今シーズンもあっという間の10話でした。
いろんなことがあったようで、結局のところ今シーズンどんだけ話が進んだでしょう?
すべて中途半端で終わってしまったというのがシーズン通しての印象。
つまりは早く次が観たくてたまらないってこと。
ネタバレ踏まないように、海外サイト、SNSは細心の注意を払って
避けてきたワタシ。
その甲斐あって(?)先日のウォーキング・デッドに引き続き、
思いっきりショック受けさせてもらいました~
来シーズンにそなえて、最終話を軽くまとめておきます。
ネタバレご注意ください。
スタニス軍の末路
前話でメリサンドルの助言に従い、戦いに勝つための貢物として
娘シリーンを惨くも火あぶりにしてしまったスタニス。
寒気がゆるみ、行軍しようとした矢先に、軍勢の半数が馬をつれて脱走したことを知る。
さらには妻セリースは首つり自殺。メリサンドルは姿を消してしまう。
最悪の状況のまま、ウィンターフェル城に包囲戦をしかけようとしたが、
逆にボルトンの大軍勢の先制攻撃に遭い、スタニス軍は完敗。
憔悴したスタニスの前に現れたのは、ブライエニーだった。
レンリー公の仇を取ると宣言し、ブライエニーはスタニスに剣を振り下ろす。
スタニスの軍勢がカースルブラックに現れた時は頼もしく思ったものです。
ジョン・スノウや野人と同盟組んで、ボルトン軍からウィンターフェルを奪還してくれる
ものだと思ってた。
ところがどっこい。私の予想なんかまったく及ぶところじゃないのがGOT。
見てて達成感があったのは、
ブライエニーが悲願だった主人の仇を討てたってことだけかな……。
シリーンがあまりにも可哀想で。
ダヴォスも悲しむだろうな~。もう悔やんでも何もかも遅すぎるけど。
ウィンターフェル城では
ラムジーが戦に出て行ったすきに、サンサは壊れかけた塔の上に灯をともすが
ブライエニーには気づいてもらえない。
自力で脱走を試みようとして、ミランダとシオンに行く手をふさがれ、
「ラムジー様は、北部総督の娘の、跡継ぎを生む部分だけが必要なのよ」
サンサの顔めがけて弓を放とうとするミランダを、とっさにシオンが塔から突き落とす。
シオンはサンサを連れ、塔から飛び降り脱出を試みる。
ようやくシオンが男になりました。
ずーっとずーっとやさぐれてたからね~。
自分の意思で何かしたのは久々に見ました。
ところであの高い塔から飛び降りた2人、
現代ドラマなら下にプールがあったり屋根があったり(笑)
わら山でもあるかな~?
まずはここが次シーズンへ向けての小クリフハンガーです。
アリアの復讐
ブレーヴォスで「誰でもない者」になる修行を受けてたアリア。
修行なかばで、仇を討つべき者の1人マーリンに遭遇、
娼婦に扮して娼館に潜り込むと、
殺しのリストの一番目マーリンをメッタ刺しにして、
最後に「私はアリア・スターク」と名乗って師匠シリオ・フォレルの仇を討つ。
黒と白の館に帰ると、ジャクエンは「誤った命を取った」とアリアを咎め、
毒死するが、その男はジャクエンではなく、
後ろに立っていた少女の姿がジャクエンに代わる。
毒死した男の顔を何枚もめくっていくと、アリアの顔が表れ、
そのとたん、アリアは目が見えなくなる。
今シーズン、アリアは誰でもない者になるための修行をひたすら続け、
暗殺の達人にでもなるのかと思ったら(笑)
結局、修行途中で自分の欲求を抑えきれずに復讐を果たし、
その代償として視力を奪われたってことでしょうか。本当にもう見えなくなるのかな~
スターク家の兄弟たち、どんどん力を失っていくわ。
来シーズンはブランが登場するって聞いたけど、救世主となるのでしょうか?
ドーン
領主ドーランの合意を得て、ミアセラとトリスタン王子とともに王都へ戻るべく
船に乗ったジェイミー。
自分が父親であるとミアセラが気づいていた事を知り、
ジェイミーはミアセラと抱きしめるが、そのとき娘の鼻から血が流れ――。
ドーンでは、別れ際にミアセラにキスをしたエラリアが
不敵な笑みを浮かべて解毒剤を飲んでいた。
やっぱりエラリア、ただでは転ばない女だったね~。
あのアマゾネス軍団、これからも何かしでかすのかな。怖いわ。
いまさらだけど、オベリンには生きていて欲しかったな。
慈母の慈悲
サーセイはハイスパローに従弟の姦通については告白するが、
ジェイミーとの近親相姦は完全否定。
ハイスパローは、告発があるかぎり裁判はせねばならないが
慈母の慈悲で赤の王城(レッドキープ)には戻してやろうと言う。
しかし、それは贖罪を終えてからだと。
贖罪とは、虚飾をすべて捨て、神々が創られたままの裸の姿で
レッドキープまで歩くことだった。
これはすさまじい贖罪シーンだった。さすがにサーセイが可哀想になったし、
レナ・ヘディ、ここへ来てすごいな、と思ったけど
どうやらボディダブル~身体だけ代役使ったみたいですね。
レッドキープにたどり着いて、マウンテンに抱き上げられた時の眼光!
すごかったわ。
この恨み晴らさでおくべきか~
デナーリスの運命は
闘技場でデナーリスを助けたジョラーがダーリオに認められ、
2人でデナーリスを捜しに出かける。
その留守中、ティリオンがグレイワームと共に民を制御することに。
ティリオンのもとには、道中はぐれたヴァリスが現れる。
一方、ドロゴンに乗ってどこかの高原に降り立ったデナーリスは
疲れ果てて動けないドロゴンを残し、1人でミーリーンへ戻ろうと歩き出す。
そこへ現れのたのはドラスク族の一団。
デナーリスはたちまち騎馬の群れに取り囲まれる。
ヴァリス、最後の最後で現れました~。
ティリオンとのコンビ復活です。
デナーリスとティリオンで何か政治が動くのかと思ったら、
ここもまた紛糾。
なかなか事がスムーズに進みませんね~。
ドラスク族って、デナーリスにどういう感情持ってるんだっけね?
ここも小クリフハンガーです。
カースルブラック
サムは学匠になる修行のため、ジリと赤ん坊を連れてオールドタウンに旅立つ。
スタニス軍から援軍をもとめてダヴォスが戻ってくるが、ジョンは自分たちは壁を守ると
断る。そこへメリサンドルが1人馬に乗って戻ってくる。
突如オリーが「ベンジェン叔父の生存を知ってる野人がいた」とジョンを呼びに来た。
駆けつけてみると、そこには裏切り者と書かれた札が。
ジョンはその時初めて、壁の兄弟たちに囲まれていることを知る。
アリザ―をはじめとする部下たちが次々と、「守人のため」といって
ジョンに短剣を突き刺していく。
最後に剣を突き刺したのはオリ―だった。
これもね~
まったくの不意打ちでしたよ。
ジョン・スノウはこれから何かやってくれると信じてたから
ショックというより拍子抜け。
そうか、これはよくあるヒーロー物じゃないんだ……と
あらためて気づかされた瞬間。
ジョン・スノウはサムに向かって
「自分は野人を救うために兄弟を犠牲にした最初の総督だ」
と自虐気味に言いました。
あのセリフがこのシーンの伏線っちゃー伏線だったのかもね、としか言えない。
メリサンドルが魔術で生き返らせてくれるってことないですか?
ウォーキングデッドは一週(悪くても数週)ガマンすれば結果わかるけど、
GOTは一年ですからね~。
もう、原作はどうなってるんすかね?
このシーズンは結局大きなことで何が起きたかというと
野人を壁の中に入れたことぐらいじゃないですか?
他になにかあったっけ?
ジェイミーはドーンに行ったっきりだったし、
アリアは妙な修行してたし
サンサは囚われの身
ティリオンはようやくミーリーンにたどり着き、
まあ、サーセイには天罰が下ったけどね。
七王国的にいうと、タイウィンの死後たいしたことが起きてない?
スタニスの死もジョン・スノウの死も
確実な形では描かれてないし――。
ああ、超消化不良です。
もちろん、面白かったけど、もっと話が進んでほしかったな……。
来年まで待てない~
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ゲーム・オブ・スローンズ第五章#10最終話「慈母の慈悲」
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