ドラゴン・タトゥーの女・ハリウッドリメイク版を見ました。
ネタバレしてないつもりですが……
正直、このリメイク版はあまり期待してなかったんです。
リスベットはスウェーデン版のノオミのイメージが強すぎて、
ルーニー・マーラのキャスティングには「はあ?」と思っていたものだから……
でも、期待以上でした。
ベストセラーの映画化って、得てしてガッカリじゃないですか。
でも、これはスウェーデン版より原作に忠実に丁寧に描かれていた。
さすがデヴィッド・フィンチャーってところでしょうか。
ダニエル・クレイグも、カッコよすぎなく、悪すぎなく
いいあんばいにミカエルを演じてた。
問題のリスベット<ルーニー・マーラですが……
頑張ったんじゃないでしょうか。
ソーシャル・ネットワークのあの娘と同一人物とは思えない
体当たり演技でしたよ。
ノオミ・パラスにはない、あどけなさみたいなものがたまに垣間見えて
私は好感もてた。
ミカエルと男女の関係になるのも、
ノオミの場合、わたし若干、違和感あったもので
ルーニー・マーラのそういう場面は、若いぶんキレイで良かった。
さて、肝心のストーリーですが、
ラストのハ○エ○トの登場が、原作やオリジナル版と違って
ややビックリでしたが、それ以外はほぼ原作に忠実。
ハリウッド映画らしい盛り上げもあって、
長い尺だけど退屈せずに観られました。
続編があるなら、とても楽しみ。
もう一度、クレイグとマーラのコンビで見てみたいです。