ここんとこ数話、SUITSがすごく面白くなってきた。
吹き替え視聴に切り替えたっていう私だけの理由かな~とも思ったけど、
マイクが元さやに納まってからはIMDbのポイントも9.0越えと上昇傾向で
やっぱり面白くなってきたと感じるのは気のせいじゃなかったんだなと思ってるところ。
ネタバレご注意ください。
マイクがピアソン&スペクターに戻ったあと、
共謀罪の疑いで証券取引委員会のケイヒルに追いつめられたハーヴィとマイクは、
逆に悪意訴追で切り抜けようと奮闘するものの、
ルイスによるフォースマンとの裏取引が明らかとなって愕然。
ルイスはけじめをつけるため連邦検事に自白に行き、
周囲をまたも愕然とさせるが、
マイクは、連邦検事ウッドウォールがルイスを逮捕しなかったことに疑問を覚え、
フォースマンとウッドウォールの癒着に気づく。
ケイヒルはウッドウォールほどあくどくないという希望的観測に賭けた結果、
ハーヴィらは天敵ウッドウォールに逆転サヨナラ勝ちをおさめることになる。
ハーヴィとジェシカに認められたいがために、
良かれと思ってやったことが、つねに裏目裏目に出てしまうルイスが
あまりに哀れに見えてたこの数話。
ピアソン&スペクターは何とか窮地から逃れたものの、
責任を感じたルイスは書置きを残して事務所を去るが――
わ~、こんなに殊勝な書置き残して、
ルイスはドラマからいなくなっちゃうの?なんて思った第9話。
ところが10話ではルイスったら、
また色々と期待に応えてくれましたね~。
まずは、いきなりハーヴィの前に現れて「クライアントを3件欲しい」
NY中のどこの法律事務所も、クライアントを連れてこない弁護士など
面接もしてくれないそうな。
ルイス自身が作った定款により、クライアントを連れての転職は許されてないのに。
ハーヴィは何とかしてやりたいとジェシカに掛け合うが、
ジェシカは頑として許可しない。
ハーヴィはその代りにシンシナチーの大手企業の顧問職を紹介するが
ルイスはNY以外の仕事は考えられないという。
このあたり、我らがルイスらしくてとてもいいんですよね
自分を雇ってくれたルイスに恩義を感じているマイクは、
何とか力になろうと、レイチェルの父親の事務所に頼みにいったり、
ドナはドナで、シーラのいるボストンでの仕事を推薦してあげたり、
カトリーナはクライアントの極秘内部情報を流して
ルイスにハーヴィからクライアントを奪わせたり、
ハーヴィはゼインに一つ借りを作ってまで、ルイスの受け入れを頼んだり……
誰もが落ち込むルイスを助けようと必死に頑張るんだけど、
最後に大どんでん返し。
文字どおり「カギ」がキーとなった第10話。
いや~、あっぱれルイス。
どん底から「事務所にリットの名を入れろ」とジェシカに談判するまでの
大逆転。
シーズン4に入って、ハーヴィとマイクの対立という構図はしっくり来なかった。
マイクがハーヴィの裏方として活躍する形のほうが本来のSUITSらしい。
ルイスが時に敵となり味方となり、というのもいいわ
自分の地位を取り戻すためジェシカに爆弾を落としたルイス
11話はどうなるのか楽しみです。
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SUITSシーズン4#10「秘密を握るカギ」
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