細々と海外ドラマLOVEのブログを初めて4年半ほど経ちますが、
考えてみると、継続中のドラマの俳優の訃報を伝えるのは
私としても初めての経験です。
情報化社会の性というのでしょうか、
コリーのことを調べようとすると、
WikiでもIMDbでも、すでに1982‐2013(享年31)となっているのが
悲しすぎます。
私がコリー・モンテースを初めて見たのは
カイルXYでした。
主人公の恋のライバルというか、ちょっと悪めのヤな奴の役だけど
背が高くてかっこよくて光ってて、ちょっと気になる存在でした。
そんな脇役だった彼が、GLEEに出てきて
ええええっ! あの彼、歌えるんだ 踊れるんだ ドラム叩けるんだ
。
すごいな~、長身でイケメンで歌うまくて、踊れて、
言うことなしじゃないですか!
しかもGLEEは世界中でメガ級のヒットを飛ばして、
どんな有名な俳優やアーティストも出演したい!と言わしめる素晴らしいドラマとなりました。
私生活でもGleeのヒロイン、リア・ミシェルと順調な交際を続けていたコーリー。
じつはティーンエイジャーのころからドラッグ中毒だったとか。
アメリカの若者がドラッグに走る事情はさまざまでしょうが、
コリーがそうなった理由はわかりません。
家庭が悪かったのか、本人の否なのか。
まだ正式な発表がないので、ドラッグと断言するわけにはいきませんが、
もしそうなのなら、私は悔しいし、怒りたい。
才能にあふれ、
前途に素晴らしい道が開けているはずのたった31歳の若者が
なぜそんな最期を遂げねばならなかったのか。
残念で残念でなりません。
ネタバレになるかもしれませんが、
GLEEのシーズン5では、
教職を取ったフィンが、マッキンリー高校に戻って教師となって
Glee部を指導することに関わったのではないかと、
私はそんなストーリーを想像してワクワクしていました。
だから本当に残念でたまらない。
でも、あとは……
リア・ミッシェルをはじめ、
グリーキャストの皆さんの心の傷が早く癒え、
素晴らしいシーズン5を作ってくることを祈るしかありません。
最後に、
数々のフィンのパフォーマンスのなかで、
すごく印象に残っているものを紹介して、
コリー・モンテースの追悼といたします。
素晴らしいパフォーマンスでした。
このジャーニーのDon't stop blievinは、晴れの第1シーズン、第1話で放映されたもの。
えええっ、この子たち、すごいじゃん!!!と全米を驚かせた一曲でした。
そしてシーズン4で、
リア・ミシェル演じるレイチェルがブロードウェーミュージカルのオーディションを受ける時、
フィンに「君が一番輝ける歌をうたえばいい」と言われて歌った曲でもあります。
そしてもう一つ、
カートとフィンのお母さんお父さんの結婚式のときにフィンが歌った歌。
ブルーノ・マーズのJUST The Way You Are
フィンが歌ってるときのカートの優しい顔が印象的な
素敵なエピソードでした。
そして昨日
コリーの訃報を知ってから見たシーズン4最終話で
レイチェルがオーディションの最終選考で
涙流しながら歌ったセリーヌ・ディオンの
トゥ・ラヴ・ユー・モア。
I've been waiting for you
ずっとあなたを待っていたのよ……。
まるでコリーの死を知ったリアが歌っているように見えて
すごくリアルで悲しかった。
心よりご冥福をお祈りします。