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Channel: Saphiraの海外ドラマ中毒
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ハウス・オブ・カード:野望の階段シーズン1視聴終了

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遅まきながら新年あけましておめでとうございます。
今年も海外ドラマ見まくり、
気になったものを少しずつ紹介していこうと思いますので
よろしくお願い申し上げます。

新春第一発目はハウス・オブ・カード。
シーズン1の13話見終わりました。
デヴィッド・フィンチャーとケヴィン・スペイシー、
ハリウッドの大物二人がタッグを組んだ何とも贅沢なこのドラマ。

アメリカではストリーミング動画配信業者のネットフリックスが
13話一挙に配信したということで話題になりました。
こりゃあ確かに中毒性マックス




 ネタバレご注意ください。

 

4つの政権を見てきたベテラン下院議員フランクは、自分が応援する大統領候補ウォーカーが当選すれば自分もホワイトハウス入りし、国務長官になれるという約束を信じてきた。ウォーカーは当選するが、フランクのホワイトハウス入りはバスケス首席補佐官に反故にされてしまう。“この屈辱を忘れるな。” 復讐に燃えるフランクは、ホワイトハウスを揺さぶろうと決意し、静かに、そして慎重に、陰謀を実行に移していく。権力の強さと恐ろしさ、そして政界の表も裏も知るフランクは、したたかに状況を意のままに操る。
                              【ソニーピクチャーズ公式サイトより抜粋】
 
車に轢かれた瀕死の犬を「もう助からん」と言って、
飼い主に内緒でとどめをさしてしまう冒頭のシーンにまず戦慄しました。
無益なものなどいらない、
不快に耐え、やるべきことをやる人間こそが必要なのだ――と、
フランク・アンダーウッドがやがて一線を越えることの予兆ともいえるシーンです。

アメリカ政界に関しては上院下院の違いもよくわからない私ですが、
そのドロドロとした駆け引き、足の引っ張り合いや裏切りの図式は
剣や弓はなくともGOTなどに通じるところもあるなと勝手に解釈。
フランクは復讐心と野心に導かれて闘う策士。
人の弱みを握り、恩を売り、情報を操作し、
利用できる者は骨の髄までしゃぶりつくす!
彼の標的になったら最後、命(政治生命)はありません。

主人公が決して好ましい人間じゃないってところが、
ブレイキングバッドと似てるかも。
私の場合、ウォルターが中盤どんどん嫌いになっていったクチだから、
このドラマでも、気がつくと、フランクの標的にされた人たちに同情しちゃってる。
完全に判官びいきです。



そういう意味では、妻のクレア(ロビン・ライト)も夫と同類。

フランクの行動的な妻クレアは、NPO法人「クリーンウォーター(CWI)」で代表を務める。しかし、フランクがホワイトハウス入りできなかったため、巨大な天然ガス産業「サンコープ産業」からの寄付を得られなくなり、リストラを決行せざるをえない。そんなクレアもまた、夫フランクと同様、目的のために手段を選ばない一面があった。
 
裏切られたフランクがたった一度だけ弱さを見せたシーンで、
妻クレアは慰めの言葉など一切かけず、
なんで裏切られることを予測できなかったのか?と問いつめるんです。
ちゃんと怒りを表わしなさい!
誰に対しても謝るな!と叱咤激励
まあキョーレツな奥さんですよ~。

ロビン・ライトはどちらかというとソフトなイメージだったけど、
ショートへアのシャープな雰囲気がとてもキマってます。

 

昔の恋人に束の間心を戻しかけ、
「自分は長く愛せる相手を選んだ」といって別れるところが印象的でした。
刹那の愛に溺れるのではなく、
自分の人生に何がプラスかを考えて冷静にフランクを選んだってこと。
計算……ですよね。

この二人に絡むのが若きジャーナリストのゾーイ(ケイト・マーラ)。

 

大手の新聞「ワシントン・ヘラルド」紙の若く野心的な女性記者ゾーイは特ダネをつかもうと、色じかけも辞さない覚悟でフランクに接近。フランクは、バスケスが100日以内に議会で可決させると決めた教育改革法案に関する極秘情報をゾーイにリークする。その後もフランクとゾーイは協力を続けるが、いつしか肉体も結ばれていく。一方、なぜかスクープを連発するゾーイを、上司や同僚は警戒するようになる。

最初出てきたときは華奢な少女のように見えたけど、
したたかでクソ度胸がある。
持ちつ持たれつのいい関係を保ってたフランクに疑いを抱き、
終盤はその疑惑を追い求める側に変わる。
真実に近づいていくゾーイを私はひそかに応援してるんだけど……。



ピーター・ルッソ(コーリー・ストール)は、フランクに弱みを握られ、
いいように利用されたダメダメ議員ですが……

フランクは、飲酒運転で逮捕された下院議員ルッソを警察に圧力をかけて釈放させる。ルッソはフランクに忠誠を誓い、彼の持ち駒になっていく。同じ頃、マシューズ副大統領がホワイトハウス入りしたため、ペンシルベニア州知事の席が空く。フランクはルッソを立候補させるが、飲酒・ドラッグ・買春と問題が多いルッソは選挙戦を戦えるのか。


 

このコーリー・ストールって俳優さん、薄毛だけど40前なんですね。
ホームランド4で演じたサンディも訳ありの役で、
ノーマルハートでも主役に疎まれる役。
なんかイマイチの役ばかりと思ったけど、LAWℴLAで
刑事役やってたんですね~。
ちょっと見てみたくなった。
若いころのグリーン先生を彷彿させる薄毛のイケメンですよ。

あと、私がすごく気になるのはフランクの側近ダグ・スタンパーです。

 

フランクの忠実な部下であることは間違いないんだけど、
この人、フランクのこと好きか?って考えると疑問に感じる。
ボスのために汚い仕事もするけど
根っからの悪人かどうかわからない。
今後も一線を越えるような局面があれば、
ひょっとしたら良心の呵責に耐えられなくなるのではないかと、そんな展開も期待。
でもな~、やっぱり出世のこともあるし、
ともに地獄までってことなのかな~?


さてさて、政界の影の実力者レイモンド・タスクと堂々渡りあい、
ついに念願の地位を手に入れたフランク……
予告編を見ると、シーズン2はますます面白そうなので、
huluの配信待てるかどうか自信ない。
レンタルに足が向いてしまいそうです。



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