デクスター、シーズン7の12話、終わっちゃいました。
ネタバレ注意。
前シーズンの終わりでデボラに殺人現場を見られてしまったデクスター。
今シーズンは妹であり殺人課の警部補であるデボラが
兄の究極の秘密とどうやって折り合いをつけるかが序盤の見どころでした。
そういう意味では、今までのシーズンとは全くおもむきの違うシーズン。
そしてもう一つの見どころは、ハンナ・マッケイ(CHUCKのサラ役イヴォンヌ・ストラフスキー)
と同じ心の闇をもつ者同士、共感しあい、恋に落ちるところ。
一時はハンナを殺すつもりでいたのに、その処刑台でラブシーン。
デクスターはハンナの魅力にどんどんハマってゆきます。
そして、いっぽうでは
ハンナを殺人犯として投獄したいデボラ。
そんなデボラを脅威に感じたハンナは、デボラを殺そうとクスリを仕込むが失敗。
でも、それがデクスターにバレ、
デクスターはデボラを守るために、
隠滅していた殺人の証拠を提出。
ハンナを刑務所送りにします。
そして、
元恋人だったドークスの汚名をそそぐべく
本物の切り裂きジャックを捜し出そうと、執念を燃やすラゲルタ警部。
(ラゲルタさん、今シーズンはいったいどうしちゃったの?ってぐらい
ドークスのために頑張ってる)
ラゲルタの単独捜査は、じわじわとデクスターに迫り……
ついにはデボラの関与を証明するガソリンスタンドの監視ビデオまで入手。
自分ばかりか、大事な妹までが窮地に追いつめられ、
デクスターは初めて「衝動を満たすため」ではなく、
自分のルールに反して、「保身のために」殺人を犯すことを決意。
そしてラストシーン。
ラゲルタに注射を打って眠らせた現場に、
デクスターの決意を察知したデボラが拳銃を構えて飛び込んでくる。
目覚めたラゲルタがデボラに「デクスターを撃ちなさい!」と訴え、
デクスターは「いいんだよ、俺を撃って終わらせろ」と言う。
ところが、
デボラの発砲した弾はラゲルタの胸に――
――――――
もうデクスター、めちゃボロです。
常軌を逸しているとはいえ、
今までは、それなりに秩序を保ったなかで、自分の欲求を満たしていた。
でも、最終シーズンとなる来シーズンに向かって、
どんどん壊れていくデクスター。
ついに罪のない人まで殺してしまう決心を。
そして、そんなデクスターのせいで、
清廉潔白、正義感バリバリの刑事デボラまでダークサイドに堕ちてしまうハメに。。。
ハンナ・マッケイはマンマと脱獄したから、
どうやら来シーズンも出てくる模様。
来シーズン、
デボラは間違いなくボロボロに落ち込み、
そんな自分にしたデクスターを憎むことになるはず。
このハチャメチャドラマ、最後はどこに着地するのか
予測がつきません
楽しみ