NHK BS2で25日からシーズン2が始まるので
録りためていたシーズン1を視聴しました。
ネタバレありご注意ください。
おとぎ話の世界とは遠くかけはなれてしまった私には
ちょっとムリなのかな~と疑心暗鬼で見始めたこのドラマ、
ちょっとちょっと、面白いじゃないですか
心がけがれてしまった(?)オトナでも十分楽しめるドラマでしたよ。
舞台は、現代のメイン州の小さな町ストーリーブルックと
皆の知っている色々なおとぎ話という二つの世界。
ストーリーブルックの住民は、呪いによって自分たちの素性を
忘れてしまっているおとぎ話の登場人物。
白雪姫も王子様も、シンデレラも赤ずきんもジミニー・クリケットも
あらゆる登場人物がちがう名前で現代人として生きている。
その理由は、
悪い女王がルンペルシュテルツキンから伝授された呪いの魔法で
白雪姫たちを魔法もハッピーエンドもない恐ろしい世界、
つまり現代世界へ転送してしまったからなのです。
住人たちは時間の流れから隔離され、
その町から決して出ることはできない。
そしてその呪いを解ける唯一の救世主が
ドラマの主人公エマ・スワン(ジェニファー・モリソン)。
エマが手放した息子ヘンリーに会いに
ストーリーブルックの町を訪れたところから話は始まります。
本を読んで呪いの事実を知っているヘンリーは
必死でエマにそれを伝えようとするけど、
エマを始め大人たちは子供の妄想として取り合わない。
唯一、呪いのことを知っているのは、かかわった張本人の
悪い女王(レジーナ)とルンペルシュテルツキン(Mr,ゴールド)
――のちに事情を知ってる登場人物が数人出てきますが――
第一シーズンはエマ、レジーナ、ヘンリーの関係と、
白雪姫、チャーミング王子の物語を中心に
各エピで特定のキャラクターに焦点をあてながら、
現実世界とおとぎ話の世界が交互に描かれていく。
この構成がじつにうまいと思いました。
最終話まで見てみると、ほう~、第一話の始まりは
ここへつながっていたのか、とポンと膝を打ちたくなる。
決して行き当たりばったりで次々とキャラを登場させてるんじゃなく、
シーズン全体を大きな一つのストーリーとして作りあげてたんだと
最後までみて気づかされました(遅っ)
S1のラスト。
ヘンリーはエマに呪いを信じてもらうために
みずからレジーナの作った毒入りアップルパイを食べて倒れ、
エマのキスで生き返る。(こう書くと子供じみて聞こえるけど感動の場面!)
同時に女王の呪いが解け、
ストーリーブルックの住民たちがすべてを思い出すのです。
いっぽう別の場所で、ルンペルは魔法の薬を井戸に入れ、
ストーリーブルックの町に魔法を呼びもどしているのでした。
住民たちが記憶を取り戻したことで身の危険を感じていたレジーナですが、
魔法が町に戻ってくるのを見てニヤッと笑う……という場面で終わり。
――――
ちなみに、ルンペルシュテルツキンって舌を噛みそうなキャラクター名、
私はこのドラマで初めて知ったんだけどグリム童話に出てくるんですね。
物語をよく知ってる人ならいろんな仕掛けに気づけて
もっとわくわくできるのだろうな~と思います。
あと、駆け足で観たので、見落としている重要ポイントが沢山ありそう。
一点だけ、ちょっと興ざめに思えるのが吹き替えでの呼び名。
白雪姫って英語ならスノウで、じゅうぶん名前っぽいんだけど、
日本語の呼び名は「しらゆき」
白雪!って呼ぶのがどうも可笑しくて……。
でも、しょうがないもんね~
翻訳スタッフの苦労がしのばれます。
さあ、25日からのシーズン2、どんな展開になるのか楽しみです。
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録りためていたシーズン1を視聴しました。
ネタバレありご注意ください。
おとぎ話の世界とは遠くかけはなれてしまった私には
ちょっとムリなのかな~と疑心暗鬼で見始めたこのドラマ、
ちょっとちょっと、面白いじゃないですか
心がけがれてしまった(?)オトナでも十分楽しめるドラマでしたよ。
舞台は、現代のメイン州の小さな町ストーリーブルックと
皆の知っている色々なおとぎ話という二つの世界。
ストーリーブルックの住民は、呪いによって自分たちの素性を
忘れてしまっているおとぎ話の登場人物。
白雪姫も王子様も、シンデレラも赤ずきんもジミニー・クリケットも
あらゆる登場人物がちがう名前で現代人として生きている。
その理由は、
悪い女王がルンペルシュテルツキンから伝授された呪いの魔法で
白雪姫たちを魔法もハッピーエンドもない恐ろしい世界、
つまり現代世界へ転送してしまったからなのです。
住人たちは時間の流れから隔離され、
その町から決して出ることはできない。
そしてその呪いを解ける唯一の救世主が
ドラマの主人公エマ・スワン(ジェニファー・モリソン)。
エマが手放した息子ヘンリーに会いに
ストーリーブルックの町を訪れたところから話は始まります。
本を読んで呪いの事実を知っているヘンリーは
必死でエマにそれを伝えようとするけど、
エマを始め大人たちは子供の妄想として取り合わない。
唯一、呪いのことを知っているのは、かかわった張本人の
悪い女王(レジーナ)とルンペルシュテルツキン(Mr,ゴールド)
――のちに事情を知ってる登場人物が数人出てきますが――
第一シーズンはエマ、レジーナ、ヘンリーの関係と、
白雪姫、チャーミング王子の物語を中心に
各エピで特定のキャラクターに焦点をあてながら、
現実世界とおとぎ話の世界が交互に描かれていく。
この構成がじつにうまいと思いました。
最終話まで見てみると、ほう~、第一話の始まりは
ここへつながっていたのか、とポンと膝を打ちたくなる。
決して行き当たりばったりで次々とキャラを登場させてるんじゃなく、
シーズン全体を大きな一つのストーリーとして作りあげてたんだと
最後までみて気づかされました(遅っ)
S1のラスト。
ヘンリーはエマに呪いを信じてもらうために
みずからレジーナの作った毒入りアップルパイを食べて倒れ、
エマのキスで生き返る。(こう書くと子供じみて聞こえるけど感動の場面!)
同時に女王の呪いが解け、
ストーリーブルックの住民たちがすべてを思い出すのです。
いっぽう別の場所で、ルンペルは魔法の薬を井戸に入れ、
ストーリーブルックの町に魔法を呼びもどしているのでした。
住民たちが記憶を取り戻したことで身の危険を感じていたレジーナですが、
魔法が町に戻ってくるのを見てニヤッと笑う……という場面で終わり。
――――
ちなみに、ルンペルシュテルツキンって舌を噛みそうなキャラクター名、
私はこのドラマで初めて知ったんだけどグリム童話に出てくるんですね。
物語をよく知ってる人ならいろんな仕掛けに気づけて
もっとわくわくできるのだろうな~と思います。
あと、駆け足で観たので、見落としている重要ポイントが沢山ありそう。
一点だけ、ちょっと興ざめに思えるのが吹き替えでの呼び名。
白雪姫って英語ならスノウで、じゅうぶん名前っぽいんだけど、
日本語の呼び名は「しらゆき」
白雪!って呼ぶのがどうも可笑しくて……。
でも、しょうがないもんね~
翻訳スタッフの苦労がしのばれます。
さあ、25日からのシーズン2、どんな展開になるのか楽しみです。
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