ケヴィン・ベーコンがドラマ初主演ということで話題になった
ザ・フォロイングの本放送が日本でもいよいよ始まりました。
FBI捜査官と前代未聞の凶悪連続殺人犯が主演という
ちょっと不思議な設定。
ケヴィン・ベーコンのとなりがカリスマ的殺人犯ジョー・キャロル役の
ジェームズ・ピュアフォイ。
集合フォトに捜査班と犯人グループが一緒に写っちゃってるという
珍しい番宣です。
一話めのネタバレにご注意ください。
エドガー・アラン・ポーに心酔する猟奇的なシリアルキラー、キャロルは
女子大生14人を殺して投獄されている。
8年前、その逮捕に関わったのがFBI捜査官
ライアン・ハーディ(ケヴィン・ベーコン)だった。
その事件で心にも体にも傷を負い、FBIをやめて荒んだ生活を送っている。
しかし8年後の今、キャロルが自分の殺人を完結させるために脱獄。
ライアンはキャロルに精通するコンサルタントとして
現場に呼び戻される。
そして悪夢が再び……。
結局#1の最後でキャロルは8年前に失敗した殺人をやり遂げて
満足して刑務所に戻るのですが、
2話目以降は、異常な数に及ぶ彼の信奉者(フォロワー)たちによる
猟奇殺人が繰り返されていくもよう。
キャロルの命令一つで自殺や誘拐、殺人を簡単に行なってしまう
フォロワーたち。
凶悪な殺人鬼と知りながら、なぜ彼らはそこまで洗脳されてしまうのか?
悪の組織が金や権力など利害関係をともなって犯罪をおかしていく
従来のサスペンス物と違って、
闘う相手はマインドコントロールされたカルト集団。
善人の仮面をかぶって普通に暮らしている人たちが、
じつはキャロルのフォロワーだったという怖さと衝撃が、
このドラマの面白さの一つでもあるみたい。
1シーズンは15話で、全米視聴率は好調だったようで、
すでに第2シーズンの放送が決まっています。
1話完結物ではないようなので、これから毎週クリフハンガー的な「次回に続く……」で
やきもきさせられそう。