中休み前の最終話
衝撃の出来事から始まったシーズン7、
そこからはストレスたまりまくりの冗長なエピソードが続いたけど、
“あ~、こういうの見せられちゃうから
なんだかんだ文句言いながらも見ちゃうんだよな~、TWD”ってラストでした。
ネタバレご注意ください。
ようやくレギュラー陣が勢ぞろいした第8話を中心に
前半戦、軽くおさらいです。
リック
グレンとエイブラハムを無残に殺されて完全に戦意を失い、
これ以上の犠牲者を出さないためにニーガンに従うしかないと悟ったリック。
その決断に不服なミショーンとカールを置いて、アーロンと物資調達に出かけました。
ウォーカーが漂う川に舟を漕ぎ出し、大量の物資をゲットした2人。
途中、アーロンが川に落ちてぎょっとしたけど無事でした。
(その時、2人の様子を陰から伺う謎の人物が)
アレクサンドリアに戻ると、救世主一味に“負け犬”のメモ書きを見つけられ
アーロンがボコボコにやられるも、リックは見守ることしかできず!
ニーガンの度重なる暴挙を為すすべもなく見送ったあと、
ミショーンの言葉を受けてようやくリックが戦意を取り戻し――。
マギー、サシャ、イーニッド
グレンやエイブラハムを失った女たちは、
悲しみを乗り越えていち早く次に進むことを考え始めました。
イーニッドはマギーのことが心配でヒルトップへ合流。
ウォーカーを蹴散らした功績で、マギーやサシャたちはヒルトップの中では
一躍英雄扱い。リーダーにマギーがなるべきだという町の声も聞こえるほどに。
グレゴリーの権威は失墜の模様。
スペンサー
せっかく見つけてきた物資は、やはり救世主への貢ぎ物となり、鼻高々な様子。
リックがリーダーであることの不満が募るあまり、ニーガンに取り入ろうとする行動へ。
結局はその浅ましさがニーガンに見透かされ、無残な死を遂げてしまいました。
スペンサーがニーガンに殺されるだろうことは読めたな~。
それにしても
「お前にはガッツが無い!いや、こんな間違いは人生初だ、
ガッツ(内臓)はあったぜ~!」のジョークには凍りました
ほんと、TWD、内臓好きね~
ロジータ、ユージーン、ゲイブリエル
ニーガン一味にアレクサンドリアの武器を根こそぎ奪われたあと、
ウォーカーから銃を調達したロジータは、ユージーンに弾を作らせる。
いまにも救世主に乗り込んでいきそうなロジータの殺気を察したゲイブリエル、
一人で行ってはいけない、時機を見てみんなで一緒に、と説得。
ゲイブリエルがこのところ、すごくまともな人になってきました
スペンサーが殺されたあと、ニーガンに向けて銃をぶっ放すも、
その弾丸はルシールに命中
アラットに取り押さえられ、ナイフで顔を切りつけられながらも
弾を作ったのは自分だと答えるロジータ。
そのウソを見抜き、ニーガンはアラットに誰か殺せと命じ、
オリビアが顔面を撃ち抜かれる。
そして、弾を作ったのは自分だと白状したユージーンは
ニーガンに連れていかれたようです。
肝のすわったロジータ、好きですが、
今回はオリビアの死を誘発してしまいましたね。
しかし弾丸をバットでよけるって、フラッシュでもあるまいし
ニーガン、珍しく焦ってましたね
ダリル
グレンたちが殺されたあの時からニーガンのアジトに囚われていたダリル。
一度は逃亡を試みるが、ニーガンの罠にはまったにすぎなかった。
今だ、行け!のメモの通り、再び脱出を決行するダリル。
小部屋に忍び込んでピーナツバターを貪りながら服をゲット。
外へ出ると、許しを乞う太っちょを容赦なく殺し、
そこでジーザスと遭遇してバイクで逃げる。
ドキドキしたけど、意外に簡単に逃亡できてしまいました。
とすると、やっぱりあのメモはジーザス?
でも、ジーザスなら普通に手引きすればいい話だし、
「鍵はある」ってダリルがジーザスに言ってましたもんね。
個人的に、ドワイトだったら今後の展開が面白いかなと思うんですが。
あいかわらずのキャロル、モーガン
エゼキエルというリーダーが仕切る王国へ連れてこられたキャロル。
王国の平和な姿は幻想だと切り捨て、エゼキエルやモーガンの説得も振り切って
ひとり外へ出る。
王国の門外に住みだしたキャロルの元へ、モーガンが野菜などを届けに。
そこへリチャードが訪ねてきて、救世主を襲撃するようエゼキエルを説得してほしい、と
キャロルに懇願するが、キャロルは私を巻き込まないで、と一蹴。
キャロルは相変わらず頑ななまま。
終着駅に一人で乗り込んだ戦士魂はどこへ行ってしまったのやら。
こないだエゼキエルがキャロルの家を訪ねた、もったいぶったシーン、
ただ野菜とどけただけだったの???
キャロルがやる気になってくれなきゃ面白くない。
モーガンも、戦力になってくれないと困ります。
リチャードはかなり救世主に恨みを持ってるようですね。
リックたちといつか合流できる可能性もあるかな。
ミショーン
あの悲劇の時から、ミショーンはリックの気持ちに一定の理解を示しながらも、
ニーガンに対する怒りを抑えきれず悶々としていました。
救世主の女を人質にとってアジトまで案内させると、
その規模の大きさにショックを受けつつも、
ニーガン襲撃はリックと共にすべきことだとあらためて確信。
リックを諭します。
そして彼らはヒルトップへ
リック、ミショーン、カール、ロジータ、タラの五人が
マギー、サシャ、イーニッドのいるヒルトップへやってきました。
脱出済みのダリルとジーザスともそこで再会。
「戦う準備をしろ」という言葉に耳を傾けなかったことをマギーに謝り、
1人1人固くハグをする。
ダリルは取り戻してきた銃を無言でリックに渡す。
さすがに目頭が熱くなりました。(BGMも良かったしね~)
やっぱりレギュラー陣が集合すると嬉しいですね。
でも、まだ問題がいっぱい。
キャロルはまだ意固地なままだし、
リックたち反乱軍は武器も無ければ人員も足りてない。
エゼキエルはまだ一度きりの登場だけど、今後トラと共に活躍してくれる?
川のシーンの謎の男、ラストでアレクサンドリアを盗み見てたけど、いったい誰?
(ああいう見せ方をする場合、まったく新しい登場人物だと面白くないな~
それこそドワイトとかリチャードとか?キャロルには見えなかったよね……
とにかく、リックたちに味方してくれる人だといいな。)
さて、またしても2月までお預けを食らいます。
毎度思うけど、なんで視聴者は中休みなんて仕打ち受けるようになったのか。
惚れた弱みっていうのか。
しょうがない。2ヶ月間おとなしく待ちましょう。