嵐の前の静けさなのか、5章も前半は静かに伏線が敷かれているというか、
水面下で何かがじわじわと起こっている感じ。
第三話、地味な展開のなかにも
気になるできごとがいくつかありました。
ネタバレご注意ください。
ジョン・スノウ
ジョン・スノウは北部征圧に参加してほしいというスタニスの申し出を断り、
ナイツウオッチに忠誠を誓った身として、あくまでも壁を守るとの決意を告げる。
ナイツウォッチ総督として守り人たちを統率するため、サー・アリザ―を重要なポストに就ける一方、僻地の任務に就けと命じたジャノス公が猛反発。
総督の命を聞けぬ者として、ジョンは自ら剣をふるって討ち首にする。
大勢を率いる者として、ジョンはきびしい決断をしました。
いままでのジョンなら許してたかもしれないけど、
上に立つものとしてすべきことをしなければならなかったんですね~。
この処刑のシーンは、第一章の1話でネッド・スタークが
息子たちの前で逃亡者の首を斬ったシーンを彷彿させます。
ジョンはようやく育ての父であるネッドに、ようやく一歩近づいたということかな。
スタニスの側近ダヴォスに「必要なことを成さなければ」という言葉、
ジョンの心にどう響いたのか……?
もしジョンもスタニスと共にボルトンを攻めにいくことになれば、
その先で妹サンサと再会が待っているのか~?
サンサ
サンサがベイリッシュに連れて行かれた場所はなんと
故郷ウィンターフェル。
そこはいまやボルトン公が治めている場所。
ラムジー・スノウ改めラムジー・ボルトンの元へ嫁がせるというのが、
ベイリッシュとボルトンの密かなる約束だったのだ。
母と兄を殺した憎きボルトンの嫁になるくらいなら餓死してやると
激しく拒絶するサンサに、
ベイリッシュは「愛する家族のため復讐を」と唆され、
嫌悪を押し殺してウィンターフェルへ向かう。
サンサったら、ジョフリーの次はティリオンそして、
次はあの異常者ラムジーの嫁にされるなんて、気の毒すぎ
ここはひとつ、ボルトン及びラムジーに思いっきり復讐を果たしてほしいわ~。
それにしてもベイリッシュの魂胆はいったい何なの?
とてもサンサのことを考えてのこととは思えないけど。
ティリオン
あいかわらず馬車に閉じ込もり、ヴァリスと共にミーリーンへ移動中のティリオン。
ついに我慢できなくなって馬車から飛び出しヴォランティスの町へ。
娼館へしけこんだところ、用を足してる最中に何者かに拉致される。
ティリオンを拉致したのはデナーリスの従者をクビになったジョラー・モーモント。
クイーンへの手土産にするって言ってたけど、デナーリスのことかな?
ヴォランティスの町で民に何か説いてた赤の祭司役の女優さんは
アローのタツでした。
サーセイ
息子トメン王と結婚したマージェリーに、完全に立場を逆転されてしまったサーセイ。
影響力は日増しに弱まっている。
そんななか、信仰と称していかがわしい儀式に勤しむ総司祭を切り、
代わりに雀の指導者ハイスパローを王家に呼び入れることに。
サーセイが何を企んでるかかが一番わからないわ~。
ベイリッシュに使い鴉を飛ばして何を伝えたのかな?
マージェリーもそうとうしたたかだけど、
サーセイが歯ぎしりするのは気分がいいわ。
アリア
ブレーヴォスのジャクエンの館で床磨きばかりの日々を送るアリア。
顔のない男になりたいとジャクエンに訴えると、
「アリアの物すべてを捨てねば誰でもない存在にはなりえない」と返され、
アリアの持ち物すべてを海に捨てるが、剣(ニードル)だけは捨てられず、
岩の下に隠す。
館にいる無愛想な女はいったい誰?
というか、ジャクエンってそもそも何者?
アリアはいったいどこへ向かっているのでしょう?
今週はミーリーンは無しでした。
デナーリスも最初のころと違って最近は露出がなくなったし、
マージェリーのベッドも民放ドラマ程度のつつましやかさ(笑)
最近はそんなことを売りにせずとも視聴者がついてくるから
露出は控えめになったのでしょうかね。
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