回も現れたのは
もしかしてわざと捜査班の目に留まり、聴取されることを望んだからなのかな?
ドーラ事件と同一犯であることを知っていて、捜査状況を聞き出すために。
警察によるコール真犯人説、ハートはちょっと信じかけてたみたいだけど……
それはどうなんでしょ?
フランシスの言った「大物連中も知ってる」という言葉も意味深だし。
タトル牧師って、たしかルイジアナ州知事と従兄弟どうしだったですよね。
だけど2010年に牧師は死んだというから、犯人としては微妙?
ということは……わかんな~い
とにかくまだまだ謎だらけです。
退屈だなんて言ってた1~3話にも重要な伏線が残されてるはずなので、
もう一度見直してみなきゃ
最後に、気になるキャストについて一言。
ハートの浮気相手の娘、ホワイトカラーでニールの最愛の人、ケイト役だった
アレクサンドラ・ダダリオ。キレイな目をした女優さんだな~と思ってたけど
あんなにグラマー様だったとは
それと、ハートの次女役、どこかで見たと思ったら
ウォーキング・デッドのリジーでした。
以上です 次回が楽しみ。
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Leftovers/ 残された人々#1
Leftovers 残された人々見てみました。
この衝撃的な事件から3年後。残された人々がいまだ深い喪失感や心の傷を抱える中、アメリカ東部のとある町で奇妙な現象が起きつつあった。凶暴化する野良犬たち、不思議な癒しの力を持つとされる救世主の出現、そして急速に数を増やす謎のカルト集団。果たして、こうした一連の動きが何を意味するのか。そして、行方不明の人々はどこへ行ったのか、なぜ彼らでなければならなかったのか…?
【スターチャンネル公式サイトより】
見終わってまずは感想。
不思議なドラマだわ~。
不思議なドラマは今までもいくらでもあったけど、
何の道しるべもくれずに、不思議だけで1話目が終わってしまったドラマは珍しい。
つまりは、第二話が見たいのかどうかもわからないということ
面白いのかどうかもわからないぐらい、奇妙なドラマだったという印象です。
あるとき世界中で2パーセントの人口が一瞬にして消えてしまったという
冒頭のつかみはインパクトありましたよ。
ところが次の場面はその3年後。
全世界の50人に1人が消えたというのだから、まったく生活に影響がない人も
いれば、4人家族の3人を失ってしまった人もいる。
それでも世界は、そのことを話題にしつつも、一見平穏に営みを続けている。
まず、多くの人間が消えてしまったことの理由が1ミリもわからない第1話。
最愛の人を失った傷を引きずっている人たちがいるのはわかる。
科学的に解明しようとする人々も、神的な力によるものと信じる人々もいるなか、
なによりも奇妙なのが、白装束に身を包むレムナントという集団ですよ。
あれ、日本人なら、あのオ〇ムなるイカレ集団を思い出す方も多いはず。
言葉を交わさず、紙に文字を書いて意思疎通。
そして何?あのヘビースモーキング ぶきみすぎるわ~。
あと、上院議員さんですか?あのおじさんがトムにお金を払って
連れて行ってもらった場所、あそこも何なの?
ウェインって黒人、何者?
そして白装束にストーカーされてキレてたリブ・タイラー演じるメグは
何であの集団に助けを求めにいったわけ?
警察署長のケヴィンの奥さんって、消えたのかと思ったら
レムナントに入ってたったわけね。
そこがちょっと、興味深い点ではあったけど。
とにかく、あまりにも謎だらけで、
正直、次はどうなるのかって考えるのも面倒くさくなるような第1話でした
謎の多いドラマはいま手一杯なので、これ以上ラインナップに加えるのは
しんどいんだけど……そこは、お金払って見てるチャンネル(笑)
元を取るために、もう2、3話つきあってみようとは思います。
面白くなるといいね~
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ブリッジ~国境に潜む闇S2 視聴終了
アメリカ版「ブリッジ」シーズン2が終わりました。
感想をひとことで言うと「見応えがあった 」ですね。
ネタバレ感想あり。ご注意ください。
シーズン2では、マルコは息子を喪った悲しみから立ち直れずにいる。ソニアは彼女の過去と関わりのある男性に出会い、それがのちに彼女と上司であるハンクの関係を脅かすこととなる。事件をきっかけに、様々な問題が入り交ざった状況へと皆が引きずり込まれていく。それぞれが異なる事情や目的で事件を追ったその先に待っている結末とは…。
【FOX チャンネル公式サイトより】
さて、シーズン1はすごく複雑だった印象のあるアメリカ版ブリッジ。
国境の橋に置かれた異様な切断死体から始まった連続殺人事件は、
マルコに恨みのある男デヴィッド・テイトの復讐劇だったという結末でした。
ただ、内容を盛り込みすぎていたので、見てる方は少々とまどったシーズン1。
シーズン2のストーリーはもっとわかりやすく、
カルテルとメキシコ警察、大会社のCEO、さらにはCIAも絡んだ
「麻薬と金」がテーマでした。
裏切り者は決して許さないカルテル、
自分たちの立場を危うくする者はことごとく抹殺するCIA、
カルテルを一網打尽にしようとエルパソ署に乗り込んできたDEA、
大筋ではそれらの組織の駆け引きや陰謀が描かるんだけど、
そうしたハードボイルド系のお話だけじゃ、ちょっと硬すぎる。
で、このシーズンをぐっとスリリングにしてたのがこのエレノア・ナハトでした。
しょっぱなからブキミな登場で、視聴者の目を釘付けにしたこの方。
じつはファウストお抱えの経理係ということで、
命の次に大事な帳簿に細かく記入し、資金洗浄にかかわる一切を仕切っていた。
なにより特異なのは、この人の姿形を含めたキャラの異様さ、不思議さ。
時代遅れな服(くるぶしまで隠すスカート)に身を包み、
いっぽうでは全身に悪魔をよせつけないためという刺青をほどこしている。
そして、特に腕力があるわけでもないのに、背筋を凍らせるような怖さ
だから、大の男でもこの人に何か言われたら
ヘビに睨まれたカエルのように身をすくめてしまうんです。
ドラマでは彼女をこういう人間にした過去と理由がちゃんと描かれていて、
ケージに閉じ込めていた「ペット」との結末もそれなりに満足です。
S1で息子を殺されたマルコは、序盤、精神的にかなり不安定だったけど、
ファウストを通して復讐を果たしたあとは、
警察の腐敗にもカルテルにもちゃんと立ち向かうことができていた。
ファウストとマルコとはS1から互いにどこか憎からずの関係にあると思ったら、
じつは幼なじみだったというカラクリなんですね。
最終的にはファウスト逮捕という目的が果たせ、
S1、2を通しての課題に決着をつけられたことは良かったけど、
ロブレスが逃げたのは面白くない
さて、問題のソニアですが、
人付き合いが苦手なくせに、性には妙に大胆だったりするこの方、
性格形成の元となったと思える姉の殺人事件に関して
決着がついたと思われる今シーズン。
まあでも、姉が殺害された理由や遺棄場所を知るためとはいえ
犯人の弟と寝てしまうあたりは、やっぱりビョーキとしか思えなかった。
クライム物の女刑事といえば、NCISしかりリゾーリ&アイルズしかり、
男を投げ飛ばすような強い女じゃないと務まらないと思ってた。
ところが、ソニアは簡単にやられちゃう。
この人が刑事をやってる必然がずっとわからなかったけど、
最後、エレノアを撃たなかったのはエラかったと思いました。
丸腰のドブスを撃ったハンクを非難したもんね。
ここで撃つと矛盾になっちゃう。
そしてサイドストーリーとして本筋とからむのが、
署長を筆頭とするフアレス署の腐敗(女性の拉致暴行)でした。
これは、シーズン1から見え隠れしていたメキシコの現状。
S1では、かなりブキミな存在だったリンダーは、
S2ではフアレス署警官に拉致されていたエバに一途な想いを寄せる姿が描かれ
終始、一番わかりやすいキャラクターでした。
拉致事件を追っていた検事が殺されて、エバの証言も露と消え、
罰をうけたのは、農場でとっ捕まった警官だけで終わりましたが、
エバとリンダーは最終話で、唯一幸せな未来が垣間見えて良かった。
アルコール依存でダメダメな記者ダニエルも、
シーズン2では一貫して目的がブレなくて良かった。
アドリアーナへの相棒愛もよかったな~。
彼女がカルテルとCIAの蜜月関係をしっかり記事にするという
希望的観測で終わりましたね。
ホントはその先が見たいところなんだけど、
ブリッジアメリカ版はシーズン2で終了が正式に決まったようで残念です。
好きなドラマだったんだけどな~
オリジナルの北欧版も面白いらしいので、
こんどはそちらのほうをぜひ見てみたいです
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ウォーキングデッドS5#5「愚直な前進」レビュー
第5話 「愚直な前進」見ましたか~?
ネタバレ感想書いてます。未視聴の方ご注意ください。
もうもう、ぎゃふん (死語?)でしたね。
してやられたわ~
もちろんユージーンですよ。
ヒトゲノムだの病原微生物だの、
数週前、一生懸命に書いた私をバカにしとんのか~
あのオタクな雰囲気に完全に騙されてしまいました。
登場人物も視聴者も(笑)
でもまあ冷静になってみれば、それもユージーンなりの
サバイバル術だったんですよね。
終末の世となれば、力の強い者、弁の立つ者、知識が豊富な者、
人それぞれ何かしら持ってるモノを生かして生きのびていくしかない。
ガバナーもギャレスも、病院にいた警官や医者も、
方法は違うけど、生き延びる術を心得てたもんね。
自分はどうやって生き延びるのかな、って思わず考えちゃいましたよ
ユージーンの場合は、エイブラハムの自殺を止めて、
彼に出まかせの生きる望みを与えると同時に
自分は最強の楯をゲットしました。
ある意味、強い者に寄生することにしたのね。
かしこいわ。
とはいえ、これで一縷の望みも消えてしまいました。
DCに意味がないとなると、どうなるのかなあ。
話の先がまた全く見えなくなってきた。
信じてついてったグレンとマギーはどうしてくれるのよ
今回は軍曹エイブラハムのフラッシュバックもはさまれてたけど、
あれは妻と子供だったのかな?
それとも終末後に出会った人たちか。
ま、とにかく死んじゃったんだから、そこはウヤムヤだね。
それにしても、今回はユージーンの話がウソだったよ~ん!
と暴露するためのエピソードだったの?
にしても1話全部使わなくてもねえ~、と思いません?
エイブラハムの過去なんて、そんなに知りたい人います?
そのうちロジータの過去話で1話ひっぱったりして
リックやダリル、キャロルたちが気になってしかたないと、
視聴者の気持ちがわかって話を引っ張ってるんですよね。
憎いな~。
さて、来週はようやくダリルたちが見られそう。
そろそろ本隊の話一本にしぼってサクサク進んでほしいです
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ダメージS4視聴終了
2年以上前、Dlifeが始まったときにハマってシーズン3まで見たダメージ。
huluでシーズン4の全10話が配信されてたので見てみました。
ネタバレ感想です。ご注意ください。
これまたイッキ見の醍醐味を堪能させてもらいました。
「ダメージ」の面白さを思い出しましたよ。
ダメージの特徴は、いまやおなじみとなったフラッシュバック。
過去と現在を交錯させながら謎を明らかにしていくという手法は、
見始めのころは多少とまどいました。
だからアメリカでの本放送のころは、毎週一話ずつの放映だと
話についていくのがけっこう難しかったんじゃないかな~と思います。
シーズン1は大ヒットしたけど、2、3と重ねていくうちに
ストーリーの複雑さから視聴者が離れていったみたい。
でも、今はDVDやhuluなどで間をおかずに見れるし、
筋がわからなかったら戻って確認することもできますからね、
「難しい」って問題は全くありません。
三ヶ月前とか、一ヶ月後とか、時系列を飛びこえて
小出しに見せられるスリル感がたまらない。
そして、シーズン最終話には
いつもあっと驚くラストが待ってるんですよね~
――――
さてシーズン4ですが、
パティ・ヒューズとエレン・パーソンズはシーズン3までで公私ともに
色々波乱があったものの、二人の関係はほぼリセットされたかのように
まずまず良好。
エレンは別の法律事務所に勤めながらも、ときにパティと食事をしたり
相談にのってもらったりしています。
今回は、CIAと民間の軍事請負会社がアフガニスタンで行なった作戦で
三人の傭兵が不法に死亡したという事件がテーマ。
またCIA、またアフガニスタン。
そう、シーズン4でリセットされた点も、
舞台や設定もホームランドによく似てます。
だけど、そもそもアメリカの一法律事務所が扱う案件だから
ホームランドほど大掛かりじゃないです。
訴訟の相手は、民間会社のCEO。
演ずるのは笑顔のかわいいジョン・グッドマン。
悪役なのに悪役に見えないところがユニークです。
そして何よりグレン・クローズですね~。
シーズン3あたりでは、やや迷走ぎみだったけど、
いまや孫を養子にして育て、すっかり落ち着いている。
目と口の端で演技するというか、やっぱりすごいです、
パティ・ヒューズの存在感。
エレンはキレイになりましたね。
共感できない場面も多少あるけど、
いくつもの修羅場をくぐって強くなった気がします。
――――
2007年に始まったシリーズだからちょっと古めではあるけど
そのぶん、シーズン1~3を振り返ってみると
気になる役者さんたちが出演してます。
ニキータ、ワンス・アポン・ア・タイムのノア・ビーン
ダイ・ハード4.0、ジャスティファイドのティモシー・オリファント
CSI;科学捜査班のテッド・ダンソン
などなど。
huluではファイナルのシーズン5が配信間近となっていて、
これもIMDbの評価は高いので楽しみです。
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錦織健さんも海外ドラマが好き
錦織圭選手だと思った方、ゴメンなさ~い
昨日の地元紙の夕刊に「ゲーム・オブ・スローンズ」のことが載ってて
おっと思って読んでみたら、
有名人が自分のイチオシを紹介する記事でした。
錦織健(にしきおりけん)さん、
ずいぶん昔に、ネスカフェの「違いがわかる男」のCMで出てた方ですが
若い方はご存じないですよね~
「錦織健の血を騒がせるアメリカンドラマ」として
ゲーム・オブ~とスーパーナチュラルとウォーキングデッドが紹介されてます。
わ~い、全部見てるドラマだわあ
そういえば安倍首相も「ウォーキングデッド」好きだって言ってましたもんね。
海外ドラマ見てるってだけで親近感わいちゃうんですよね~
どうでもいい情報だけど、ちょっとうれしくなって載せてしまいました
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ウォーキングデッドS5#6「ふたり」
ダリル&キャロルのエピソード。
ふたりのかもし出す空気感を楽しむエピソードだったけど、
はっきりいって何の進展もサプライズもない一話でした。
ネタバレ感想です。未視聴の方ご注意ください。
視聴者が待ちに待ったキャロル病院に運ばれるまでのストーリー。
しかし冒頭でわたしたちが見せられたのは、
キャロルがリックと訣別してからの日々という、お古な情景でした。
すっかりサバイバル生活が板について、
一人でもじゅうぶん生きていけるようになったぞ、ってことを言いたかったのね。
そしてある日、刑務所が燃えているのを目撃する。
つまり、一人追い出されたキャロルも、
刑務所がじきに破壊されたことを知ってたんだよ、って説明ですね。
さて本筋に移り、
ダリルとキャロルはブレーキランプを壊して真っ暗にした車で
白十字の車を追跡。
ガス欠寸前ってときに、
白十字の車が停まって男たちが何やら用事を足してたけど
あれはいったい何やってたんだろう?
暗すぎてわからなかった
で、結局車は動かなくなっちゃったので、
キャロルの知ってる場所で一晩休むことに。
キャロルが知ってる場所っていうのが、虐待被害者の避難施設。
キャロルが夫のDV被害に遭ってたことは、
み~んな知ってることだから、これも何の意外性もなしでしたね。
キャロルは刑務所で感染症にかかった仲間を焼き殺したことを
いまだに引きずっていて、
みんなとやり直すことができるかどうか悩んでいます。
リジーたちの一件もあるしね。
か弱かったキャロルは信念をもった強い女性に変わったのに、
何をいまさら悩んでるのかな~
ま、それでもダリルがいいですね~。
ふだんはあまり長々としゃべる人じゃないんで、
このエピソードはダリルを百倍楽しめた
キャロルが「もう燃え尽きた」って言えば
「俺たちは灰じゃない」って。
く~っ!カッコいい
虐待施設にいたウォーカーの母娘をキャロルに代わって火葬してあげたり、
“虐待から立ち直るための本”をこっそり荷物につめてたり
あれって、キャロルのためですよね~?
ほんと、「大人」になりましたな~。
最初のころは確かに「やんちゃ坊主」的なキャラでしたもんね。
キャロルとの関係も最初は姉と弟みたいに見えました。
いまはどっちかというと年齢差を感じず、同志、戦友って感じかな。
二段ベッドの部屋でへんな雰囲気 になったらどうしょうって
ハラハラしたけど そこは脚本家さんもわきまえてくれてました。
さて、ノアとの遭遇も予想できました。
その前にチラチラ人影が見えてたしね
でもまさか武器を奪われるとは。
ダリルのクロスボウが奪われっぱなしってことはありえないから、
取り返すんだろうなってことも想定内。
ノアからベスのことを知るっていうのも想定内。
ただ、キャロルが車に轢かれて連れて行かれるとき、
ついさっき会ったばかりの若造ノアに説得されて
追いかけずに思いとどまったっていうのは、
ダリルのキャラ的にはどうなのかな~って思ったけど、
それが正しい判断だったことは否めないです。
さて、これでキャロルが病院に運ばれた2週前のエピソードに
逆戻りですね。
ダリルはノアを連れて教会に戻る。
そして来週は、みんなで武器をもってアトランタの病院に
ベスとキャロルを奪還に行くわけですね。
4、5、6話と足踏み状態だったけど、
来週はようやく動くのかな。
とはいえ、あと2話でウォーキングデッド恒例の中休み。
何か大きなことが起きるのかな……。
このところのエピでちょっと胸騒ぎがするのは、
キャロルにスポットライトが当たりすぎてること。
教会から一人出て行こうとしてたこと、ダリルも心配してましたもんね。
ひょっとしてこれは近々死亡のフラグ? まさかね。そうでないことを祈ります。
だってダリルがいろんなこと吐露できる人
キャロルしかいないからね。
重要な存在です。
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「インターステラー」観てきました
久々に何もない木曜だったので、
レディースデーへGO
そして久々に奇人変人じゃないマトモなマシュー・マコノヒーを
見たかったから、この映画をチョイス。
ネタバレ無しです。
【シネマトゥディより】
もうこれねぇ、なんか知らないけど良かった
マコ様が父親役で元エンジニアって前情報だけで観に行きました。
アルマゲドンや宇宙戦艦ヤマト的なものを予想してたんです。
いや、そもそものテーマはそういうことなんだと思うけど、
スケールがデカすぎて、相対性理論とかブラックホール、ワームホール
5次元空間……
私のような凡人にはほとんど意味不明
「インセプション」を観たときの置いてきぼり感がよみがえってきて
一瞬、いやな予感はしたんですけど、
大丈夫でした。
難しいことは何もわからなくても(わかるに越したことはないけど)
人類が他の星で生き延びるという大義のため、
マコノヒー演じるクーパーたちが、
家族との永遠の別れを覚悟で
宇宙へ飛び立っていったということさえわかれば、
ちゃんと話についていける(笑)
終盤で発覚するいくつかの出来事がかなり衝撃的で
はあ~、なるほどな~と思う部分もいっぱいありましたしね。
クリストファー・ノーラン監督は
「ブラックホール周辺の重力と光の影響を科学的に描いた」
なんて言ってますから、
空に見える星が何億光年も前のものだと言われたってピンとこない私には
科学的、物理的なことは何億年経っても理解できっこありません
ただ、わからないからこそのロマンもあります。
そんなこともあり得るんだな~って。
そこがこの映画の面白さだと思う。(SF素人には)
3時間近い尺だから、途中眠くなるのが心配だったけど
意外にも眠気に吸い込まれることなく観賞できました。
これはぜひとも劇場で観てほしい映画です。
まっとうな生の人間を、感情そのままに演じるマコノヒーが
久々に新鮮でした。
SFオンチの私にはこんな感想しか書けないけど、
最後に海外ドラマファンとしてかなりマニアックな小ネタを披露。
宇宙船に同乗してるTARSとCASEという近未来ロボット
ふつうの人間みたいにおしゃべりするんだけど、
その声優さんにクレジットされてるのが、
おしゃべりでよくジョークを言うTARSが
ビル・アーウィン。
CSI;科学捜査班の殺人鬼ハスケルが印象的だったけど
アメドラでは常連の俳優さんです。
あまり口数の多くないCASE役の声優さんは
ジョシュ・スチュアート。
クリミナルマインドでJJの旦那さん役の人ですね。
ドラマ界ではベテランの域に入る俳優さんでも
映画になると声だけでも出演されるんですね~。
未知の時間と空間の不思議に魅了された169分でした。
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サン・オブ・アナーキーS5の11月配信はムリみたい
11月配信だっていうから契約したのに
huluに「11月中に配信されますか?」と問い合わせてみたところ、
「サン・オブ・アナーキー」追加シーズンの配信につきまして、
近日中に配信予定となっており、担当部署にて配信に向け準備中で
ございます。
大変恐縮ではございますが、今しばらくお待ちいただけますと幸いです」
との返答でございます。
ってことは明日中の配信はないってことかい
いや、たとえ明日11月30日に配信されたとしたって
そのために11月から契約したユーザーとしては
詐欺にあったも同然の気持ちですよ
まいったな。してやられたな~。
さらには、12月配信スケジュールのメールのなかに、
サンオブアナーキーS5は入ってないんですよね
近日中って曖昧だな~
いつよ?
TVの有料チャンネルは契約した翌月から視聴料発生っていうのが大半だけど
huluは契約した日から、1日だろうが31日だろうが、まるまるひと月分
取られるんですよね~。
1000円たらずとはいえ、12月はどうしようかなと迷う。
あした一日迷おうっと。
ほんとhuluさん、何度も言うけど、
配信スケジュール詳しく、正確にお願いしますよ。
って言っても、けっこう他のドラマ見まくって
お世話になってるんですけどね
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メンタリストS5視聴終了;気になるレッド・ジョンは?
メンタリストについて書くのは相当久しぶりです。
スパドラ休止中だったため、ようやくイッキ見でシーズン5を
見終わりましたが
やっぱり面白いですね~
ほんとこのドラマ、よく出来てるわ。
とはいえ、じつのところ、シーズン3のラストあたりから
ストーリーは若干うろ覚えなのですが
シーズン5の終盤にきて、話がかなり盛り上がってきました。
一話完結物のドラマって、
だいたいは背景に大きな流れのストーリーがあるんだけど、
私、ふつうは一話完結が基本のドラマなら、
一話完結のエピのほうが好き。
ところがメンタリストに関しては、
大きな流れのストーリーつまりレッド・ジョン関連のほうが
一話物のエピよりずっとワクワクするんですよね。
パトリック・ジェーンも、
ふだんのお気楽(?)な事件のときと、レッドジョン絡みのときとは
明らかに顔つきが違う。
シーズン5は前のシーズンと比べても、ぐっと面白かったです。
その一つが、リズボンの天敵、ヴォルカーのくだりですよね。
彼がレッド・ジョンと直接の関係があるのかどうかは不明だけど、
シーズン5を十分盛り上げてくれた。
演じるヘンリー・イアン・キュージックはLOSTでブレイクした人。
スキャンダルのレギュラーをS1で降板した直後だったけど、
たぶん本人もこういう役のほうが好きだったんでしょうね。
あとは広報のブレンダの件とか、
ラローシュのタッパーウェアの件、
面白かったですね~。
ああいうの好きです。
ブレンダもずいぶん前から出てるキャラだし、
ラローシュの秘密の容器はS3から引っ張ってた案件。
ここへきて明らかにしてくれるとは、憎い、というか
打ち切りになったらどうしよう?は考えずに来たってことですね(笑)
ヴァンペルトは途中、やたらデスクから動かなくなったと思ったら、
研修かなんかで数話消えてもどってきた。
アメドラ恒例の産休だったんですね~。
おめでとうございます。
ストーリー的にはその後、リグスビーと落ち着くところに落ち着いて
おめでとうございます。
さて、問題のレッド・ジョンの正体ですが......
レッド・ジョン本人が提示した容疑者リストのなかに
本人が含まれてるかどうかという疑問はあるけど、
そこは、含まれてなかったら成り立たないと思うので――
シーズン5までずっと観てきたとはいえ、
細かいところまでは憶えていない。
したがって、ストーリーから分析しての、推理はとうていムリ。
なので、少々ズルい手で推理しますよ。
これまで色々な人が、レッド・ジョンの手先として登場しました。
そのすべてがレッド・ジョンに心酔してるというか、
彼のために毒を飲んで自殺するほどの傾倒ぶり。
そのカリスマぶりは「フォロイング」のジョン・キャロルに似てます。
だとしたらカルト宗教がらみ?
ヴィジュアライズのスタイルズと推測もできるけど、
それじゃあまりにベタな気もする。
あと、消去法でいくと
国土安全保障省のカークランドはレッド・ジョンの手下であって本人ではない。
レイ・ハフナーは、ヴィジュアランスの信徒だと告白したけど
それ以上ではない気がする。
FBIのリード・スミスに関しては、まったく覚えがないので
推理が不能です。
CBIの局長も無いと思うんだよね……
で、ストーリーからの推理では全く無く、
キャスティングからの推理。
何の情報もない、単なるわたしの独断的推理ですので
本気になさらずにね。
レッド・ジョン本命候補は、
シーズン1の2でのみに登場したマカリスター保安官か?
あるいは、
パイロット版に登場し、その後S2、S5と、数話登場してる
鑑識のブレット・パートリッジ?
ほんと、これらの根拠はくだらないので
話半分で聞いてほしいんだけど、
まず、制作側はドラマをスタートした時点で
何シーズン続けられるか不明だったはず。
だから、ドラマのキモであるレッド・ジョンを
必ず序盤に登場させてたと思う。
いつ打ち切りになっても対応できるように。
だからもしレッド・ジョンが後半のシーズンから出始めてた
ハフナーやスミスあたりだと、制作側がよほど長期契約の自信があったか、
あるいは行き当たりばったりだったかのどちらか。
で、ジェーンとの関係性からいって、ブレット・パートリッジの若さじゃ
説得力がない気がするんですよね。
そして今になって思えばシーズン1の2話目に登場のマカリスター保安官、
あからさまに怪しいところはないのですが……
なにより、演ずる俳優さんのザンダー・バークレーが、ニキータや24でかなり
重要な役を演じてた方。
保安官で1エピソードっていうのが、どうも考えにくい。
年齢的にもレッド・ジョンっぽいかなと。
にしても、当時ジェーンとは全く初対面のふうだったし
なぜジェーンに執着してるのか、わからない。
アメリカ本土の視聴者は、初出でとっくに気づいてしまう恐れがありますよね~(^^;;
(たとえば日本のドラマで船越栄一郎が端役で出るみたいなネ)
それは無いのかな~とも思ったり……。
うーん、
つまりは全く未知数ですね~。
こういう推理をシーズンにわたってさせてくれるのは
ほんとに楽しいわ。
せっかちな私に忍耐力をつけてくれるドラマでもありますしね。
来年のシーズン6がめっちゃ楽しみです
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「ノーマル・ハート」を観ました
ノーマル・ハートを観ました。
以前こちらで紹介しましたが
すごい作品を観てしまったという感想です。
何でこれがTV映画なんでしょう?
なぜ劇場公開にしないの?
それほど深く胸をえぐる映画でした。
ネタバレは無しですが、簡単にあらすじを紹介します。
時は1980年代初め、
まだAIDSやHIVという言葉が一般的になる前の時代。
当時、同性愛者の間で急激に広まった未知の感染症は
ゲイ・キャンサー(ゲイの癌)と呼ばれ、
社会から偏見を受け、
政治指導者たちも目をそむけていたんですね。
CIAが開発した殺人ウィルスをゲイ社会で実験してるとか、
そんな噂までまことしやかに立っていたなんて、
今ではとても考えられないことだけど、
ほんの30年たらず前、社会がそんなに無知だったとは
あらためて衝撃を受けます。
政府が対策に乗り出さないから、
その奇病がどんなに恐ろしいものか、
どういう形で感染するのか周知できなかった。
だから同性愛者たち自身も真剣に取り合わず、
人々が無知なままどんどんウィルスが広まる形になった。
この映画はそうした時代の悲しい状況を描いています。
マーク・ラファロ演じるネッドを始め、
この感染症に危機感をおぼえた同性愛者たちが
みずから「ゲイの健康危機」の会を立ち上げ、
社会や政治家たちから資金援助を受けようと活動を始めます。
ところが、熱血漢のあまりネッドの訴えは空回りするばかりで、
世間は彼らに拒絶反応をしめす。
仲間うちにも、ゲイであることを隠しておきたい人もいるのに、
ネッドは「闘うんだ」の一点張り。
その過激な言動が周りに疎まれ、やがては――
何がすごいって、
役者たちの演技
思わず身震いしますよ。
マーク・ラファロの渾身の演技。
自身はストレートのラファロはこの役をオファーされたとき、
「なんで僕が?」と最初はためらったそうですが、
蓋を開けてみれば、
これはもうオスカー級の演技なんじゃないですか?
「ミルク」のショーン・ペンを超えた気がする。
そしてマット・ボマー。
前半と後半の彼は、まったくの別人でした。
すごい役者根性です。
自身ゲイの彼が、この役を引き受けて、あそこまで壮絶に演じることには
おそらく相当の勇気がいたのではないかと思う。
間違いなく、今後のキャスティングの幅が広がる
ステップアップの一作になったと思います。
こういう愛の形もあるんだな~って、本当に感動させらました。
ジュリア・ロバーツも、「今もこれからも防護服を着る気はない」と
AIDSと決然として闘う女医役を熱演。
これは誰かモデルがいたのかな~?
すごくリアルでした。
テイラー・キッチュ。
「ゲイの健康危機」の会長を務めつつ、
世間にはカミングアウトする勇気のない繊細なゲイ役をうまく演じてた。
初めて見たけど、これからも注目したい俳優さんです。
それとジム・パーソンズ!
表情もしゃべり方もシェルドンのままなんだけど、
悲哀と怒りを抑えつつ、
誰よりも冷静に仲間たちの死を受け止めている演技にジーンときます。
彼はブロードウェー版でも同じ役柄を演じてるんですってね。
まさにハマり役なんじゃないでしょうか。
ホント、これなんで劇場物じゃないんだろうって何度も思いながら観ました。
監督は自身もゲイを公言しているgleeのライアン・マーフィー。
gleeといえばジェシー役のジョナサン・グロフも出てました。
早くDVD化されて、たくさんの方に観てもらいたい作品です。
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TRUE DETECTIVE 視聴終了
終わってみればあっという間の8話。
しかも、極上の8話構成だったと言わねばなりません。
退屈だと思った3話めあたりまでも、
じつは最終話ラストシーンの効果を高めるため
必要不可欠な時間だったのだと実感。
もう一度見直してみなければなりません。
詳しいあらすじは書きませんがネタバレ感想にご注意ください。
マシュー・マコノヒー演じるラスト・コールと
ウッディ・ハレルソン演じるマーティ・ハートのケミストリーを
思う存分堪能できたこのドラマ。
ブードゥーとか、歪んだ宗教がらみの事件を扱う犯罪ドラマは
そんなに珍しくないけど、
たいていは45分のうちに発生→解決しちゃいますからね、
伏線らしいものもたいして仕込まれずに終わる。
その点このドラマには、
17年という長期にわたるたった一つの連続殺人事件のミステリーを
8時間かけて見届けられた満足感があります。
17年前に起きたドーラ・ラングの猟奇的殺人事件は
いったんは容疑者死亡という形で解決を見るのですが、
あるきっかけからコールは、これが重大な連続殺人事件だと気づきます。
2010年にルイジアナに戻ってきたコールは、
ドーラ事件もそれに類似したいくつかの事件も、
地元の一族が昔からひそかに行なっていた悪魔崇拝の儀式と関係があるらしいと推測。
バーテンダーをやりながら倉庫を借りて一人ひそかに捜査を続けていた。
ハートと喧嘩別れをする形で警察を辞めたコールは
レイクチャールズ事件の事情聴取に呼ばれたことがきっかけで
ハートと10年ぶりの再会をします。
最初はコールの事件への執着を胡散臭い目で見ていたハートも、
一本のビデオテープを見せられてからは、
もはやコールの妄想ではないと確信。
警察時代のコンビが復活したように
二人は息の合った捜査で連続殺人鬼を追いつめていくのですが――。
17年のあいだには、2人の刑事の人生にも紆余曲折がありました。
一時は互いに中指を立てあうほどぶつかり、絶縁状態にあったのに、
やがてはその中指のしぐさが2人の独特な挨拶がわりみたいになっていた。
だからこそ、おぞましい猟奇的事件をあつかったドラマにもかかわらず
驚くほど後味のいい終わり方。
これまでハートは、コールのエキセントリックな言動を、
終始苦虫をかみつぶしたような顔でながめてたけど、
ラストシーンでは、なんともいえず穏やかな顔でコールを見つめてました。
コールも長年ずっとかかえてきた闇に光が満ちたようで良かった
ラストシーンの2人の表情を見ただけで、
今後もいい関係が続くんだろうなと幸せな気分になれました。
それだけに、シーズン2が全く違うキャストで撮られるっていうのは
残念な気もするけど……
あと、追記しておくと、
このドラマ映像がすごくきれいでした。
監督はフィルム・ノワールを意識したというけど、
暗い画面のなかにあっても、ちゃんと見せたい光や色があり
暗闇で何が起きてるかわからないという画面じゃない。
こうしたシルエットもきれいだし、
マコ様がちゃんと背中で演技してる(笑)
これまた早くDVD化をお願いしたいドラマ。
そして、もし私のように最初の2、3話、「疲れるな~」と感じたとしても
けっしてあきらめないで最後まで見ていただきたいです。
きっとカタルシスを味わえるはず(笑)
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スキャンダルS3#7まで
話も少し込み入ってきたのでここらで一度メモっておきます。
さくっとあらすじ&感想です。ネタバレご注意ください。
まずは、シーズン2ラストで大統領の愛人であることを暴露されてしまったことの
後始末で始まったシーズン3。
不倫を暴露されたオリヴィアからはクライアントが一斉に離れ、
事務所はいっとき窮地に陥ったけど、
メリーとサイラスの機転(悪知恵?)で、
本当の愛人は広報担当のジニーンが愛人だという話をでっちあげ!
結局、大統領フィッツもメリーとサイラスの策略に乗っかって、
不倫の相手はジニーンだったという会見を開いてしまうんですね~
当のジニーンも、ホワイトハウスからの200万ドルと引き換えに
愛人役になりきることを承諾。キャリアより金をとって退場。
なんだかな~、
大統領ちゃん、まわりに後始末から何から全部やってもらって
一体なにやってんの?
愛人騒動は、こんな感じでとりあえず一件落着。
それよりシーズン3になって現れてきた大きな陰謀はB613の問題。
B613とはなんぞや?
政府傘下でありながら、大統領も関知することができない極秘組織で、
スパイ活動や拉致、拷問、自殺に見せかけた暗殺などを
ひそかに行なっている、CIAの過激派?みたいなもんかな。
これのリーダーがこれまでもちょこちょこ顔を出してたローワンで
それがオリビアの父親だったという事実。
ハックもジェイク・バラードもかつてそこで活動する工作員だったんですね。
ハックなんかは、度重なる拷問の任務に精神を病み
ホームレスとなっていたところをオリビアに拾われた、
そのあたりは、これまでもたびたび紹介されてたことだけど――。
シーズン3で暴かれようとしているB613にまつわる秘密は、
“レミントン作戦”というもの。
#7まででわかってきたことをまとめると、
レミントン作戦とは、湾岸戦争当時、空軍時代のフィッツが参加した作戦で、
フィッツの操縦する爆撃機がアイスランド沖で民間航空機を撃ち落とした。
乗員乗客が全員死亡した民間機522便には、オリビアの母マヤも乗っていた、ということ。
フィッツはオリビアの身の危険を案じて、レミントン作戦を調べるなと言う。
522便の事実を暴露したり探ろうとする者は、ことごとく抹殺されてしまうようですよ~!
でも、オリビアは父親はもちろんのこと、作戦の事実を隠していたフィッツにも
不信感を抱き、危険は承知の上で
父ローワンとB613と真っ向対決することを決意。
事務所の仲間たちに今まで隠してきた真実を伝え、
ローワンが母マヤを殺害した事実の追求に乗り出すことにした。
で、さすがグラディエーターたち、
航空機が離陸する直前、連邦保安官が搭乗者の一人を機から降ろしたことを
早々に突き止める。
オマー・ドレスデンという男の乗客。
機から降りるところを目撃したはずの当時の保全係から話を聞こうと思ってた矢先……
ここからの展開が面白い。
ちょっと前から、ハックに相手にされずにストレスが溜まってるクイン。
射撃場でうっぷん晴らしをしてるときにチャーリーに出会う。
今もB613でローワンの手先となって働くチャーリーは、
探偵事務所をやってるとウソをつき、クインをたくみに誘惑。
睡眠剤と偽ってとあるビルの警備員に劇薬を注射させ、殺害。
その警備員というのが、オマー・ドレスデンを目撃した元保全係だったんですね~。
スリル中毒のクイン、やっちまったよ~!バカバカ
これでB613に入会決定 ?
#7では、フィッツとメリーの新婚時代の回想が入ったけど、
あんなラブラブな時代もあったのね、と今の状況を思えば意外な気がする。
それにしても、ぎょっとするのはフィッツの親父。
息子の嫁にあんなこと、あり得ない
だけど、それ以上にスゴイのは、それを冷静に受け止め、
義父への交渉材料にしたメリーはしたたかすぎる。
しかも、どうやら一人目の子は…… ヤダヤダ気持ち悪イ~
ところで、このキモい親父の話によると
522便の撃墜理由は、放射能爆弾が積まれているという情報があったからだという。
そのまま飛んでたらロンドンの半分が犠牲になっていたから。
これは本当なのかな?
事実だとしたら、なぜそのまま飛行機を飛ばしたのか?
あるいはB613だけがその事実をつかんでいて、
ローワンは妻マヤを事前に降ろしたってことか?
予想どおり、オマー・ドレスデンと搭乗名簿にあった一人は
オリビアの母マヤでした。
ローワンは妻を助けておいて、なぜ牢獄に閉じ込めておいたのか?
これから色々な謎が明るみにでてくるでしょう。
しかしスキャンダルは始まった当初の1話完結スタイルから
すっかり連続物のスタイルに変わってきましたね。
オリビアの事務所はS3で他の仕事もやってくれるのかな(笑)
そうそう、他の仕事といえば、
大統領選の対抗馬、マーカス議員が好きです。
煮え切らないフィッツより、ずっと頼もしいわ。
リサ・クドロー、けっこうな年になりましたが、
フレンズのおとぼけフィービーとは全く違うキャラでカッコいい。
それにしても、オリビアはフィッツに何度訣別しようとしても
かかってくる電話にせつなーい顔で出ちゃう。
確か今回、あの携帯こわしたよね。
今度こそ別れてくれるのかな~?
いやいや、まだ二人とも未練たっぷりだからな~。
まだまだ見どころ満載のシーズン3です。
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ウォーキングデッドS5#8中休み前ファイナル「人質交換」
しかし、中休みなんてシステム、いつから定番になったんでしょうね~?
ウォーキングデッドのシーズン5、来年2月までお預けですよのファイナル
もう録画待てず、オンタイムで見てしまいました。
忘れないうちにメモメモ。
ネタバレ超ご注意です。
この中休み前最終話は、ここ数話のゆったりとした進みとくらべ、
なんか、はしょっちゃってるんじゃないの?と思うぐらい
展開が速かった。
まず、前話でサシャを昏倒させて逃げた警官、
いきなりリックに見つかって、殺されてしまいます。
その後、残り二人の人質警官を使って、
ベス&キャロルと人質交換を決行。
リックが屋上で相手方の警官たちと交渉、
その後、あっという間にドーンと相対する場面になりました。
いっぽう、教会のあの不可解な神父ですな~。
床板をはずしてまで教会脱出して何がやりたかったんだか。
結局ゾンビ引きつれて教会に戻り、
ミショーンとカールに迷惑かけつつ、教会をゾンビに占拠されちゃった。
「ようやくわかった」って言ったって遅すぎだよ。
それにしてもカール、お父さんと違ってキレずに冷静でエライ。
大人になったよ~。
ピンチの教会にグレンたちのバスが駆けつけたときは
やった~ って思いましたね。
リックたちはベスを救出に行ったんだよ、って聞いたときのマギー
やっぱりお姉さんだ。
関係ないけど、私はタラの無邪気な陽気さが
最近どんどん好きになってます
さてさて、病院の場面ですが、
ドーンという女は、要は人を助けるといいながら
それはすべて保身のためだったとベスは見抜く。
そしてそして――
前の数エピソードの感じからして、
キャロル、ダリル、ベスのうちの誰かが死ぬんだろうな~って
予感はしてたんだけど、
私はてっきりキャロルだと思ってました。
そっか、そうきたか~って感じですね。
残念だけどしょうがない。
そして、ある意味納得。
あそこまで彼女に特化したエピソードがあったわけが
いまわかりました。
ドーンは死んでよかったけど、あの病院の連中、
このあとどうするのかな?
シーズン中休み前にしては(S4のすさまじさを思うと)
おとなしめのエピソードでしたが、
このあと、モーガンが出てきそうで楽しみだわん
来年2月まで……
北海道は冬真っ只中に突入。
雪かきしながら続きを待ちまする。
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待ってましたのサンオブアナーキーS5配信開始!
hulu11月配信と言われてじっと我慢の子でいましたが、
ついに配信はじまりました~
シーズン5
でも、眠いときに見ちゃ~もったいないので、今日はもう寝ます
ちらっとさわりだけ見たら、
シーズン4ラストから時経たずに引き続き……のようですね。
ついに総長になったジャックス
クレイを完全に見限ったジェマ
これからどうなるのか~
ゆっくり楽しもうっと。
ダメージのシーズン5も配信はじまったようで、
このところ終了番組が続いてラインナップ寂しくなってたので
よかった~
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いまさらアロー【ARROW】
AXNで初放送のとき、パイロット版だけ見たのですが、
現代の銃社会に弓を持って対抗するってことに、
いささかついて行けない気がして挫折してました。
でも、尊敬するブロガーさんたちが面白いと書いておられるので、
このたびの連続放送を録りため見てみたところ――
なるほど、面白いです食わず嫌いでした。
アメコミの「グリーアロー」が原案ってことで、がちがちのヒーローものですが、
Green Arrow Vol. 1: The Midas Touch (The New 52)/J.T. Krul
主人公の「フード野郎」がめっちゃ強い弓使いになったいきさつや大義なんかが、
「島」での体験のフラッシュバックできっちり描かれていて
なかなか説得力があるんですよね。
以下、詳しいあらすじはありませんが、ネタバレ感想ご注意ください。
しかし、流れ着いた絶海の孤島で過ごした5年の歳月は、その男のすべてを変えていた…。
亡き父と交わした約束を果たすため、スターリング・シティを破滅に追い込む権力者から街を守るため、人知れずヒーローとして生きることを決意したオリバー。
“お騒がせセレブ”という仮面で周囲をごまかしながら、緑のフードと弓矢を手にした孤高のヒーローとして、一人、また一人と、父が遺したリストの人物に制裁を加えていく!
AXN公式サイトより
最初は、父親から託された手帳にある人物を
次々と弓矢で成敗してくだけのお話かと思ったんですよ。
まさか、そんな単純なことじゃ、1シーズンももたないですもんね~
オリバーが5年過ごした島は無人島でもなんでもなく、
何かの陰謀にかかわってる島だってことがじわじわとわかってきます。
オリバーの正体も早いうちから身近な人が知ることになる。
この辺がストレスなくていいですね~。
ディグルってボディーガードとして登場してきたときから、
「正義の味方」の仲間になる雰囲気ムンムンでした。
演じるデヴィッド・ラムゼイはどこかで見たことがあると思ったら
デクスターでいっときデボラの彼氏だったアントン。
次にオリバーの正体を知って仲間になったフェリシティは、
こういうチーム作戦物には絶対に欠かせないITの天才役。
演じるブロンドの女優さんはきれいだけど、あくまで三枚目役。
あんなに簡単にハッキングされたらたまったもんじゃないけど、
キーボードをバチバチ打って現場を助けるスリリングなシーンは大好物。
オリバーは船で遭難する前は億万長者の息子でチャラ男だったんだけど、
5年間の島生活で、心も体も別人に生まれ変わりました。
私、納得いかないのが、思慮分別のあるローレルが
なんで5年前のあんなチャラ男と付き合ってたかってことですよ。
現在のオリバーに惹かれるのは納得だけどね~。
それはさておき、シーズン1を見終えたところで整理すると、
オリバーを最初に助けてくれたヤオ・フェイっていう中国人は
中国の人民軍か何かの兵士。
シェイドってめっちゃ強い娘は父親を捜してるうちに
島へ連れてこられたみたい。
ファイアーズ率いるなぞの軍隊は、
何者かの指示により、島から民間航空機を撃墜し、
中国経済を混乱に陥れようとしているらしい。
そのテロの首謀者をヤオ・フェイに仕立て上げようとしてたということ。
ファイアーズに命令してた人、ハイヒールだけ映ってたから女性?
正直、このへんの事情がイマイチまだ飲み込めないんだけど、
フラッシュバックで挟み込まれる島での出来事が
このドラマを盛りあげてるのだけは確か。
そして現代のスターリング・シティのほうは……
諸悪の根源たる男がいるんですが、
この人の「グレイズ地区を破壊する」動機が
奥さんが診療所を作ったグレイズ地区で
無惨にも殺されてしまった……その敵討ちであるとしたら、
あんな弓男になるまで修行して
帰ってきて次々と邪魔者を消して
最後にはグレイズ地区に地震を起こして破壊って展開、
あまりに過激すぎやしないか?とも思いましたが。。。。
S1ラストには、これからの動向が楽しみだったキャラクターが
亡くなってしまって残念です。
個人的に期待大なのは、オリバーを島で鍛えた戦士スレイド。
バリバリの硬派なんだけどちょっとユーモアもあって好きなキャラ。
なんとスパルタカスのクリクススにこんなところで会えるとは
クリクススのときはどえらい巨人に見えたけど、
オリバー役のスティーブン・アメルと並ぶと小柄に見えちゃう。
上には上がいるのね~。
それと、ティアのボーイフレンド、ロイ・ハーパーの今後も期待です。
「正義の味方」に心酔してるみたいだから、
シーズン2に活躍してくれるのかな~?
引き続き見ます
予測不能のドラマもそりゃあスリルあって楽しいけど、
こういうストレスフリーなお約束の展開もそれはそれで楽しいで~す
Law&Order:性犯罪特捜班S16#7 シカゴファイア―&シカゴPD クロスオーバーEP
性犯罪特捜班とシカゴファイアー、シカゴPD
すべてディック・ウルフプロデュースの3ドラマ
クロスオーバーエピソードが製作されるということで楽しみにしてましたが、
残念なことに今回日本で放映されたのは、3話のうちの真ん中の
性犯罪特捜班のエピ「巨大児童ポルノ組織を追え」だけ。
納得がいかないので今回は奥の手を使って前後2作ともに視聴してみました。
日本未放送分のネタバレを含みますのでご注意ください。
まず一話目は「シカゴ・ファイアー」
といっても、児童ポルノ事件の話が始まるのは
S3#7「Nobody Touches Anything」の終盤にさしかかるころ。
ある家の火災現場に急行した51分署消防隊のセベライド(テイラー・キニー)は
救出されたルウェリンという男の持っていた箱から大量の児童ポルノの写真を発見する。
通報を受けたシカゴPDのリンジーは、それらの写真を分析するうち
10年前13歳で家でした異父弟の写真を発見、上司のハンク・ボイトに打ち明ける。
リンジーの弟テディはNYにいるとされているので、
NYのSVUに協力を要請することに。
シカゴファイアーは事件のほんのイントロダクションのみで
クロスオーバーなストーリー的には見なくても大丈夫という感じですね。
でもシカゴファイアー面白そう!
HOUSEのチェイスや、ガガの恋人テイラー・キニーとか、
キャストもイケメンぞろいで魅力的。
早く日本上陸しないかな~
リンジー役のソフィア・ブッシュはシカゴファイアーに出演ののち、
スピンオフ「シカゴPD」のレギュラーになったようです。
さてストーリーの続きです。
ここからはざざっと
LAW&ORDER:性犯罪特捜班 S16#7「巨大児童ポルノ組織を追え」
シカゴPDのハンクから電話を受けたベンソンは
シカゴの捜査官リンジー、ハルステッドを仲間に入れ、
チェス&チェッカーズという10年以上も前から存在する
児童人身売買組織の摘発に乗り出す。
チェス&チェッカーズは現在、児童ポルノを世界中にネット配信。
どこから配信されているのかつかめていない。
テディが13歳当時あずけられていた更生施設で
ジョセリンという友達の名を突き止める。
ジョセリンからテディはいまも埠頭で客を取っているという情報を得て
男娼となっているテディを発見。
リンジーはすっかり変わってしまった弟と10年ぶりに再会する。
テディは心を閉ざすも、いまもまだ捕らわれているヘンリーという少年を捜すためと
ベンソンらに説得されて少しずつ当時のことを話し始める。
テディの供述により、組織へ児童を引き渡していたのが、
更生施設の警備員ジョージであることがわかる。
ジョージは匿名の男から若い俳優にするという名目で注文を受け、
児童を売り渡していたという。
男の正体も所在もわからず、手がかりは有料道路を使うと
22,50ドルかかるということだけ。
いっぽう施設の目撃者により、
ヘンリーはグレーのSUVに乗って去ったことがわかる。
しかし情報はそれだけ。
ヘンリーのレイプ中継が始まるまで数時間、
一刻を争う状況だ。
ベンソンとシカゴPDのボイトはヘンリーの両親を装い、
嫌がるジョセリンを説得。
再会したテディとともに捜査に協力する。
ジョセリンの記憶では、拉致されていた場所までは
橋を通ったという。
テディとジョセリン二人は、
ネット中継に映る男の名がボブ・クリントンであると思い出す。
それにより、匿名の男は
スタテン島でグレーのSUVに乗るボブ・クリントンであると判明。
捜査班が急行して捕まえ、ヘンリーは無事に保護される。
しかしチェス&チェッカーズのネット配信はまだ続いていた。
いまだ拉致されている児童がいるのだ。
ボブ・クリントンは黒幕がいるかぎり終わらないと言い放ち、
完全免責を条件に黒幕の名を明かすといったが、
その晩、拘留中の刑務所で殺害される。
殺害の実行犯に1時間前にかかってきた電話は、
シカゴで買われたプリペイド携帯からのものだった。
シカゴにもどったリンジーからも悪いニュースが入った。
火災から救出されたルウェリンが、護衛の警官とともに殺害されたという。
黒幕はシカゴにいるのだ。
――――
クロスオーバーの特徴で、事件そのもの以外に
キャストどうしの関係性に時間が割かれますね。
日本では未放送のドラマなので、リンジーとかボイトとか、
ここであんまり説明されても……という感じ。
そのぶん、ベンソンのノア養育問題は出てこなくて良かった。
チェス&チェッカーズの配信元がなかなか特定できないっていうのが
いらだちました。
ガルシアやアビーならあっという間に突き止めちゃうと思って(笑)
ま、このドラマのほうが現実なのかもしれないけど。
というわけで話はアンカーの「シカゴPD」へ。
――――――
SVUからアマーロとロリンズがシカゴPDへ捜査協力にやってきた。
ルウェリンを射殺した男は病院の監視カメラに映っていたものの、
帽子をかぶり、顔はうつむきかげんでダークヘア、
175㎝の白人ということしかわからない。
ただ、耳がカリフラワーのようにつぶれているので
格闘技をやっていたと思われる。
ルウェリンの口座を調べると、毎月5000ドルを
老人介護施設の入所者に入金している。
入金先の老女に会いにいくと、ルウェリンなど知らない、
施設の金を払ってくれているのは
娘のマチルダ・ヒューズだという。
捜査班はマチルダ・ヒューズのアパートへ急行するが、
マチルダはすでに殺されていた。
ルウェリンとマチルダを結ぶものは一切ないのに
ルウェリンは15年ものあいだ、マチルダの母親に送金していたのだ。
マチルダの勤め先は児童養護施設だった。
捜査官が施設の所長に事情を聞きにいくが、
マチルダが事件に巻き込まれるなどまったく信じられないという。
いっぽう、リンジーは児童養護施設のファイルから、
弟テディが13歳のころ預けられていた里親の資料を見つける。
里親はジルとサム・ホワイティング。
しかし調べてみると妻のジルは9年前に死亡、
里親にはなりえないことが判明。
ホワイティング家を訪ねると、サム・ホワイティングは自分は病気だと言って
ロリンズとリンジーの目の前で拳銃をくわえて自殺する.
里親サムの自殺により、組織の運営方法が見えてきた。
児童養護施設の職員が里親に子供を送り、
その後ルウェリンが金を出して子供たちをNYへ送る。
ボブ・クリントンが撮影、虐待を行なっていた。
ルウェリンを殺した監視カメラの男は、殺しの担当。
カリフラワー耳の線から、格闘技系のジムに聞き込みを行っていた警官が
トッド・レッドベターという男の名をつかむ。
山のような前科のある男だった。
すぐに男の家を急襲。しかしトッドは逃走、追跡劇のすえ、屋上から転落死する。
トッドの家に踏み込むと、監禁されていた少女エイミーを発見した。
エイミーに尋ねると、もう一人、クリスという少年が、別の場所に
連れていかれたとのこと。
黒幕の存在はまだ杳としてわからない。
ボイトは署長に、あと24時間で黒幕を捕まえ解決できなければ
重大犯罪科に捜査を引き継ぐと言い渡された。
追いつめられたボイトはSVUのベンソンに電話、助けを求める。
ベンソンがシカゴに飛んできた。
いっぽう、リンジーはシカゴに来た弟テディと会い、
里親のサム・ホワイティングがこの事件にかかわっていたことを明かす。
テディはもう関わりたくないというが、あと一歩で事件は解決すると、
テディを説得。事件への協力を求める。
警察の捜査課にやってきたテディは、ボードに貼られた写真の一枚に
反応する。
「取り仕切っていたのはあの男だ」と。
テディが指差したのは、児童養護施設の所長、ヴァン・キャンプだった。
ただちにヴァン・キャンプを逮捕するが、本人はしらを切って何も話さない。
署長から言い渡された制限時間も迫り、
少年クリスの居場所を聞き出そうと焦るあまり
ヴァン・キャンプを暴力で吐かせようとするボイトに、
ベンソンは言いつのる。
そんな違法な尋問でNYの捜査までぶち壊しにしてほしくない、
自分に5分だけくれと。
ベンソンは良心に訴える説得でヴァン・キャンプの心を動かし、
クリス少年の居場所をみごとに吐かせた。
ヴァン・キャンプの言った隠れ家でクリス少年を発見。
無事、この巨大児童ポルノ事件は解決~。
ラストは、ルウェリンの護衛中に殺された警官を
シカゴPD署員総出で送り出す葬送の場面。
そしてテディが事件が解決したことで心の安定を得て
疎遠だった母親と腕を組んで去っていく場面。
そしてベンソンがボイドと酒場でビールで乾杯、
ベンソン「シカゴをもっとゆっくり見たかった」
ボイト「美しい街だよ。そうじゃないときだって美しい街だ」
でジ・エンド。
――――
こんだけ長々とお付き合いいただいて、
クロスオーバーって、結局、中身ないな~って感想です
事件自体は1話でいつものテンポでぎゅっと凝縮してやってくれたほうが
ずっとスリルがあって良かったはず。
3話にもしたから間延びしちゃって、
しかも延々引っ張った末に、
黒幕は、テディがボードの写真見てあっさりわかったのかい
地道な捜査は何だったのよ。
ベンソンがわざわざシカゴに飛んだ意味は???
長年のSVU勤めの経験を発揮して、
黒幕の口を割らせたっていう……まあ、それだけのことなんだけど。
CSIもそうだったけど、クロスオーバーって
ストーリーは意外に大したことないですね
さてさて、本家SVUもシーズン16になったけど、
ステイプラーが去って、ようやくアマーロとロリンズに慣れてきたところ。
マンチもクレイゲンも退職しちゃって、ずいぶん様変わりしちゃいました。
最近は検視官のワーナーも、IT担当のアジア人も出なくなりましたしね。
今シーズンから加わったカリシという捜査官は変わり者っぽいけど、
ヒゲを剃ったら意外にイケメンで、ワタシは彼に結構期待しています。
というわけで、クロスオーバーはムリして見る必要がなかったというのが
今回の結論(笑)
でも、シカゴファイアーはぜひとも日本放映願いたいです
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J:COMが勧誘に来たけれど迷う
ワタシの住んでる地域もようやくJ:COMのサービスエリアとなりました。
札幌では一番遅かったんじゃないかな~。
早く来いよ~とは思ってたけど、
いざ勧誘に来られると迷います。
海外ドラマchユーザーとしては、
J:COMのスタンダードセットに入れば
見たいチャンネルすべて含まれていて、
いまみたいにスカパーとスカパープレミアムの両方契約(基本料は一本)
しなくて済むし、
77チャンネル見放題っていうのはすごく魅力なんだけど……
実際そんなに見ることはないし
好きなチャンネルだけ契約するならスカパーのほうが安いし。
ただ、TVもネットも電話もすべてひっくるめてJ:COMにすれば
77チャンネル見放題で合計で月3000円ぐらい安くなるんですよね~。
だけどネット環境変えるのってすごいストレス。
160Mは速いですよ~とか言われても
いまさら光から有線にするって、後退するようで抵抗感がある。
光のない時代だったら喜んで飛びついたんだけどね~。
どうなんでしょ。。。?
総とっかえして、やっぱ前の方がよかったなんてことになったら
目も当てられないもんね。
Wi-Fiも弱くなっちゃうんじゃいかって心配だし……。
工事費無料で30000円キャシュバックです!っていうのは魅力だけど
今回は見送るかな~。
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サン・オブ・アナーキーS5視聴終了レビュー
見るのがもったいないといいながら、見始めると止まらなくなりました
詳しいあらすじは無しですが、ネタバレ感想ご注意ください。
シーズン4でついにクレイの化けの皮が剥げ、
ジャックスが総長の座を引き継ぐことに。
しかし、のっけから問題が次々と……。
まずは、クレイ襲撃をナイナーズの仕業と早とちりしたティグが
ラロイの恋人ヴェロニカをひき殺してしまったことが深刻な問題に。
ヴェロニカの父親は闇の帝王であり
裁判官や政治家、企業家とも通じてるポープという男。
SAMCROメンバーなど電話一本で殺せるという。
ティグも、えらいヤツの娘を殺してしまったもんだ~
ポープはティグが犯人であると早々と突き止め、
自分と同じ痛みを味わわせてやると言って、
あろうことかティグの娘を目の前で生きながら焼き殺してしまう。
これはひどかった。
だけど
ティグ!
すべてあんたのおっちょこちょいが招いたことだよ
しかも、それだけで終わらなかった。
ポープの差し金で収監されたジャックス、ティグ、チブスに加え
自ら望んで逮捕されたオピー。
ジャックスはポープに取引を持ちかけられる。
「ティグは終身刑。
ほかに一人を選んでムショ内で殺させろ。
それですべてチャラにする」と。
仲間の一人を殺させるなんて選べない。
苦悩のジャックスは自らその一人になる気だったが、
そこへ割って入ったのがオピー。。。。
オピーがここで退場とは――。
てっきり副総長としてジャックスの片腕になるんだと思ってた~!
その後の展開は、親友オピーを殺されたジャックスの怒りが
前面に出てる感じ。
今シーズンのジャックスは、ルーキー総長なんで
いろいろと片づけなきゃならない問題も多くて
冷酷にならざるを得ない場面も多かったけど、
オピー殺しに関わった人たち、看守もふくめ、
全部殺しちゃったね。
あれは、やりすぎだと思った。
でも結局は、ジュースのこともうまく利用はしたけど
究極の処分はしなかったし、
ティグもね……冷酷にもポープに引き渡してしまうと思ったら
ちゃんと策略があった。
ジャックス、にっくきポープに取り入るようなふりをして、
最後にはやってくれましたじゃないですか~!
それもこれも、ずっと考えてのことだったの?
リーダーの在り方について相談までしてたじゃないっすか。
あれは本心だったのかな~策略だったのかな~?
ポープ(LOSTのマイケル役の俳優さん)、
怖かったから消していただいてホッとしましたけど。
側近だった男がちょっと怪しんでるね~ジャックスのこと。
「おれはそんな切れ者じゃない」なんてジャックス言い訳してたけど
このままじゃ終わらない感じ、怖いな~。
さて、肺を一個失ったとかで、最初は酸素チューブで登場の
クレイでしたが、
やっぱりクレイはクレイだった。
パイニーを殺し、オピーに撃たれて、ジェマに愛想つかされても
ジャックスを蹴落とすことを考えてた。
ホント、最近はクレイが出てくると、何か急に銃をぶっぱなちそうで
信用ならないよ。
でも、結局は策に溺れたというか、
若いジャックスのほうが一枚上手でした。
ベルファストに飛んで雲隠れして、
いずれまた銃器販売を取り仕切ろうって算段だったけど
ジェマにも裏切られ、ジャックスの思惑どおりムショへ。
さて、この先どうなるかな?
あとはタラですね。
刑務所のオットーの元へ通い、
なんとかRICO法の証言をやめてもらうように頑張ったけど、
オットーの暴挙で一時は殺人共謀罪に追い込まれそうになり、
最後にオットーが舌を噛み切って証言を拒否。
それで一件落着かと思ったら、
子供たちを連れてオレゴンに移る、ということがジェマの怒りを買い
結局は殺人共謀罪で逮捕されてしまった。
しっかし、オットー役のプロデューサー、カート・サッター、あんたマゾなの?と思うくらい散々ですなー
しごく当然の決断だと思う。
なのに、ジェマは私から孫を奪う!という考えにしか至らない。
ジェマ、ジェマ、ジェマ
あんたはホントに世界一厄介な姑だよ。
たまたま行きがかりで会ったネロという男が
じつはジェマにとっては宝を釣り上げたみたいに
いい男でした。
デクスターでミゲルって検事役やってた俳優さんだけど
このネロ役のほうがずっといい。
メキシコでビズ・ラッツというギャング組織を率いてたけど、
障がいのある息子のために足を洗って
まっとうな商売をしようとしている。
ジャックスにもつねに誠実な態度で接しているし、
裏がない感じがする。
あまりにも策略家ばかりだとウンザリするんで、
こういうまっすぐな人もいてくれると助かりますわ。
さて、オレゴンの病院に移るつもりだったタラに降りかかった
殺人罪での逮捕劇。
どうなるんでしょう~?でシーズン5は終了でした。
あーあ、あっという間に見終わってしまった。
次のシーズン配信はいつなのかな~?
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