スタチャンによるシーズン4初放送全10話が終わりました。
ダウントン~はシーズン6で終わることが発表されているので、
あと20話しかないと思うか、まだ20話もあるのかと思うか、
人それぞれですね。私はというと……
ネタバレご注意ください。
衝撃的な出来事があったシーズン3と比べると、シーズン4はよく言えば平和、
悪く言えば盛り上がりに欠けるといったシーズンだったでしょうか。
でも個人的には、登場人物の死で盛り上げるのは好きじゃないので、
シーズン4にはおおむね満足です。
細かい事件がいろいろありましたが、
次シーズンのために大ざっぱなインシデントだけ拾っておきます。
【貴族たち】
傷心から立ち直ったメアリーは、マシューの全財産を継ぐことになり、
ダウントンの運営に乗り出しましたが、
今後キャリアに身を捧げるのかと思いきや、
さっそく恋人候補が2人も現れ、モテモテのシーズンでした。
あんな大恋愛をして結婚したのに、新しい恋に及び腰だったのはほんの一瞬のこと、
ロンドン在住の貴族トニー・ギリンガムと
じつは貴族と判明したチャールズ・ブレイクの猛アタックにまんざらでもない様子。
どちらがメアリ―と射止めるのか?
メロドラマだから、ヒロインにはどうしても恋愛ネタが必要なのね。
でもマシューに比べると見劣りの感は否めない。
はっきりいって、どっちでもいいわ(笑)
今シーズン波乱があったのはイーディスでした。
既婚者のグレッグソンと恋に落ち子供を身ごもるも、
離婚の手続きのためドイツへ渡ったグレッグソンが消息不明に。
叔母ロザムンドと祖母ヴァイオレットの強硬な勧めにより、
スイスに養子に出すことにしたものの、
やはりあきらめきれずに、友人の娘と偽って小作人のドリューに託すことに。
これでイーディスは娘の成長を近くで見守ることになったのですね~。
いつか私が母よって言いたくなるんじゃないの?
これはまたダウントンに波乱を巻き起こしそうだわ。
シビル亡きあと、ダウントンに居座って(?)いるのがスコットランドの親戚ローズ。
ヴァイオレットが「姪の娘」って言ってたからメアリーたちには又従姉妹にあたるの?
このお転婆ローズネタが今シーズンは多かったけど、
シビルが聡明な優しい娘だっただけに、ローズがいちいちイラっとするんですよね~
映画シンデレラ役を射止めたリリー・ジェームズさんには何の恨みもないんだけど。
しかも、もっと言えば、シビルとマシューを死なせざるを得なかったのは、
それぞれの役者が自分の都合で降板したせいなので、
制作サイドに罪はないんですよね~。
ローズの話に戻るけど、このはねっ返りお嬢さんが、
クラブ遊びに興じたり、黒人バンドマンと恋に落ちたり、
いろいろ巻き起こしてくれるんだけど、
やっぱり新加入のキャラであり、親戚のお嬢さんって部分で、
あまり感情移入できなかった。
次のシーズンからはもっと馴染めるかな?
トム・ブランソンは政治集会で教師のサラと知り合いますが、
サラは貴族の地位を得た元運転手に、興味をもっている模様。
トムは自分の居場所がどこにあるのか迷いがあるようですね~。
トーマスにいまだねちねちと嫌がらせを受けてます。
【使用人たち】
今シーズンはカーソンさんの芸人時代の仲間が出てきて、
長年の誤解がとけて和解できました。
確執の原因が恋人がらみだったとは、カーソンさん、可愛いです。
アルフレッドがリッツで料理人見習いとして働くことになり、
モールズリーさんがキャリアダウンもやむを得ずと、下僕の後釜に。
厨房ではアルフレッド、アイビー、デイジーの三角関係もどきがありましたが、
結局どなたも結ばれず。
アイビーは新天地米国にわたることに決めたようです。
そして、今シーズン最大のインシデントは、アンナの暴行事件でした。
暴行犯はメアリーにご執心トニー・ギリンガム卿の従者グリーン。
事件を知られたくないために、アンナはベイツを避けるようになりました。
ベイツが知れば必ず復讐する、そうなれば夫は死刑になると
愛する夫に口を閉ざし、冷たい態度をとりつづける。
やつれたアンナを見るのがつらくて、
さっさと打ち明けちゃいなさいよ!と思いながら見てたので、
ヒューズさんが賢明にもメアリーに報告してからの展開は爽快でした。
やっぱりベイツさんが始末したんですよね?
メアリーとヒューズさんはそう確信してるようだけど、
事を荒立てないと決めたようで、まあ良かったんじゃないでしょうか。
今シーズンの悪役は乳母とかエドナとかちょこちょこ出たけど、
長続きしなかったですね。
エドナはさっさとヒューズさんが追い払ってくれて良かった。
オブライエンの後任で侍女となったバクスターさん、
トーマスに弱みを握られてるようで、情報を流せとうるさく言われてたけど、
モールズリーさんがその関係に勘付いたおかげで
来シーズンはトーマスの支配から逃れられそう。
しかし最終話の王太子のラブレター騒動、笑っちゃいました。
ロバートったら「殿下を世界中の笑いものにしていいのか?」なんて逆上して
ラブレター奪還に真剣になって可笑しかった~。
昔から王室にはスキャンダルが付き物だったのでしょうか。
さて、ローズの社交界デビューの舞踏会も無事終わり、
従者たちは束の間の息抜きにビーチへ。
ズボンをまくったカーソンさんとヒューズさんが仲良く手を取って
水辺を歩くほのぼのシーンで終わりました。
ハラハラドキドキ感は少なかったけど、
興味深いことが次々と起きて目が離せないシーズンでした。
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ダウントン・アビー シーズン4視聴終了
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