キャッスル、シーズン8は長かった~
ベケットが降板するという情報が流れ、
その後シーズン8で打ち切り決定した経緯もあって
どんなふうに締めるのか最後まで見届けたろう!と頑張ったけど、
ほんと最終話にたどり着くまで長く感じたわ~
ではでは、
感動の(?)フィナーレ感想です。
完全ネタバレご注意ください。
翌シーズンへの更新が決まってない混迷の状況が
そのまま脚本に表われてた迷走のシーズン8でした。
シーズン前半は流し見が多かったのでうろ覚えだけど、
ベケットがS6でFBIにちょっと在籍してた時ブラッケン元上院議員のことを調べてたせいで
当時の同僚だった局員が殺されたんでしたよね。
(確かDr.ハウスのカディ先生役だった方が同僚でした)
それで、当時は黒塗りされててわからなかった書類から
「ロクサット」という言葉が読み取れた。
このロクサットという言葉が今シーズンは何度繰り返されたことか。
ブラッケンは麻薬売買の金を大統領選に充ててたんだけど、
その仲間だったのが、CIAの汚職分析官ロクサット、ということらしいですね。
正体不明のこのロクサットがものすごく怖い人物(あるいは組織)なので、
ベケットはキャッスルを危険な目に遭わせたくないがために、
あれだけアツアツだったのに別れを決意。
ベケットはヴィクラムという分析官とひそかにロクサットの情報を調べる一方、
キャッスルは探偵事務所なんか開いて、ヘイリーという仲間を迎え、
ベケットとは別行動、という不自然なエピソードが続きました。
アレクシスまで探偵業を手伝ったりして――。
スタナ・カティックの降板は決まってたから、
シーズンが更新されれば、
このヘイリー&アレクシスを加えたスタイルはどうよ?って試行錯誤があからさまw
ロクサットの正体は、というと、
銃撃戦のさなかに突然現れたタコストラックを運転して登場のメイソン氏でした。
これ、ベケットじゃなくても分かりますよね~(笑)
何話前だったかのお笑いエピソードで「偉大なる探偵協会」だかの会長だった人です。
1シーズン、ベケットとキャッスルが恐れてたロクサットが、
こんなちょろいラスボスだったとは。
だけど、最後のサプライズだけはいつものようにちょっと驚かせて頂きました。
ケイレブが生きてたってくだりね。
あれで2人とも撃たれて、そのまま来シーズンへ続く……っていうなら、
それはそれでハラハラさせられたかもしれないけど、
打ち切り用に付け足された数秒のシーンが、
もうあまりにも取って付けたようで笑っちゃいました~。
7年後、2人は元気に生きていて、何人か子供がいるんですよ~。
それでもまあ、打ち切りか更新かぎりぎりまでわからないって厳しい状況のなかで、
精一杯頑張った脚本だったんじゃないですかね~。
キャッスル、始まった当初は「ミステリー作家が捜査に協力」なんて聞くだけで、
あまりにも現実的じゃなくて見る気がしなかったけど、
見始めると、これが意外にハマってしまいました。
意外に各ストーリーにひねりがあって面白かったのよね~
犯人が悪魔じゃないか?とか、超常現象?とか、エイリアン?とか、
真剣な顔でおバカ推理をするキャッスルと、それをあきれ顔でやりすごすベケット。
だけど捜査するうちに、本当に超常現象なの……?的な展開とか、好きでした。
まあまあ8シーズンもよく続けましたよね。
ごくろうさまです
最後まで付き合ったワタシもごくろうさまww